大阪市文の里教室ブログ

08月 09, 2022

講師ブログ「夏休みの勉強の進め方」 アップ学習会 文の里教室

こんにちは.アップ学習会文の里教室です.

夏休みも中盤に差し掛かり,授業同士の間の休み時間などに生徒たちと話していると,友達や家族と出かけたり,家でゲームをしたり,朝をゆっくり過ごしたり,普段ではできないようなことをして夏休みを満喫している様子を聞くことができて,私もほっこりした気分になります.

さて,今しかできない遊びを充実させることは人生に厚みを持たせるうえでこの上なく重要ですが,勉強の方にもある程度は力を入れてほしいなぁと思います.学校の授業が止まり自由に使える時間が大幅に増えた夏休みは自分の苦手な科目・分野を復習しやすい時期となっています.そんなわけで今日は主に中学生に向けて夏休みの勉強の進め方を紹介したいと思います.

といっても何か特別なことをしなければならないわけではありません.私がお勧めしたいのは,学校の宿題を“きちんと”やることです.この“きちんと”というのがポイントです.

学校の宿題を早く終わらせていっぱい遊びたい気持ちは早くわかりますし,早く終わらせるのが偉く見えてしまうのは分かりますが,学校の宿題というのはかなり貴重な教材です.そんな貴重品をさっさと終わらせることを目的に適当に終わらせてしまうなんてもったいない!しっかり集中して着実に提出日の1週間前くらいまでに終わるよう量を日割りにして,ゆっくり復習を進めていくことで.1学期や前年度の学習内容をしっかりと定着させていきましょう.

また,夏休みの宿題くらいは簡単に終わってしまい,自分で勉強を進めたいけど何をしたらよいのか困っている意欲的な人は,国語・英語・数学をやりましょう.というのもこれらの3科目はいわゆる積み上げ型の科目だからです.

具体的には,国語は読解問題に取り組みましょう.気が進まないなら好きな本を読むでもいいです.とにかくキチンと書かれた文章に触れましょう.英語は単語と文法を知っていきましょう.最後にものをいうのは単語力と文法力です.単語と文法はスポーツでいう素振りのようなもので,読解問題は試合のイメージだと思ってもらえると分かりやすいかなと思います.もちろん単語と文法に飽きてきたら気分転換に読解問題をやるのもよいと思います.最後に数学ですが,自分の実力に合わせた問題で演習量を増やしましょう.このとき分からないことは先生に聞くことがほかの科目に比べてより重要です.そうやって,数学のできる人の考え方を少しずつ身に着けつつも,演習量による経験則と感を身に着けていくのがよいと思います.

最後に理科と社会ですが,これらは受験が本格的になってから根性で詰め込むことはできなくはないですが,この方法は非常にしんどいです.できれば1年2年のうちから,習ったことは覚えている状態にしておきたいです.といってもやることは日々の隙間の暇な時間に教科書やノートをパラパラめくって,ぼーっと眺める.そして時折問題集を進める.そんな感じで大丈夫です.言葉や知識を身に着けていく,いわゆる暗記科目は触れる回数を増やしましょう.

では,遊びも勉強も充実した夏にしてきましょう.

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