大統領について知ろう! アップ学習会野田阪神教室
皆さんこんにちは!アップ学習会野田阪神教室です。
11月に入り、今年も残り2ヶ月となりました。
今年は新型コロナウイルスの影響もあり、1年が怒涛の勢いで過ぎていった感じがあります。今年を振り返り、来年に向けての準備を進めておきましょう。
さて、今回のテーマは「アメリカ大統領」です。現在、大統領選挙が行われており、トランプ氏が再選するかバイデン氏が新たな大統領になるのか注目が集まっています。大統領というものに注目が集まっている今だからこそ注目したいと思います!
まず、大統領という役職について知っておきましょう。アメリカの大統領職は日本の総理大臣と同様に選挙によって選出されます。大統領は4年に1度選出されることになっており、同じ人は2度以上選出されることはありません。そのため大統領の任期は最大で8年となります。(一部例外あり)
日本の総理大臣は国会議員から選出されますが、アメリカ大統領は連邦議会員出身である必要はありません。そのため、日々国会に出席している総理大臣と異なりアメリカ大統領は議会にはあまり出席しません。また日本の総理大臣と異なり、アメリカの大統領は議会から不信任案を出されることはありません。アメリカ大統領の解任は弾劾裁判による判決によってのみ可能となっています。
アメリカは現在名実ともに「世界一」の国家です。その国家の元首たる大統領はもちろん世界の情勢に大きな影響を与えます与えます。4年前にトランプ氏が大統領に選出された際も世界中が大きく報じました。今回はそんなアメリカ大統領の中でぜひ覚えておいてほしい人物を紹介します。
①エイブラハム・リンカーン(在職1861年-1865年)
リンカーンはアメリカ第16代の大統領です。リンカーン大統領の政治で最も有名なことは「奴隷解放」です。リンカーンは奴隷解放宣言を出し、多くの黒人奴隷を解放したことで知られています。また、ゲディスバーグ演説と呼ばれる有名な演説で「人民の、人民による、人民のための政治〜」と述べたことも有名です。また、リンカーン大統領の時代にはアメリカを2分する内戦、南北戦争が起こりました。最後は劇を観劇中に暗殺されました。
②ウッドロウ・ウィルソン(在職1913年-1921年)
ウィルソンは第1次世界大戦期のアメリカ大統領です。第1次世界大戦が終結したのち、パリ講和会議にて世界平和のための組織「国際連盟」の組織を主導したり、「民族自決」の考えを示した「14カ条の平和原則」を示すなどして世界平和のために貢献し続けました。これらの功績によりノーベル平和賞も受賞しています。しかし、彼の想いとは裏腹に、世界の歴史は2度目の世界大戦に向かっていったということは皮肉というしかありません。
③フランクリン・ルーズベルト(在職1993年−1945)
ルーズベルト大統領は第2次世界大戦期の大統領です。世界恐慌が発生し、アメリカ経済も大きな打撃を受けた際、有名な「ニューディール政策」を実施してアメリカ経済を立て直しました。その後の世界大戦も連合国の中核として活躍しました。
④ジョン・F・ケネディ(在職1961年-1963年)
ケネディはアメリカの第35代大統領です。大統領としては初の20世紀生まれの大統領です。ケネディ大統領の在職中にはキューバ危機やベルリンの壁の建設、米ソの宇宙開発競争など様々な様々な歴史的出来事が発生していました。最後はパレードの最中に暗殺されました。ケネディ大統領の暗殺事件は様々な陰謀論が立てられ、今でもその犯人を巡って議論が続けられる歴史上のミステリーとなっています。
いかがでしょうか?彼ら以外にもアメリカには多くの有名大統領が存在します。これを機に、アメリカの大統領について学ぶのはいかがでしょうか?