羽曳野市古市教室ブログ


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08月 01, 2020

模試を活用し、偏差値とは何か知ろう|アップ学習会|古市教室

こんにちは。

日本最古の八幡宮である誉田八幡宮の近くで古墳に囲まれた、アップ学習会古市教室です★

 

8月に入り、本格的に夏を迎えています。

羽曳野市の小中学校では6日から夏休みですね!

部活があったり例のごとく宿題がでたり期間も短いし・・・大変かもしれませんが、楽しいことを少しでも探しながら有意義な時間を過ごしたいですね♪

 

さて、中3や高3はこれから実力テストや模擬試験を沢山受けることかと思います。

中1・2も休み明けの確認テストや実力テストがあったりします。

 

すでに6月には中3生たちが模試を受けてくれています。

 

そんな今回、模試を受ける意味についてお話します。

 

 

さて、これらのテストの意味って何でしょう?

 

どうしてこんなにテストがあるのかと不思議に思っている人もいるかもしれません。模試を受ける意味なんてないという人もいるかもしれません。

 

 

模試を受ける主な意味は以下の5つだと考えています。

 

1:試験会場の雰囲気に慣れる

2:勉強のアウトプットの訓練

3:自分の強み・弱みを知り、勉強に活かす

4:問題集としてつかう

5:現在の自分のレベルを知る

 

 

それではひとつずつ解説します。

 

★その1:試験会場の雰囲気に慣れる

模試を受けている時や、すでに受験をした時に自分が解けない問題が出題されたとき、普段だと聞こえないような『小さい音』がすごく聞こえてしまうような経験はありませんか?

 

それは周りの人たちのペンを走らせる音です。とても焦りますよね。

それ以外にも、横で貧乏揺すりをする人もいます。

 

試験が終わったときに、『横の奴がうっとうしかったから、集中できなかったし。 あいつのせいだ。』なんてこれは、ただの言い訳です。

 

本番で初めて試験の雰囲気に順応するのはとても難しいのではないでしょうか。

これでは直面したときにかなりテンパってしまいます。

 

テンパらないためには、雑音をはねのけて気にならないくらいの集中力がいります。

この集中力は、模試で強化しないと本番につながりません。

 

今から集中力の訓練をするという意味でも模試やテストで本番と変わらない集中力で臨んでください。

 

 

★その2:勉強のアウトプットの練習

 

皆さんは初めて九九を習った時のことを覚えていますか?

きっと当時の自分は初めて見た時「なんだこれ」って思ったんじゃないでしょうか。

数字と知らない記号の読み方から始めましたよね。

 

そこから何度も繰り返し言ったり書いたりして、気がつけば出来るようになっていませんでしたか?

 

 

勉強には「わかる」「出来る」があると考えています。

 

「わかる」は教科書を確認したり、問題集で解けるように理解していること

知識をインプットしている(頭に入れ込んでいる)

「出来る」は1人で答えが出せたり、解き方を使いこなせていること

インプットした知識をアウトプットできる

 

入試で必要な力はアウトプットを「出来る」力です。

 

問題集で沢山解いて何となくいけるわ〜とたかを括っていたら、実は「わかる」状態で止まっていて、テスト本番になったらまるで見た事のない問題を解かなければならないような錯覚に陥ってしまうかもしれません。

 

問題の出され方に慣れること、答えの出し方、解答用紙に正しく書くこと・・・

 

九九と同じで繰り返し練習することで身につきます。

その機会を模試で取ることが重要になります。

 

 

★その3:自分の強み・弱みを知り、勉強に活かす

 

模試は入試さながらの出題をしてきます。

今まで受けてきた定期テストとは違い、中1から中3の今まで習ったすべての範囲から出ます

 

結果が返ってきたときは点数だけではなく、どの教科のどんな内容を間違えていたのか確認します。

 

数学の計算の中でも方程式が出来ていなかった

理科の化学は反応式が途中までしか覚えていなかった

国語の選択問題は出来ているけど記述問題が苦手

などなど・・・。

 

模試で全範囲から解くことで、得意も苦手も知ることが出来ます。

苦手な教科でも点数アップのヒントが得られます。

 

ヒントから重点的に復習・演習をすると次は点数につながるはずです!

 

そのために結果は必ず分析し、特に間違えた問題は復習しておきましょう。

 

 

★その4:問題集としてつかう

 

模試は入試のための練習に適した問題を出しているので、自身のスキルアップにつなげられるような良い問題集でもあります。

 

初めての模試では緊張して解けなかった問題、解いたときは復習できていなくて途中までしか書けなかった問題などは「出来る」ようになるまで繰り返し解くことをおすすめします。

 

入試対策には出来るだけ多くの問題を解いて、引き出しを作っておく必要があります。

一度解いた問題であっても効果はあります。

答えがスムーズに出せるようになるまで使ってみてください。

 

 

★その5:現在の自分のレベルを知る

 

模試の結果には点数・偏差値・分野ごとの正答率などが記載されています。

また志望校を書いた場合は合格の可能性がランク付けされて載っていることもあります。

 

このなかで偏差値が現在の自分のレベルになります。

 

偏差値とは

平均を50としたときに自分の成績がどのあたりに位置しているのか教えてくれる数値

 

偏差値が45だと平均よりやや下に位置し、偏差値60だと平均よりかなり上に位置していることになります。

この偏差値はその時の点数によって変動するため、平均点との差を見て欲しいです。

 

例えばAさんは350点取りました。平均点が400点であれば偏差値は50よりも下になります。

これが平均点300点だった場合は偏差値が50よりも上になります。

 

あくまで平均点とどれぐらいの差があって、自分が行きたい学校に受かるためにはどれぐらいの位置を目指す必要があるのかを知ってもらう数値だと思っています。

 

低いから、高いから、ではなく自分が必要な力をつけていくために確認するものだと考えてください。

 

 

 

 

模試は受験本番につながる大事な戦いです。

実際模試を活用している生徒と、なあなあで受けている人とでは、勉強の力量に圧倒的な差ができているのが事実です。どちらが入試で少しでも高得点に近づけると思いますか?

 

 

ぜひこの5つの意味を紙に書いて、これからの勉強に活かしてみて下さい!!

 

 

 

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