英検合格の秘訣 【今すぐやるべきこととは?】
みなさんこんにちは!
次回の英検受験が近づいてきました。
前回の受験では
当塾の準会場以外にも学校や本会場で受験された方もおり、
「合格しましたー!」と嬉しい報告もたくさんいただきました。
もちろん受験される生徒様には全員に合格してほしいですし
「合格」「不合格」という結果は大切ですが
その試験の結果が出た時点で英語学習が終了する訳ではありません。
たとえば英検3級に合格した後、
次は準2級を目指そうかな?○年生までに2級を取りたいな。と
先の目標をぜひ考えてください。
また、もし前回は残念ながら不合格だったとしても、
諦めてしまわず、次の試験で合格につなげてほしいです。
今回の英検ブログでは
次回の5月の試験の受験を検討されている方に
試験に向けて今すぐ行っていただきたいことをご紹介します。
今すぐ行っていただきたいこととは
ズバリ 【現状の自分の成績(実力)を確認する】です!
数年前に英検を受けたけれど、今回何級を受けるか迷っているという相談をいただくことがあります。
飛ばして上の級を受けた方がいいのかというお声もいただきますが
受験級を決める前にまずは今の実力を確認することが大変重要です。
受験級の目安が知りたいという方はこちらをご確認ください。
今回まず受験しようと思っている級の過去問を一度時間を測って解いてみましょう。
過去問のデータは英検協会さんのホームページにも過去3回分が掲載されています。
それぞれの筆記試験の時間は以下の通りです。
5級:25分
4級:35分
3級:50分
準2級:75分
2級:85分
基本的に合格ラインとしては7割を目指します。
今の段階でどれくらいの点数が取れるのかを確認しましょう。
また問題を解く時によく分からなかった問題については問題番号に△を付けておきましょう。
答えがたまたま正解だったとしても△の問題は解いた後にしっかりと解き直しをしておきましょう。
特に英検は過去の問題から同じ単語が出題されることも多いので
この機会に一つでも多くの頻出単語を暗記しましょう。
全ての級に共通して
大問1は「単語・熟語・文法」を問われる問題が出題されます。
ここで6割を取れていない場合は、単語力、文法知識が現時点で足りていません。
ますは今回の過去問題で出題された単語を見直し、
試験までに平均的に7割~8割が正解できるように日々単語学習を進めていきましょう。
3級以上の級を受験する場合は
ライティングの問題が出題されます。
なかなか自分で採点するのが難しいですが、
まずは時間内に指定の語数がきっちり書けるかどうかを確認しましょう。
最初は語数が書けないという場合も多いと思います。
試験までにどんなテーマが出題されても指定語数は安定的に書けるようにしていく必要があります。
3級のライティングの対策方法はこちらで紹介しています。
英単語とライティングだけでも
現在の実力を把握することが可能です。
もしどちらも3割に満たない場合は
今挑戦しようとしている級が1レベル高い可能性もありますので
一つ級を下げて過去問題を一度解いてみるのも良いかと思います。
もし今の現状のレベルについてよく分からない、確かめたいという方がおられましたらお気軽にお問合せください。
【英検3級合格】ライティング(英作文)攻略のコツ
こんにちは!
今回は英検3級のライティング(英作文)の攻略のコツを紹介します。
中学受験、高校受験、大学受験に英検が活用できる学校が増えてきていることで
近年、学生の英検受験者数が急増しています。
特に小学生、中学生の受験希望者が以前と比べてかなり増えています。
当塾でも英検対策講座を受け付けています。
詳しくは以下のリンクをご確認ください。
当塾にお通いの塾生、また一般生からよくお問合せいただくのが
ライティング(英作文)の対策についてです。
なかなか学校の授業の中ではライティングの書き方の指導や
一人ひとりのライティングの細かい採点ということは行われないため、
「英語がそこまで苦手ではない」という生徒さんでも
ライティング(英作文)になると何を書いていいのか分からない、手が止まってしまうというケースをよく目にします。
今回は3級のライティング(英作文)の攻略をテーマにお話しします。
1、英検3級におけるライティング(英作文)の配点
まず英検3級の問題構成は以下のようになっています。
筆記試験
大問1:短文の穴埋め問題 15問
大問2:会話文の穴埋め問題 5問
大問3:長文の読解問題 10問
大問4:ライティング(英作文) 1問
リスニング試験
大問1:会話の応答文を選ぶ問題 10問
大問2:会話の内容に関する問題 10問
大問3:文の内容に関する選択問題 10問
次に各問題の配点の分類を見てみましょう。
英検の試験はリーディング、ライティング、リスニングの3項目に分かれており
各項目550点満点(CSEスコア)です。
リーディング(550点)
大問1:短文の穴埋め問題 15問
大問2:会話文の穴埋め問題 5問
大問3:長文の読解問題 10問
ライティング(550点)
大問4:ライティング(英作文) 1問
リスニング(550点)
大問1:会話の応答文を選ぶ問題 10問
大問2:会話の内容に関する問題 10問
大問3:文の内容に関する選択問題 10問
見ていただいて分かるように
リーディング 30問 550点
ライティング 1問 550点
リスニング 30問 550点
ライティング(英作文)1問の比重がとても大きいことが分かるかと思います。
3級以上合格のためにはライティング(英作文)の攻略が必須となります。
2、ライティングで確実に点数を取るには
まずは3級のライティングの問題を確認してみましょう。
大切なポイントを赤字にしています。
問題例)
あなたは外国人の友達から以下のQUESTIONをされました。
QUESTIONについてあなたの考えとその理由を2つを英文で書きなさい。
語数の目安は25語~35語です。
回答がQUESTIONに対応していないと判断された場合は0点とされることがあります。
QUESTIONをよく読んでから答えてください。
Where do you like to go shopping?
(あなたはどこへ買い物に行くのが好きですか?)
※2020年度第3回英語技能検定出題
まず3級の英作文を作る上で構成を意識しましょう!
問題文の指示にある通り、
解答では「自分の考え」「理由1」「理由2」というように必ず理由を2つ書きましょう。
この構成をマスターすれば一気に得点が取れるようになります。
語数についても25語は必ず書きましょう。
語数が足りないと減点対象となります。
3、試験で使える鉄板パターン
先ほどもお伝えしたように
英検3級のライティング(英作文)で確実に点数を取るためには構成が重要です。
そして3級で出題される問題は基本的には
「自分の考え」「理由1」「理由2」の構成で解答する形になっています。
先ほどの出題例を使って基本の形を覚えていきましょう。
Where do you like to go shopping?
(あなたはどこへ買い物に行くのが好きですか?)
※2020年度第3回英語技能検定出題
解答例)
I like to go shopping at the supermarket near my house.(自分の考え)
I have two reasons.
First, the people at the supermarket are kind and friendly.(理由1)
Second, the supermarket has a sale everyday.(理由2)
構成としては以下のパターンをしっかりと身につけましょう。
(自分の考え)
I have two reasons.
First,~(理由1)
Second,~(理由2)
このパターンにあてはめながら
できるだけ多くの問題を解いて実際に書く練習を行っていきましょう。
まとめ
英検3級合格においてライティング(英作文)を攻略することは大変重要です。
また他のリーディング、リスニングと比べ1問ですが、比重は大きいため
確実に点数を取れるように練習していきましょう。
学校ではなかなか対策をしてもらえない部分になりますので
時間を取って書く多くの問題に挑戦し、鉄板パターンを使いこなせるように練習してみてください。
より細かいライティングの指導や3級以外の対策講座も行っております。
お一人おひとりの学習状況に合わせて個別指導で進めて参りますので
まずはお気軽にお問合せください。
【個別指導】英検®対策講座申込み受付中!
これまでご好評いただいていた当塾の英検®対策講座がこの度リニューアルしました!
当塾の英検®対策講座は一人ひとりに合わせた完全個別指導で安心して受講いただけます。
今回のブログではバージョンアップした授業内容やコンテンツをご紹介します。
新たな英検®対策講座のポイントを3つ紹介します。
【ポイント①レベルチェックテスト】
当塾では英検®対策講座受講希望の方には、まずお子様の現段階での英語力を確認するために
レベルチェックテストを受験いただきます。
たとえば、同じ「英検3級を受験したい」という方でも
単語力が不足している場合や、ライティング力に課題がある場合など
合格に向けて優先的に身につけるべき力は一人ひとり異なります。
当塾ではレベルチェックテストの結果を元に
合格までの一人ひとりの最適なカリキュラムを作成し対策講座を進めていきます。
一人ひとりに合わせた完全個別指導で安心して受講いただけます。
【ポイント②お家での学びもサポート!スピーキング・リスニング対策】
合格に必要な英単語の暗記やリスニングの耳慣れなどは
日々の学習の積み重ねが大変重要です!
英単語やリスニングについては、教室で授業を受けている時だけでなく、
お家で専用アプリを使用し学習を進めていただきます。
リスニングについてはレベルが細かく分かれているため自分に合ったレベルからスタートできます。
また英検2次(スピーキング)対策については、
画面に出てくるネイティブの試験監督の問いに答えると自分の音声が録音され
AIによる精密採点で英検の本番と同様の採点基準で採点結果が確認できます。
スピーキングは自分の声を確認しながら何度も繰り返しアウトプットをすることで上達してきます。
一人ひとりに合わせた個別課題も届きますので、なかなか自分では進められないという方も安心してください。
【ポイント③アップ学習会の筆記対策は2種類から選べる!】
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こんな人におすすめ:一つ下の級を合格したばかりという方・始めて英検を受験する方
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直前ポイント対策
内容:個別指導80分×6回+スピーキング・リスニング対策
レベルチェックテストの結果を元に苦手な単元を集中的に対策します。
受講料:19,800円
こんな方におすすめ:既に同じ級を受験したことがある方・極端にニガテな単元がある方
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【英検3級】2次試験直前!これだけは押さえたい合格のコツ!
今回は英検の2次試験についてです。
英検3級以上は、1次試験を合格された方は2次試験(面接)があります。
2次試験は1次試験の合否発表後、約2週間後に実施されます。
あまり時間がないですよね。
2次試験は1次試験と比べてなかなか対策に時間をかけていないという方も多いのではないでしょうか。
「1次試験の筆記試験はしっかり対策したけれど、2次試験は何をしていいかわからない」という方に向けて
今回は3級の2次試験の詳細と合格のコツをお伝えします。
■3級の2次試験の概要(検定形式・評価のポイント・出題内容)
検定形式:面接官一人との個人面接の試験です。
試験時間は約5分で、すべて英語でコミュニケーションを行います。
それまでに待ち時間が20分~40分ほどあります。
この待ち時間がなんだか緊張感を倍増させるような気がします。
待ち時間に不安にならないようにしっかりと準備しておきましょう。
評価のポイント:応答内容・発音・文法・語法・情報量・積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度
※ここで大切なポイントは積極的に話そうとする姿勢です。
こちらの詳しい配点については後ほどお伝えします。
出題される主な場面や題材:身近なことに関する話題が出題されます。
(過去の出題例)携帯電話、ラジオを聴く、読書週間、冬のスポーツ、朝市、四季など
■試験の流れを確認しよう!
3級の試験の流れを簡単に紹介します。
- 入室→着席
係員の指示に従い、面接室に入ります。
自分から積極的にHelloなどあいさつをしましょう。
面接官に「面接カード」を手渡した後、着席を促されたらThank youと言って座ります。
- 氏名・級の確認→簡単なあいさつ
氏名と受験する級の確認や簡単なあいさつをします。
- 問題カードの黙読
40語程度のパッセージ(文章+イラスト)の問題カードが手渡されます。
その後20秒で黙読するように言われますのでじっくり考えすぎず、最後まで目を通すようにしましょう。
★問題カードの例
- 問題カードの音読
次に音読するように言われますので落ち着いて正確に読みましょう。
- 問題カードの英文とイラストについての質問(3問)
面接官から3つ質問をされます。「問題カード」を見てもかまいません。
もう一度聞き返すことは減点の対象にはなりませんが、不自然な聞き返し方やくりかえし聞き返した場合には減点されます。
- 自分自身についての質問(2問)
先ほどの3つの質問のあと、「問題カード」を裏返して机の上に置くように指示されます。
続いてあなた自身についての質問を2つされます。
※詳しい問題例などは後ほど紹介します。
- カード返却・退室
面接官の指示があったら「問題カード」を面接官に返却し、あいさつをして退出します。
■合格点は何点?
では実際何点が取れたら合格できるのでしょうか?
3級
合格点:19点/33点満点
3級の2次試験の合格ラインは19点。全体の約60%です。
3級の配点
33点満点
<内訳>
カード音読:5点
質問:25点(5点×5問)
態度:3点
■合格のために抑えておくべき3つのポイント
ポイント1:元気な返事で、態度(Attitude)の3点は満点を取ろう!
この項目については先ほど述べていた積極的に話そうとする姿勢を見られます。
面接官との初めの挨拶(Hello.)
椅子に座るように言われた時(Thank you.)
カードの受け渡し(Here you are./Thank you.)
など面接官の問いかけに必ず返事を元気よくしましょう!
反応がなかったり、小さな声で反応が分かりづらい時にはこの態度(Attitude)の点数が減点されますので注意してください。
ポイント2:分からない単語があっても読み飛ばさずにゆっくり、はっきり読もう!
音読の際のポイントは、どれだけはっきりと読めているかです。
流暢に読もうとする必要はありませんので、ゆっくりはっきりと相手に聞き取りやすい声で音読をしましょう。
途中で分からない単語が出てきても決して読み飛ばさず、予測してなんとなくでも良いので自分の思う音ではっきりと読みましょう。
声が小さくなったり、早口でごまかそうとしたりするとそちらの方が減点につながります。
落ち着いてゆっくり、はっきりと音読することをこころがけましょう。
ポイント3:難しく答えようとせず、簡単でシンプルな答えで!
先ほどの<流れ>でもお伝えした通り
5つの質問のうち最後の2問はあなた自身のことを聞かれます。
以下のようなシンプルな解答でも十分合格点がもらえます。
例1)What do you like to do on your weekend?(週末はどのようなことをして過ごすのが好きですか?)
解答例)
①I like to play tennis.
(テニスをするのが好きです。)
②I like to go shopping.
(買い物に行くのが好きです。)
例2)Have you ever been to a foreign country?(外国にいったことがありますか?)
Yes→Please tell me more.(もう少し詳しく聞かせてください)
解答例)
①I’ve been to China.
(中国に行ったことがあります。)
②I’ve been to Australia.
(オーストラリアに行ったことがあります。)
難しく答えようとせず、シンプルに質問に答える練習をしましょう。
■【まとめ】3級2次試験合格のコツ
3級の2次試験の流れなどはイメージできましたでしょうか?
2次試験は慣れない場所で待ち時間もあり、きっと緊張すると思います。
そんな時は上手く話せている自分をイメージしましょう。
・元気よく、面接官の質問や声かけに一つ一つ丁寧に答えること
・落ち着いてはっきり、ゆっくりと聞き取りやすく音読すること
・難しいことを言おうとせず、シンプルで簡単に答えること
以上の3点を意識しながら、確実に2次試験を合格しましょう!
【最新】2020年小学生英語はこう変わる!
2020年の教育改革では小学生の授業に英語が必修化されます。
といっても、
「もう学校では英語は前からやっているみたい」
「具体的に何が変わるのかよく分からない」
というご相談を受けます。
今回は2020年に小学校での英語教育がどのように変わるのか、
また小学生の英語学習において何が大切なのか
具体的に何をしたらいいのかということを紹介していきます。
小学校における英語の授業はどうなるのか?
小学校での英語教育はすでにはじまっていて、
2008年に小学校5年生、6年生を対象に「外国語活動」が導入されました。
これまでに、すでに年間35時間(週1回)のペースで英語の授業が行われています。
授業の内容はあいさつや英語の歌など「話す」「聞く」がメインとなっており、
これらの活動をとおして「英語が楽しい!」と感じてもらうことが目的です。
今回の2020年の教育改革では、
これまで小学5年生、6年生が行っていた内容が3年生、4年生から始まります!
つまり3年生、4年生から毎週英語に触れることになるということです。
そして5年生、6年生については英語が「教科」となります。
具体的に何が変わるのかというと
一番大きなポイントは「成績がつく」ということです。
さらに授業時間もこれまでの「年間35時間」から
「年間70時間」と倍に増え、
授業の内容はこれまでの「話す」「聞く」だけでなく
「読む」「書く」ということも含まれるようになります。
中学校の 英語との違い
「成績がつく」といっても小学校の英語の授業では
be動詞や三単現のsといったような英文法の学習指導は基本的にはありません。
コミュニケーションとしての英語の理解が一番の目的で、
「読む」「書く」といった分野についても、
単語を理解して、書き写すことがメインとなります。
そのように書き写すという作業の中で、
英語の語順や構成を理解することが授業の目的となっています。
今回の小学生の英語改革においても
以前から導入していた外国語活動と同様に、
小学生に「英語が楽しい!」「英語って面白い!」と思ってもらうことが目的となっています。
そして今回の英語改革では
小学5年生、6年生の英語が「教科」になることで
中学校への橋渡しになることが期待されています。
すでに2020年を前に移行期間として
「読む」「書く」といった英語指導がはじまっている小学校も多くあります。
ただ、そんな中でも小学校における英語の学習は、
中学校の前段階の準備にとどまり、
実際は中学校に進学後も英語の細かい文法事項などでつまずいてしまうケースが多い現状です。
具体的に何をしたらいいのか?
もちろん小学校で英語に触れる機会が増えて早い段階で「英語を楽しい!」「おもしろい!」と感じることは大変重要です。
中学校に進学後、英語が苦手になったり、嫌いになったりしてしまう一番の要因は
単語の理解ができないことです。
そして細かい文法の理解につまずいてしまうケースが非常に多いです。
今回の改革後に小学生が学習する単語数は約600語~700語です。
小学校で触れ、学習している単語を短期記憶にしてしまうのではなく、
中学校に進学するまでにしっかり理解し身につけることが大変重要となってきます。
そのためには小学校の英語の学習時間以外で復習の時間を作ることが大切になってきます。
学校で習った単語をもう一度読んで書く時間をつくることが大切です。
家庭ではなかなか時間が取れないという方も「今日学校でどんなことを習ったの?」と聞いてあげる時間を作ることだけでも大きな意味があります。
また小学生の英語学習においては
最近では英検がかなり注目を集めています。
英検は小学生のうちに受けておいた方が良い⁉
近年小学生の英検の受験者が急激に増加しています。
小学生のうちに英検を受験しておくメリットは大きく3つあります。
①予定を調整しやすい
中学校に進学すると部活の予定や定期テストなどで
年3回の英検の日程で英検を受験することが難しくなってきます。
部活や定期テストがなく、集中して英検の対策ができる小学生のうちに受験しておくことをおすすめします。
②早期に受験をはじめることで上位級の取得が狙える
英検2級、準1級といった上位級の取得者の大半が
小学生のうちに英検受験の経験があります。
早いうちに英検の試験に慣れておくことが上位級の取得のカギとなります。
③早い段階で英単語力が身につく
英検5級では約600語の単語が出題されます。
これは小学校で出題される単語数とほぼ同じ数です。
小学生のうちに英検の勉強を行うことは英単語の習得の意味でも
中学進学前に大きなアドバンテージを得ることができます。
4技能に対応している英検を受験することで
客観的に英語力を測ることができるうえに、
合格することで「英語が得意かもしれない!」という自信につなげることもできます。
ぜひこの機会に英検に挑戦してみてはいかがでしょうか。
小学生の英語学習において大切なこと(まとめ)
小学生のうちに英語を学習し、「英語が話せるって楽しい!」「英語が分かる!」と感じることは
英語への苦手意識や抵抗をなくすためにも、とても大切です。
2020年より小学3年生以上の人は少なくとも週に1回は学校で英語を学ぶ機会ができます。
小学校の授業をただなんとなく受けるのではなく、
しっかりと中学進学の際のアドバンテージにするためには
・小学校で習った英単語(600語程度)の理解と定着
・学校で習った内容を復習する時間をつくること
以上の2点を意識するようにしましょう。
そしてある程度の英語の理解ができるようになってきたら
小学生のうちに英検を受験することをおすすめします。
小学生の英語の授業や英検に関する悩みや相談がございましたら
お気軽にお問合せください。
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