松原市松原教室ブログ

11月 21, 2021

見直しできてますか? | 松原教室

こんにちは!松原教室です!
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

11月末になり、今週末には期末テストが実施される学校が多いと思います。
みなさん、テスト勉強は順調にできていますか?

提出物がまだ終わっていないという方は、まずは提出物を最優先で行いましょう!
提出物は、通知表の評定に大きく関わる重要なものです。それと同時に、提出物を行うことは最高のテスト勉強になります。
今からでも遅くありません。すぐさま提出物を行いましょう!

さて、テストの時に皆さんはしっかりと見直しすることができていますか?
テストの結果が返ってきた時に、答案をよく見ると計算ミスなどのもったいないミスがいっぱい…なんてことになっている人も多いはずです。
せっかく解き方は分かっているので、不正解になってしまっていては非常にもったいないですし、とても悔しい思いをすることになってしまいます。
そんな方は、必ず見直しをするようにしましょう。

見直しをする時は、「時間が余ったら見直ししよう」ではなく、「最後の5分は絶対に見直しをしよう」と最初から見直しをする時間を決めておくのがおススメです。
時間が余ったら…では、ほとんど時間が余らず見直しがキッチリできなかった…となってしまいます。

難しい問題にチャレンジするのはとても重要ですが、難しい問題は周りの友達も同じように難しいのでなかなか正解できていません。しかし、簡単な問題は多くの友達が正解しています。実は簡単な問題で差が付くのです!

計算問題をしっかりと見直しして、ミスを減らすことが好成績を上げるための一番の近道です!
見直しできてないな~という方は、徹底的に見直しをしてみましょう!

11月 07, 2021

日本の選挙 | 松原教室

こんにちは!松原教室です!
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

先週10月31日(日)に衆議院議員総選挙が行われました。
みなさん、ニュースなどで選挙のことが取り上げられているのを見たんじゃないでしょうか?

今回の記事では、日本の選挙について解説していきます。

1.そもそも選挙とは?

日本は民主主義の国家です。民主主義は、国民が主権者となり、国における重要な決定権を行使する政治の事です。そのため国民が国の事について話し合って政治を行っていくことが必要ですが、1億人以上の国民全員で話し合うというのは現実的ではありません。そこで、自分たちの代表である議員を選び、その代表者たちに意思決定を任せる方法を日本をはじめ、ほとんどの国で採っています。これを間接民主主義と言います。

では、その代表者はどうやって選べばいいでしょうか?その選ぶ手段が選挙なのです。
そのため、自分の意見を反映してくれる代表者を選ぶという非常に重要なものなのです。

2.選挙権の歴史

日本では、1889年に発布された大日本帝国憲法により国会が開かれました。大日本帝国憲法の下では衆議院貴族院の二院制でしたが、貴族院は非公選制だったため有権者が選挙で議員を選ぶという事はなく、衆議院議員のみを選挙で選ぶようになっていました。
1890年に第1回の衆議院議員総選挙が実施されています。この時の選挙権は「直接国税15円以上を納める25歳以上の男子」と定められていました。これは、当時の全人口の1パーセントほどにしか当てはまりませんでした。

その後、直接国税の金額が段階的に下げられ、ついに1925年に「普通選挙法」が成立しました。これにより選挙権は「25歳以上の男子」が有することとなりました。ついに納めている税金の額に関係なく選挙権を有することになりました。しかし、まだ選挙権を有していたのは男子のみで、女性は選挙に行くこともできませんでした

女性も選挙権を有するようになったのは、第二次世界大戦後の1946年の衆議院議員総選挙からです。「20歳以上の男女」が選挙権を有することになりました。同時に女性も被選挙権を有することになったので、1946年の衆議院議員総選挙では39人もの女性議員が当選しました。

そして、現在では「18歳以上の男女」が選挙権を有することになっています。

3.選挙の原則

選挙には4つの原則があります。

  1. 普通選挙…一定以上の年齢のすべての国民が選挙権を有します。納めている税金の額などで制限することはできません。
  2. 平等選挙…1人1票で平等です。さらに1票の価値も平等である必要があります。「一票の格差」として1票の重みが違うことがしばしば問題になっています。
  3. 秘密選挙…それぞれの投票内容は秘密です。投票用紙には名前を書く必要もありませんし、どの候補者や党に投票したかを誰かに見られることはありません。
  4. 直接選挙…有権者は候補者へ直接投票します。

4.日本の選挙制度

日本の国会議員の選挙は、衆議院議員選挙と参議院議員選挙とで制度が異なります。

衆議院議員の選挙
衆議院議員選挙は「小選挙区比例代表並立制」と呼ばれる選挙制度になっています。これは「小選挙区制」と「比例代表制」を組み合わせたものになります。
小選挙区制…全国を289の選挙区に分けて、各選挙区から1人が当選します。有権者は、自分の選挙区で立候補している候補者の名前を書いて投票します。
比例代表制…全国を11のブロックに分けて、各ブロックで各政党に獲得した票数に応じて各政党の候補者が当選します。有権者は、政党の名前を書いて投票します。
これら2つのどちらにも立候補することも可能です。重複立候補と呼ばれ、小選挙区では落選したが比例代表で当選した場合を復活当選などと呼ばれています。

参議院議員の選挙
参議院議員選挙は選挙区と比例代表の2つを組み合わせています。
選挙区…全国を各都道府県ごとの選挙区に分けて、有権者の数に応じて各選挙区から1人~6人まで当選します。衆議院選挙とは異なり、選挙区によっては複数人当選することもあるのが特徴です。また、有権者の数の関係から「島根県と鳥取県」「徳島県と高知県」は2県で1つの選挙区となっています。
比例代表…全国を1つの選挙区として、各政党が獲得した票数に応じて各政党の候補者が当選します。有権者は、比例代表で立候補している候補者の名前を書くか、政党名を書いて投票します。
参議院は衆議院と異なり、重複立候補することはできません。

※衆議院と参議院の比例代表制の違い
衆議院と参議院ではどちらも比例代表制を採用していますが、実は少し異なります。衆議院では「拘束名簿方式」、参議院では「非拘束名簿式」という方式が採用されています。
拘束名簿方式…各政党が立候補する候補者の順位付けを行います。そして、獲得した議席数に応じて、順位の上から順に当選していきます。例えば、A党が比例代表で5議席を獲得した場合、1位から5人が当選します。
非拘束名簿方式…各政党は立候補する候補者の順位付けを行いません。有権者は、候補者の名前を書いて投票し、これはその候補者の所属する政党への票にもなります。各政党は得票に応じて議席を獲得しますが、当選する順位は各候補者の得た票数の多かった順に当選していきます。


今回の記事では、日本の選挙制度について解説しました。2022年には参議院選挙も控えております。皆さん、ぜひ選挙について詳しくなっておきましょう!

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