羽曳野市古市教室ブログ

06月 16, 2021

講師ブログ:読解問題の攻略法とは|アップ学習会|古市教室

こんにちは。

日本最古の八幡宮である誉田八幡宮の近くで古墳に囲まれた、アップ学習会古市教室です★

 

 

 

期末テストがすぐそこに迫り、課題!暗記!テスト勉強!となっているのではないでしょうか。

この時期、期末テストと夏休みに向けての懇談をお取りしているのですが、その中でも学年問わずよく耳にする質問が・・・

 

 

「国語ってどうやればいいのですか?」

 

 

文法や漢字は理解して覚えることでまだ点数に直結しやすいですが、読解問題は勉強のしかたがわからない!

と後回しにしている生徒さんがいます。

 

個人的に定期テストの勉強としては学校の授業ノートやワークにしっかり目を通し、覚えるくらいがいいと思ってます。

 

 

 

じゃあ実力テストは?

 

 

・・・ということで

物語文・評論文など読解問題の攻略法について聞いてみました○

主に近隣の藤井寺・土師ノ里教室で授業をしているY先生です!

 

 

 

○テスト前にする事

評論文も物語文も読んで慣れることが重要です。

1週間に1回でもいいので問題を解く。答えの根拠となる解説を読み込む。

これを徹底してくださいね(*^^*)

 

 

 

○入試対策

1度でた問題はもう入試には出ないからと過去問を後回しにしがちですが、

これもテスト前対策同様、問題になれることが重要です\(˙ ˙ )

 

問題構成などは年度によっても大差ないので、自分がどの形式の問題が苦手なのかを

理解するためにも過去問は必ず解きましょう。

解説も読み込み、答えの根拠を探す訓練が重要です。

 

 

 

○問題を解くコツ

《評論文》

文章を読む前にまずは問題文を見ましょう。

 

この後何について問われるのか確認が出来たら文章を読み、

本文中に問いについて書かれている箇所を発見したら本文を全て読み終える前に問題を解きましょう。

重要な箇所に線を引くのもオススメです。

 

 

《物語文》

評論文と同様、まずは問題を確認しましょう。

 

①誰についてか ②時系列は?

③どのような問いなのか(心情について、分の構成についてetc.)

以上の3点に注目します!!

 

設問を確認できたら本文を読みます。

問に対しての答えの箇所を発見すると問題をときましょう。

 

物語文は時間、登場人物、心情の整理が重要です。

それらを意識して線を引きながら読み進めるのがオススメです。

 

設問確認→本文(答えの箇所まで)

→解答→本文(読み終えた箇所から次の答えの箇所まで)

を繰り返します。

 

 

 

 

○最後に

国語は点数が伸びるまで時間がかかります。

入試対策としては1週間に1題を3年生の春から続けていくのがベストです。

 

 

長い文章になれる、答えを見つける能力を育てる

これが国語の点数を伸ばす鍵だと私は思います。

 

 

途中で読むのを止めてしまうと直ぐに能力が落ちてしまいます。

国語の成績アップは長期戦になるので少しの量をコツコツ解くのがオススメです。

 

国語の苦手な人、答えは本文中にあります。

落ち着いて本文から回答を探す訓練をすれば、点数は伸びるよ(ง🔥Д🔥)ง

 

 

 

 

 

 

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06月 07, 2021

中学校の教科書改訂・新指導要領|アップ学習会|古市教室

こんにちは。

日本最古の八幡宮である誉田八幡宮の近くで古墳に囲まれた、アップ学習会古市教室です★
すでに実施されているため皆さんご存じかと思いますが、2021年度に中学校の教科書改訂が行われます。

今回は中学校の教科書改訂についてお話します!

 

 

目次(タイトルクリックしたらそこへ飛びます)

■教科書改訂はいつ?
■今回の改定の目的は?
■大きく変わる教科は?
■学び方も変わる
■教科書改訂による影響は?
■新中3はかなり負担が大きい学年になる

 

 

■教科書改訂はいつ?

学校で使う教科書は定期的に改定が行われていて、小・中・高と順番に改定されます。

 

2020年度:小学校の教科書改訂(実施済み)

2021年度:中学校の教科書改訂←今ここ!!

2022年度~2024年度:高校の教科書改訂※高校は年次切り替え

 

 

小学校の改定の時は【英語教育】が目玉でした。

高校の改定は新たな教科や科目の設置が行われ、大学入試改革である【大学入学共通テスト】へつながってきます

 

 

■今回の改定の目的は?

教科書は学習指導要領に基づいて作られており、この学習指導要領は10年ごとに改定され、社会状況や学習課題に応じて見直しが行われています。

社会の変化や技術の進歩への適切な対応をできる力をつくる目的が一番大きな見直し理由です。

 

IT技術が進み、プログラミング教育が導入される

持続可能な社会をつくっていくための環境やエネルギーについての教育

学んだことをどう活かしていくかというキャリア教育

 

上記以外にも重視される内容が変化してきました。

そのため、教育改革が行われ、子供たちは新たな時代を生きていくために必要な「正解のない課題に取り組む力」をつけていくことになります。

 

また、小・中、中・高、高・大の「接続」も重視されています。

小学校から大学まで、日本の学校教育全体の改革として、一連の流れを強く意識したものとなります。

 

 

■大きく変わる教科は?

ズバリ、英語です。

 

小学校の教科書改訂の時にも目玉だった【英語教育】

高校卒業時点での英語の到達度合いをひきあげたことにより、英語学習が小学校へ前倒しに。

中学校の教科書改訂では今まで高校で学習していた内容が入ってきます。ただし学習時間に変更はありません。

 

しかも文法は難易度が高いものが高校からおりてきます。

そのため文法事項・本文ともにボリュームアップ!教科書のページ数も増加します。

 

 

■学び方も変わる

実はまだ大きなポイント2点があります。

 

①「思考力・判断力・表現力」

知識を習得するだけではなく、「思考力・判断力・表現力」を育成することを目指すのが新しい学習指導要領の考え方です。教科書の中身として日常的な内容で提示されたり、対話が重視されたり、主体的に学べるような設定がなされていたりします。

また地図やグラフ・表などの情報を見て取捨選択させ、アウトプットする力を養う学習もあります。

 

②「質的変化」

教科や学年をこえて同じテーマを扱うことで、つながりを意識させています。理科の実験考察や国語の単元ごとの達成目標など、「何を学び、何ができるようになるか」を具体的に明示されるようになります。

 

 

■教科書改訂による影響は?

高校入試の問題に変化が出ると予想されます。

 

今回の大きなポイントである「思考力・判断力・表現力」を発揮させるような問題形式に変化するかと思われます。

自分の意見を述べる英作文であったり、複数の図表から読み取って判断させたり、日常会話から解決策・答えを見つけさせるような数学の問題など、傾向の変化が今後も続いていきます。

 

また、大学入試共通テストにも大きく変化します。

共通テスト開始前に民間の英語資格・検定を利用した英語4技能試験の活用や国語数学での記述式問題の導入が見送られています。ですが、本格的大学入試改革の目的自体は変わっていません

2024年度に本格実施がされるため、予想以上に変化が大きくなることが予想され、知識だけでなく思考力や表現力も評価の対象になります

 

 

■新中3はかなり負担が大きい学年になる

2021年度に中3になる学年は先述の共通テスト本格実施の初年度の学年になります。

また、新しくなった教科書での学習が1年しかないまま、新学習指導要領の入試問題に取り組まなければならないことになります。

今までの学び残しやつまづきをそのままにしておくと、今後の学習に大きな影響をもたらします。

出来るだけ早くに前学年の復習を終えておきたいところです。

 

単語を覚える、文法を理解する、公式や解き方を改めて考える、用語を覚えなおす。

自らでもできることはあります。

 

 

そのうえで今後の未来を見据える力を作る手助けを、アップ学習会では行います。

学習面での不安がある方はお気軽にお問い合わせください。

 

 

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