羽曳野市古市教室ブログ


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08月 04, 2020

大阪府の公立高校入試と内申点について|アップ学習会|古市教室

 

こんにちは。

日本最古の八幡宮である誉田八幡宮の近くで古墳に囲まれた、アップ学習会古市教室です★

 

 

今回は中3に向けて大阪府の公立高校入試と内申点についてお話しします。
 
 
(1~4の番号をクリックするとその内容に直接飛びます♪)  
1.大阪府の公立高校の入試の種類
2.内申点とは?
3.当日の入試について
4.高校別の判定比率

   
 

【大阪府の公立高校の入試の種類】

大阪府の公立高校の入試には2種類あります。

 

1.特別選抜

対象      :全日制の課程専門学科(美術科、体育に関する学科など)や総合学科(エンパワメントスクール)

合否判定:内申点、学力検査点、実技検査の成績及び自己申告書

検査内容:学力検査5教科(英数国はA・B問題に分かれ、各高校が選択)

実技検査は各高校が定める

総合学科(エンパワメントスクール)は面接を実施

 

2.一般選抜

対象      :全日制の課程普通科、文理学科や理数科、工業や農業に関する学科など多くの学科

合否判定:内申点、学力検査の成績及び自己申告書

検査内容:学力検査5教科(英数国はA・B・C問題に分かれ、各高校が選択)

内申点と学力検査点には5パターンの比率があり、各高校が選択する

 

 

【内申点とは?】

簡単に言うと「通知表の点数」のことです。

大阪府の公立高校入試の場合の内申点は3年間すべて入ります

英・数・国・理・社の5教科に加えて技家・音・体・美、あわせて9教科です。

各学年の3学期末にもらう通知表が基準になります。

 

3年生も内申点としては3学期に決まりますが、2学期末の懇談で途中経過として点数を教えてもらえることが多いです。

 

大阪府の公立高校入試の内申点は5段階で記載されます。

1年:2年:3年=1:1:3

これが各学年の内申点の比率です。中3が重視されています。

 

《特別選抜の場合》

1年:45点満点(5段階評価×9教科)

2年:45点満点(5段階評価×9教科)

3年:45点満点(5段階評価×9教科×3倍

 

合計:225点満点

 

《一般選抜の場合》

1年:90点満点(5段階評価×9教科×2倍

2年:90点満点(5段階評価×9教科×2倍

3年:270点満点(5段階評価×9教科×6倍

 

合計:450点満点

 

 

ちなみに、この内申点はどうやって評価されているか知っていますか?

 

主に授業態度・提出物・テストの点数の3点です。

 

普段の授業態度が悪ければ、ほかの2点が出来ていても5は取れません。

またテストの点数が伸び悩んでいても提出物をきっちり取り組んで出していれば評価は上がります。

 

中3生のみなさん、まだ挽回のチャンスはあります。

短い夏休みではありますが、気持ちを入れ替えて取り組めばきっと変わります!

 

 

【当日の入試について】

《特別選抜の場合》

■配点

5教科(英数国理社)×45点

合計:225点満点

■検査時間

数学・国語:A・B問題ともに40分

英語   :A・B問題ともに55分(筆記40分+リスニング15分)

理科・社会:40分

 

《一般選抜の場合》

■配点

5教科(英数国理社)×90点

合計:450点満点

■検査時間

国語   :A・B・C問題ともに50分

数学   :A・B問題は50分、C問題は60分

英語   :A・B・C問題ともに55分

(A・Bは筆記40分+リスニング15分、Cは筆記30分+リスニング25分)

理科・社会:40分

 

 

【高校別の判定比率】

特別選抜・一般選抜のどちらにも言えることですが、当日の入試点数内申点の合計点で合格の判断をされます。

ただし各高校があらかじめ当日の点数:内申点の判定比率を決めており、その比率により合否判定のための総合計点数を出しています。

 

《特別選抜の場合》

タイプ 比率 学力検査にかける倍率 内申点にかける倍率
7:3 1.4倍(315点) 0.6倍(135点)
6:4 1.2倍(270点) 0.8倍(180点)
5:5 1.0倍(225点) 1.0倍(225点)
4:6 0.8倍(180点) 1.2倍(270点)
3:7 0.6倍(135点) 1.4倍(315点)

 

《一般選抜の場合》

タイプ 比率 学力検査にかける倍率 内申点にかける倍率
7:3 1.4倍(630点) 0.6倍(270点)
6:4 1.2倍(540点) 0.8倍(360点)
5:5 1.0倍(450点) 1.0倍(450点)
4:6 0.8倍(360点) 1.2倍(540点)
3:7 0.6倍(270点) 1.4倍(630点)

 

 

 

比率は学校によって決められているため、実力重視の学校と内申点重視の学校に分かれます。

ただし、実力重視だからと言って内申点が必要ないわけではありません。

 

内申点を1点でも多く持っていれば、それだけ当日の点数に幅が持たせられます!!

 

 

 

アップ学習会古市教室では中3たちがすでに入試の練習を行い、秋以降に実践的な演習も予定しています。

もちろん内申点アップへの定期テスト対策も行っております。

 

内申点対策も入試の練習も今ならまだ間に合います!

しっかり備えていきましょう!

 

 

 

 

 

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