フェーン現象 | 松原教室
こんにちは!松原教室です!
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
本日、7月25日は「最高気温記念日」だそうです!
これは、1933年7月25日に山形県山形市で40.8度の日本最高の気温を記録したことが由来となっているそうです。
40.8度…。考えただけで汗をかいてしまうような温度です。暑すぎですね。
なお、この40.8度は長らく日本最高気温記録でしたが、2007年8月16日に岐阜県多治見市で40.9度を記録し更新され、さらには2013年8月12日に高知県四万十市で41度、2018年7月23日には埼玉県熊谷市で41.1度を記録しています。
さて、この70年ほど日本最高記録の気温だった山形市ですが、
こんなにも高い気温を記録した原因は「フェーン現象」という自然現象が原因のようです。
フェーン現象とは、湿った風が山を越えて吹き下りる時に、乾燥して高温な風となって気温を上昇させる現象の事です。
湿った風が山を昇っていく時は、
雲が出来るまでは100m標高が高くなるごとに気温が1度下がり、雲ができると100m標高が高くなるごとに気温が0.5度下がります。
一方で、その風が山を降りていく時は、100m標高が下がるごとに気温が1度上がります。
これにより、風が山を越えて麓に到達するころには、元の温度よりも高い温度になっていることで気温が上昇するのです。
例えば、気温が25度で標高2500mの山を風が越える場合は、
1500mから雲が出来ると仮定すると、
標高0mから1500mまでは1500m標高が高くなるので、気温が15度下がって10度になります。
そして、雲が出来始める1500mから2500mまでは1000m標高が高くなるので、気温が5度下がって5度となります。
そこから、風が山を降りていくわけですが、2500m標高が低くなるので、25度気温が上がって、
山を降り切った標高0m地点では気温が30度となります。
このように元々25度だった風は山を越えると30度の風となり、気温が上がっているのです。
山形市は盆地に位置しているため周囲を山に囲まれているので、フェーン現象が起こりやすい場所なんです。
さて、日本最高記録級の気温とまではいかないにせよ、大阪の今年の夏も非常に暑い状況が続いていますね。
熱中症には十分に気を付けて過ごしていきましょう。
松原教室でも、換気はしつつもエアコンをしっかり稼働させて、涼しい環境で勉強できるようにしています。
水分補給も非常に重要ですので、ぜひお茶やスポーツドリンクを持参して教室に来てくださいね!
暑い夏ですが、ともに勉強を頑張っていきましょう!
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