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「インフレ」と「デフレ」 | アップ学習会 | 松原教室
こんにちは!松原教室です!
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
本日、4月18日は何の日だろうと調べてみると、4月18日は「ジンバブエの独立記念日」だそうです!
ジンバブエという国は、アフリカの南部にある共和国です。南アフリカ共和国やザンビアなどと接しています。
この国では、かつて「ハイパーインフレーション」という現象が起こりました。
「ハイパーインフレーション」とは、非常に高く急速にインフレーションが進むことです。
そもそも「インフレーション」とは、「物価が上昇すること(=物の値段・価値が高くなること)→つまり、貨幣(お金)の価値が下がること」です。
逆に、「物価が下降すること(=物の値段・価値が低くなること)→つまり、貨幣(お金)の価値が上がること」を「デフレーション」といいます。
政策の失敗や干ばつなどの自然要因も重なって、物不足に陥ったジンバブエ。
急激に物価が上昇し、2008年にはインフレ率(去年と比べてどのくらい物価が上がったか)は2億%を超えました。
その結果、卵2つの値段が1000億ジンバブエ・ドルになったそうです。
それに対応するために、すごい桁のお金が生まれました。100000000000000ジンバブエ・ドル(10兆)のお札なんかも作られました。
ちなみに、ジンバブエと同様の現象は、第一次世界大戦のドイツでも起こっています。
戦争で負けて、巨額の賠償金の支払いが課されたことなどが原因です。歴史の教科書にも、インフレで価値がほとんどなくなった札束で遊ぶ子どもの写真が載っています。
札束を抱えて、買い物に行くなんて現代の日本では到底考えられませんよね。
ちなみに、中学生・高校生のみなさんは「インフレーション」と「デフレーション」はどういったことか説明できるようになっておきましょうね!
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