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11月 21, 2019

【最新】2020年小学生英語はこう変わる!

2020年の教育改革では小学生の授業に英語が必修化されます。

といっても、

「もう学校では英語は前からやっているみたい」

「具体的に何が変わるのかよく分からない」

というご相談を受けます。

 

今回は2020年に小学校での英語教育がどのように変わるのか、

また小学生の英語学習において何が大切なのか

具体的に何をしたらいいのかということを紹介していきます。

 

小学校における英語の授業はどうなるのか?

小学校での英語教育はすでにはじまっていて、

2008年に小学校5年生、6年生を対象に「外国語活動」が導入されました。

これまでに、すでに年間35時間(週1回)のペースで英語の授業が行われています。

授業の内容はあいさつや英語の歌など「話す」「聞く」がメインとなっており、

これらの活動をとおして「英語が楽しい!」と感じてもらうことが目的です。

 

今回の2020年の教育改革では、

これまで小学5年生、6年生が行っていた内容が3年生、4年生から始まります!

つまり3年生、4年生から毎週英語に触れることになるということです。

 

そして5年生、6年生については英語が「教科」となります。

具体的に何が変わるのかというと

一番大きなポイントは「成績がつく」ということです。

さらに授業時間もこれまでの「年間35時間」から

年間70時間と倍に増え、

授業の内容はこれまでの「話す」「聞く」だけでなく

「読む」「書く」ということも含まれるようになります。

 

中学校の 英語との違い

「成績がつく」といっても小学校の英語の授業では

be動詞や三単現のsといったような英文法の学習指導は基本的にはありません。

 

コミュニケーションとしての英語の理解が一番の目的で、

「読む」「書く」といった分野についても、

単語を理解して、書き写すことがメインとなります。

そのように書き写すという作業の中で、

英語の語順や構成を理解することが授業の目的となっています。

 

今回の小学生の英語改革においても

以前から導入していた外国語活動と同様に、

小学生に「英語が楽しい!」「英語って面白い!」と思ってもらうことが目的となっています。

 

そして今回の英語改革では

小学5年生、6年生の英語が「教科」になることで

学校への橋渡しになることが期待されています。

 

すでに2020年を前に移行期間として

「読む」「書く」といった英語指導がはじまっている小学校も多くあります。

ただ、そんな中でも小学校における英語の学習は、

中学校の前段階の準備にとどまり、

実際は中学校に進学後も英語の細かい文法事項などでつまずいてしまうケースが多い現状です。

 

具体的に何をしたらいいのか?

もちろん小学校で英語に触れる機会が増えて早い段階で「英語を楽しい!」「おもしろい!」と感じることは大変重要です。

 

中学校に進学後、英語が苦手になったり、嫌いになったりしてしまう一番の要因は

単語の理解ができないことです。

そして細かい文法の理解につまずいてしまうケースが非常に多いです。

 

今回の改革後に小学生が学習する単語数は約600語~700語です。

小学校で触れ、学習している単語を短期記憶にしてしまうのではなく、

中学校に進学するまでにしっかり理解し身につけることが大変重要となってきます。

 

そのためには小学校の英語の学習時間以外で復習の時間を作ることが大切になってきます。

学校で習った単語をもう一度読んで書く時間をつくることが大切です。

家庭ではなかなか時間が取れないという方も「今日学校でどんなことを習ったの?」と聞いてあげる時間を作ることだけでも大きな意味があります。

 

また小学生の英語学習においては

最近では英検がかなり注目を集めています。

 

英検は小学生のうちに受けておいた方が良い⁉

近年小学生の英検の受験者が激に増加しています。

小学生のうちに英検を受験しておくメリットは大きく3つあります。

 

予定を調整しやすい

中学校に進学すると部活の予定や定期テストなどで

年3回の英検の日程で英検を受験することが難しくなってきます。

部活や定期テストがなく、集中して英検の対策ができる小学生のうちに受験しておくことをおすすめします。

 

早期に受験をはじめることで上位級の取得が狙える

英検2級、準1級といった上位級の取得者の大半が

小学生のうちに英検受験の経験があります。

早いうちに英検の試験に慣れておくことが上位級の取得のカギとなります。

 

早い段階で英単語力が身につく

英検5級では約600語の単語が出題されます。

これは小学校で出題される単語数とほぼ同じ数です。

小学生のうちに英検の勉強を行うことは英単語の習得の意味でも

中学進学前に大きなアドバンテージを得ることができます。

 

4技能に対応している英検を受験することで

客観的に英語力を測ることができるうえに、

合格することで「英語が得意かもしれない!」という自信につなげることもできます。

 

ぜひこの機会に英検に挑戦してみてはいかがでしょうか。

小学生の英語学習において大切なこと(まとめ)

 

 

小学生のうちに英語を学習し、「英語が話せるって楽しい!」「英語が分かる!」と感じることは

英語への苦手意識や抵抗をなくすためにも、とても大切です。

 

2020年より小学3年生以上の人は少なくとも週に1回は学校で英語を学ぶ機会ができます。

小学校の授業をただなんとなく受けるのではなく、

しっかりと中学進学の際のアドバンテージにするためには

小学校で習った英単語(600語程度)の理解と定着

学校で習った内容を復習する時間をつくること

以上の2点を意識するようにしましょう。

 

そしてある程度の英語の理解ができるようになってきたら

小学生のうちに英検を受験することをおすすめします。

 

 

小学生の英語の授業や英検に関する悩みや相談がございましたら

お気軽にお問合せください。

 

 

 

 

 

 

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