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09月 01, 2016

漢字を暗記するためには… 意味と一緒に覚えましょう!|伊丹教室|アップ学習会

 

こんにちは。

長い夏休みが終わり、というとう新学期ですね。

課題テストはどうでしたか?

「宿題で練習した問題が出たよ!」

という声が聞けることを楽しみにしているところです。

 

さて、今回は「漢字」についてです。

得意だよ!という話もよく聞きますが、逆に「漢字が嫌いなんです。」という人も、結構多いのではないでしょうか?

 

たしかに、漢字の練習は単調で、得意な人もいますが、面倒だと思う人も多いです。

けれど、漢字とはよくできたもので、すべての文字には必ず意味があるのです。

意味と一緒に覚えていく癖をつければ、いつの間にか漢字を暗記するコツのような感覚を掴むことができます。

漢字と意味は、切っても切り離せない仲なのです。

 

まずは漢字に意味があることを感じてもらうために、この記事ではいくつかの漢字を紹介していきましょう!

ただの漢字ではなく、特殊な読み方をする「名字」を取り上げてみました!

 

 

「一」

これで「はじめ」と読む名字の方もいらっしゃいますが、実はこの一字で「にのまえ」とも読むことができるのです。

これは数字で言うと、1は2の前にあるからという理由だそうです。

それなのに、「二」と書いて「さんのまえ」は無いみたいです。

不思議ですね…。

 

「九」

「きゅう」ではありません。

これで「いちじく」と読みます。

なぜなら、一文字で「九」なので、一字で「九」、一字「九」・・・「いちじく」となるわけですね。

 

 

「十」

これは数字の数え方にヒントがあります。

何か物を数えるときに、「ひとつ、ふたつ、みっつ・・・」と数えると思います。

そして、「・・・やっつ、ここのつ、とお」となると思いますが、「十」のときだけ少し数え方が違いませんか?

そうです。「とお」のときだけ「つ」が付かないのです。

そこから、「十」は「つなし」と呼ばれるようになりました。

 

 

最後にとっておきをご紹介!

「八月一日」

これはなぞなぞではなく、全国に80人ほど実際にいらっしゃるのです!

ちょっと難しいでしょうか…?

実はこれで「ほづみ」と読みます!

大昔、旧暦でいう8月1日は稲刈り(お米を収穫する作業)の時期だったのですが、

そこから

「稲穂を摘む」→「穂を摘む」→「穂摘む」→「ほづみ」

となったようです。

漢字は大昔の風習や文化に関係して付けられたものが多いみたいですね!

某人気漫画では「四月一日」と書いて「わたぬき」と読む名字の主人公が出てきます。

興味のある方がいらっしゃれば調べてみてください★

 
   

 

 

いかがでしたか?

名字には色んな読み方があり、それぞれに意味があります。

他のすべての漢字も同じです。

このような話を小学生くらいの生徒に言ってあげると、すごく興味を持ってくれますよ。

これだけで漢字を好きになったり、苦手意識が無くなったりする訳ではないのですが、

まずは少しでも漢字に興味を持つことが大切です。

 

アップ九学習会では、生徒の好奇心や興味をくすぐる話をしようと心がけています。

気になった方は、ぜひ一度教室へお越しください♪

 

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