奈良県公立高校入試制度|アップ学習会|大和八木教室
こんにちは。アップ学習会大和八木教室です。
前回内申点についてのお話しをしました。
この内申点が必要になる奈良県の公立高校入試の制度について今回は具体的にお話ししようと思います。
奈良県の公立高校入試には①特色選抜 ②一般選抜の2種類あります。
どちらの入試方法で受験しても必要なものが「学力検査(テスト)」と「調査書(内申点)」です。
「学力検査」は特色選抜と一般選抜で違いがあり、「調査書」に大きな違いはありません。
また特色選抜では各学校が指定した検査を学力テストの他に受ける必要があります。
受け入れる数も特色選抜の方が少なく、倍率が上がります。
では詳しくお話ししていきます。
①特色選抜
願書出願 令和2年(2020年)2月13日(木)、14日(金)
学力検査+追加検査 令和2年(2020年)2月20日(木)、21日(金)
合格発表 令和2年(2020年)2月27日(木)
検査の内容[3種類]
1.学力検査
2.追加検査
3.調査書(内申点)
1.学力検査:必ず実施
→英語・数学・国語の3教科(各40点満点、合計120点満点)を各教科30分で実施
高校によっては各教科の加重配点※の場合アリ
※加重配点・・・各学校が選んだ教科を重視し、40点満点よりも多く配点すること
2.追加検査:学力検査に加えて高校が選択して実施
→各学校が以下の3種類の検査の中から1つ以上選択して実施
□学校独自検査・・・各学校が独自に作成している問題、口頭試問、作文や小論文など
□面接・・・個人または集団面接、出願時に提出する自己アピール文を資料
志望動機や将来の希望、高校生活への意欲・抱負などを問われる
□実技検査・・・体育または芸術に関する学科・コースでの実技
3.調査書(内申点)
→各教科15点満点、9教科合計135点満点が持ち点
各高校が重視する教科に加重配点がされる場合もあり
また体育に関する学科では「特技に関する記録[体育]※」が加算される
※体育に関する活動成果を客観的な資料として点数化したもの
上記3つの成績及び調査書のその他記載事項を踏まえて総合的に判定される
※特色選抜での合格は、必ず入学するものとされている※
②一般選抜
願書出願 令和2年(2020年)3月4日(水)、5日(木)
学力検査+追加検査 令和2年(2020年)3月11日(水)
合格発表 令和2年(2020年)3月17日(火)
検査の内容[2種類]
1.学力検査
2.調査書(内申点)
1.学力検査:必ず実施
→英語・数学・国語・理科・社会の5教科(各50点満点、合計250点満点)を各教科50分で実施
高校によっては合計点の加重配点の場合アリ
2.調査書(内申点)
→各教科15点満点、9教科合計135点満点が持ち点
各高校が重視する教科に加重配点がされる場合もあり
上記の成績及び調査書のその他記載事項を踏まえて総合的に判断される
◇定時制及び特色選抜で合格者数が募集定員に達しなかった学科について◇
英語・数学・国語の3教科(各50点満点、合計150点満点)の学力検査を実施、加えて面接または実技検査を実施する
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は特色選抜と一般選抜の概要についての内容でしたが、各教科の学習方法や内申点の取り方、また各学校別の問題はの対策などが実際には大切になってきます。
教室では無料でご相談会を実施しています。
今の成績で行ける高校はどこか、志望校のためにこれからどれくらい成績を上げなければいけないのか、実際にどのように学習していけばいいか・・・
ご予約お受けいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
奈良県高校入試の内申点|アップ学習会|大和八木教室
こんにちは!アップ学習会大和八木教室です。
今回はタイトルにあるように高校入試に必要な内申点についてお話しようと思います。
①内申点って?
②内申点の計算方法
③内申点の取り方
①内申点って?
まず内申点とは、成績表の点数のことです!
毎学期の終わりに返却されている通知表の5段階評価です。
奈良県では9教科(英語・数学・国語・理科・社会・音楽・技術家庭・体育・美術)必要です。
点数は各教科5段階評価×3、9教科合計135点満点です。
②内申点の計算方法
135点満点の内訳は以下の通りです。
2年生の3学期(45点)+3年生の1学期(45点)+3年生の2学期(45点)=135点
各学期の計算:各教科5点×9教科=45点
実際に数字を入れて計算してみましょう!
例えば通知表がすべて3だった場合、
3×9教科=27 ⇒ 27×3=81
つまり持ち点である内申点は81点になります。
今はまだ2年の3学期と3年の1学期の点数しか持っていません。
2学期の頑張り次第では持ち点が増えます!1点でも多く持っておく方が良いです。
テストの点数が良くても内申点が低ければ学校の先生が受験校の変更を指定してくる場合があります。
内申点が多いと選べる高校が増えるのです。
③内申点の取り方
内申点を多く持っておきたい!とは言うものの通知表の評価は何が基準で決められているか知っていますか?
何を頑張れば評価が上がるのでしょうか?
答えは授業態度、テストの点数、提出物の3点です。
◇授業態度
→授業中、先生の話をしっかり聞き、積極的に授業参加する
忘れ物をしないことや小テストの点数も評価に含まれる
◇テストの点数
→定期テスト(中間・期末)、場合によっては学力テストの点数
◇提出物
→テスト前の課題、宿題、授業中のプリントやノート提出
一番大事なのはテストの点数です。
ただしテストで平均90点取っていても、授業を真面目に受けていなかったり、提出物が出ていないと5はつきません。また副教科は5教科に比べてテストが少ないため、授業態度(実技)や提出物が足りていないと評価が下がりやすくなります。
テストの点数だけでなく、普段から授業態度・提出物を意識する必要があります。
3年生だけの話ではありません。
普段出来ていないことを急にやるのはとても難しいことです。
1年生、2年生も自分のことだと思って取り組んでいきましょう。