尼崎市立花教室ブログ

10月 02, 2019

ここ最近の思うところ/アップ学習会/立花教室/尼崎市

10月1日、多くの会社は内定式を迎える。内定式に向かう学生のほとんどは同じ髪型、同じ服装、同じ黒のカバンとそれは奇妙な集団であった、とSNSを通してだが、様々にそう口にされている。個性は一体どこに行ってしまったのだろうか。

そして近年、「~をさせて頂いてます、~です。」というさせられてるんかい!じゃあせんでいいわ。というやる気のないツッコミ待ちの自己紹介もよく見られるようになった。
私は理系で国語には明るくないので、気になって調べてみたら、やはり誤用だ。 させられてやる気が無いならしないていいよ。としか感じられない。しかし近年、こうした表現は数多く見られ、やる気の無さ、させられてる感は非常に多く感じる。

ただ言われた事だけをやって、それが仕事だとストレスを溜めて、そして飲みに行き、これが仕事だ、美学だと言われていることもある。本来、仕事は自分自身の人生を彩る手段だと言う話を聞いた事があり、これは強く共感できる。私自身もそう思う。守破離が大切だから、最初は言われていることを素直に聞いているだけでいい、ということは無いと思っている。それこそ上司が考えた「やりやすい部下」なだけであって、何一つ成長に繋がらない。今の世の中で、自分が社会において、スキルアップをして行きたいのなら、素直に黙って聞くだけでは無くて、なぜそうするのかを考えて欲しいと強く感じている。私は部下にはそう考えて欲しいとは思わないし、なんなら言ったことに対して逐一疑問を持って欲しい。そうじゃないと責任感なんて育たない。

私は塾の教室長、という立場上、入社の1年目から講師という部下がつくことになる。そうした教育を出来ているかどうかは全く分からない。私は働く、ということを時間をお金と人生の彩りに変えていると考えている。私だけでなく、自分の部下になった講師や社員も同じである。お金をもらって働かせて頂いている、という考え方も間違いでは無いと思うが、今くらい働き先がたくさん選べる世の中で、自分達と働いてくれる、というだけで私は嬉しく感じている。頑張ってくれていたら、この上なく嬉しい。みなが努力して、それぞれが自分の至高を作る教室にしたい、と3年間切に願い続けてきた。

この3年間、様々なことがあり、様々に思うことがあった。全く納得の行かないことは形だけやって、こうするべきだ、ということを実践してきたつもりである。そうしたことは責任感もあるから例外なくうまくいった。納得しないことは納得しないだけの大きな理由があるからだ。何も頭ごなしに反抗しよう、というわけではない。そして困難は何だかんだで乗り越えてきた。

仕事は人の主観でするものだから、それを報告すれば報告の受けた側の主観1つで大きく捉えられかたも変わるものなのだ。そんな認識のズレに付き合っている暇はない。この3年間、大きく学んだことの一つである。自分の感動体験や仕事に対する想い、というものは中々人には伝わらないのである。

そしてそれは自分自身にも応用できる。私もこれはダメだろう、と自身の主観だけで何も考えず、頭ごなしに叱ることも増えている。上に立つもの、というのは自身の主観だけで物事の善悪を判断し、悪だと思えばそれは悪だと話す。少なからず、私も講師の上に立つ人間なのだから、そうした自分勝手な善悪のフィードバックを少なからずやっている。しかも私はそれを正義だと思ってやまない。私自身も人はこうあるべきだ、と勝手な人格像を作り出して自身の主観という色眼鏡で物事を判断する。

教育というものは本当に難しい。自分と相手は別人なのだから、自分の主観を押し付けるだけでは相手をただ批判するだけに相当する。批判は教育とは違う。こうではないだろうか、というものを考えることは出来たが、未だに実践することは出来ていない。

ただ1つ、私は色々な人にもっと考え、人生を彩り深くして欲しい、と切に願っている。私自身も学ぶことや考えることを辞めず、今後とも歩みを進めていこうと思う。

09月 19, 2019

昨今の拡散の話/アップ学習会/立花教室/尼崎市

消費者の頭は良くなっているようにも悪くなっているようにも感じる。

均衡価格というものがある。需要と供給が合ったところ、なので需要が高ければ高いほど、ものの値段は上がる。ここ最近だと、タピオカの値段が高騰しているように感じる。タピオカはインスタ映えや、「タピる」という言葉が出来るほどのブームになっている。

最近、大阪駅近くに立ち寄った時に、タピオカ専門店に長蛇の列が出来ていた。タピオカにミルクティーを入れただけの飲み物が、何故こんなに、という印象を受けた。しかし、タピオカミルクティーは確かにキレイに写真を取れば非常におしゃれに見え、かつそれを飲んでいる姿もおしゃれに感じる。確かに何となくだが、理解は出来る。

ここ今日のインスタ映え、に含まれるSNSの発達は目を見張るものがある。SNSでインスタ映えの写真が更新されればそれが異様な需要を生み出す。また、Twitterから炎上して煽り運転の逮捕が出たり、また労働基準も確固たる根拠も無いがTwitterなどで他国や他の企業の情報が出たからこそ有休の消化が騒がれたのではないかなと考えている。それくらい、SNSの影響力はすごい。

有名人が1つ発言すればそれが一大ブームになるなど、有名な誰かが話すというのは昔よりも影響が大きいものだと考えられる。それだけ人の意見が発散されることは多い世の中のだ。
悪事も同じで「ばカッター」という言葉ができるくらい、不名誉なことも拡散されるので注意して行かなくてはならない。

私自身、そうしたネット社会の中で生きていくため、何か買い物をする時には必ず口コミやネットの情報を調べる。そこに落ちている情報の正確性など分からないが、それを信じて行動に出てしまう。それだけ大量の情報がある分、情報の取捨選択が大切になる。私も一消費者であるから、情報の取捨選択をしていくうちに頭が良くなる。

並びに私も塾を運営していく上で何よりもサービスの充実や自身の勉強を怠らないようにしなくてはならない。昨今はなににしても広まるのだから、いい話を広められるように精進していかなくてはならない。

08月 19, 2019

個別指導の講師に見て欲しい目からウロコの指導方法/アップ学習会/立花教室/尼崎市

個別指導をしていてたくさんの価値観に触れることがあります。今回はその価値観についてお話します。

価値観は人それぞれ、というのは色々聞くことがあるでしょう。私にも価値観がありますし、もちろんこの文章をご覧の方も私とは異なる価値観をお持ちです。
例えば、私はほとんどお酒を飲まず、お酒の味が好きではないので、終日飲み会で飲み歩いている人の気持ちを理解出来ません。反対に言えばお酒を飲まない私にたいして何を楽しみにしているか、という人もいるはずです。お酒大好きな人とお酒嫌いの人とでは相容れない関係にあります。

こうした時、私が注意していることが価値観を押し付けないという点です。理解は出来ませんが、私はお酒を世の中から根絶しよう、とは微塵も思いません。お酒が好きな人が世の中にたくさんいるからです。塾の講師、教室長も同じです。個別指導における指導、というものは価値観の押し付けは良くないものであり、相手が文系脳なのか、理系脳なのか、それをしっかり判断してプランニング、かつ指導にあたる必要があると考えています。
個別指導塾で得点を上げる最大のポイントはいかに相手の勉強時間を増やせるか、そこにかかっています。いかに解説が上手かろうと、熱心に指導に当たろうと、生徒の勉強時間を増やせる何かがないと得点を上げられる講師にはなれません。勉強時間を増やしてあげるには価値観の押しつけは反発を招いて効率を下げることになるので良くなく、相手と信頼関係を作り、この人のためなら頑張れる、といった関係になれるように努力すべきでしょう。

人は自分のためにはなかなか頑張れません。努力のベクトルを他人を喜ばせることに向け、誰かを喜ばせるために頑張って欲しい、ということを伝えてみると普段の指導がより一層深いものになるかもしれません。参考にして頂ければ幸いでございます。

07月 29, 2019

兵庫県の高校入試について/アップ学習会/立花教室/尼崎市

1.内申点とは?
兵庫県の公立高校を受験する時に大事になってくるのがこの内申点です。兵庫県の場合、内申点が250点、実技テストが250点の500点満点のため、合否を分ける得点の半分が内申点となります。内申点は簡単にいうと学校でもらえる通知表の点数です。その通知表のうち、国数英理社の5教科は得点×4で、音楽、技術、体育、美術の副教科は得点×7.5の合計250点満点で計算されています。オール3で150点オール4で200点になり、その得点から離れたら得点が上下すると考えるとかなり楽に計算できます。
例えば通知表が英語3数学4国語4社会4理科4音楽4技術5体育4美術2だとします。
だいたいオール4なのでベースが200点。英語が3なので-4点、技術が5なので+7.5点、美術が2なので-7.5×2=-15点(ベースの4から2つ離れているので2倍下げます。)で、200-4+7.5-15=188.5点になります。

2.偏差値とは?
平均を偏差値50としたときに自分の成績がどの位置にあるのかを表した数字です。
例えば偏差値が46だと平均よりやや下、偏差値が60あると平均よりかなり上の実力を持っていることになります。また、偏差値はその時の平均点によっても変わってきます。例えばあるテストで5教科の得点が350点だとしても、平均が400点もあれば350点は平均以下で偏差値は50より下になりますが平均が300点だと350点は平均以上となかなかの成績になります。

 

3.内申点をきちんと取るために+内申点の重要性
内申点を取るために重要なのはテストの得点です。40点の生徒が通知表で5がついていれば周りはどう思うでしょうか?こういった不正がないように一番大事にしているのはテストの得点になっています。ただ、評価の中に授業態度があることをご存知でしょうか。提出物を全く出していなかったり、常に寝ていたりする生徒は内申点の面ではかなり損です。特に副教科はテストが少ないので実技や提出物、授業態度をかなり見られてしまいます。副教科は数学や英語の約2倍の内申点です。授業をさぼったり、提出物を全くしなかったり、副教科で低評価をつけられると致命的です。例え実力があっても内申点が十分でなければ学校の担任との懇談で受けたい高校を受けさせてもらえないこともあります。まず土俵に立つためにも内申点はしっかりと取っておきましょう。テストはもちろん、提出物、授業態度など普段の姿勢に間違いがないか、しっかりと自分を見直してみましょう。

 

4.副教科だけしっかり取れば受験は大丈夫?
いいえ。違います。確かに内申点だけを見れば副教科4科目は250点満点のうち、150点を占めるので非常に重要です。ただし、公立高校試験は内申点だけではありません。試験があるのです。半分が内申点で決められるから重要だ、という裏には半分は一度きりの試験で決められるから重要だということも考えられます。実際に内申点と試験と合わせた500点満点のうち、350点(内申点100点+試験250点)は5教科によるもので、合格を決める7割は5教科ということになります。副教科だけやっておけば大丈夫なんてことはありません。

 

5.最後に
最後になりました。受験はある程度の予測はできますが何が起こるかわかりません。僕も今まで指導をしていて内申点が足りないはずなのに合格できた、自信はなかったけど合格できたというのを何度も見ています。こういった出来事は奇跡ではありません。受験生自身が努力して勝ち取ってきた賜物なのです。反対に、受かるはずなのに・・・、といったこともありました。油断は絶対にあってはならないのです。合計300くらいだった子が合計400とっていた生徒を抜かした、なんてありえる話です。これを読んでいただいたみなさんにはぜひとも正しい知識と、正しい努力を以て、志望校に合格してほしい、そう願っております。

07月 16, 2019

人付き合いと意志の尊重/アップ学習会/立花の教室/尼崎市

皆さんは怒られることってありますか?

私も塾の教室長でありながら、会社員であるので怒られること、というのはもちろん多々あります。それでいて、間違えたことをした人に対しては怒らなくてはなりません。
怒られる、怒る、そうした記事は多々書いてまいりましたが今回もそこにスポットを当てて記事を進めてまいります。

1、謝罪
「ああ、これは怒られるなあ。」といった経験は誰にでもあるでしょう。自身の中で反省をしておくことが最善手です。
反対に、本気で謝罪をしている相手に対して執拗な叱責は逆効果になるでしょう。人は怒るとアドレナリンが噴出されて非常に爽快な気分になります。そうである以上、既に自身の行いに反省をしている相手に対してマウントを取りに行く行為は卑怯で下劣な策です。あなたが本当に反省をして欲しいのであれば改善策を端的に伝えて前を向かせてあげましょう。

2、反省をしていないケース
さて、あなたは突如として怒られたとします。気づかずに騒がしくしていた、気づかずに人に迷惑をかけていた、こうしたことは往々にして注意していていも起こりうるものです。まず、 突如として怒られた時は冷静に自身の行いを振り返りましょう。
同じく、反省をしていない相手に怒る時はきつめに伝える必要が出てきます。ただし、きつく言うということは自分の発言が100%合っていることでないと通りにくいことも確かです。考え方に寄っては違う見方が出来る、というのを指導者も理解しなくてはなりません。上司部下や先生と生徒で相性差が出るのはそこです。好かれている先生や上司というのは、相手の考え方を尊重出来る人であることが多いのです。反面、あまり好かれていない上司や先生は感受性が狭く、自分の考え方以外の考えを受け入れられない方が多いです。自身の考え方以外の考え方というものを学ぶ姿勢は崩さないようにしたいものですね。

3、理不尽と人の考え方
ただし、中には理不尽なケースで怒られたり、人によって判断の変わるケースで怒られることも存在します。
私がまだ1年目の頃、ある講師が生徒と共通の学校に通っていたから、と学校の雑談をしていることに対して注意するように命じられました。私は共通の話題を見つけて雑談して、質問しやすさや距離感を縮めて欲しいと考えていたためにその講師を注意することなく、それを報告に挙げずに何も無く終わらせました。正直なところ、私の意見も間違ってはおらず、そしてその指示をした方の意見も間違ってはいないように考えます。が、正反対の意見が出ているのです。
ロボットのように言われたことだけをこなせば機嫌が取れて良かったのかもしれませんが、私は自身の考えを尊重し、笑顔で上機嫌でいることで周りに高評価を得るようにしたのです。
自分の意志や考え方を尊重することも大切ですが、それと同時に相手の考え方を受け入れ、尊重することも大切です。正直、私はマウントを取るタイプではないですが、相手の意志の尊重が苦手です。だからこそ、意識して尊重するようにしています。

難しいところですが、頑張りたいところです。

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