年賀状を書いてみよう!
早いもので、今年も残り2ヶ月となりました。
「流行語大賞」や「今年の漢字」という言葉を聞くと
年末が近づいてきたなぁとしみじみ思います。
私はというと、割と年末年始の雰囲気が好きです。
今年を振り返ることによって
「来年はこんなことがしたい」「これをできるようにしよう」と
気が引き締まるからです。
近年は出す人も少なくなっていると聞きますが
年賀状もとてもいい文化だと思っています。
友達とのメールやLINEでのやりとりも楽しいですが
やはり紙での交流も温かみがあって好きです。
ずっとは難しいかもしれませんが
一年に一度こういう機会があるのはいいですね。
年賀状にはいくつか細かいルールがあります。
例えば「去年」と書くのはあまりよくないと言われています。
「去る」は忌み言葉なので、「昨年」などに書き換えた方がいいですね。
また、「元旦」という意味を知っていますか?
「旦」という漢字は地平線のすぐ上に
太陽が昇っている状態を表しています。
「元」は最初という意味ですね。
元年、元始という言葉からもわかります。
つまり「元旦」とは最初の日、
一月一日の朝を指します。
年賀状を出すのがギリギリになって一日に届かない場合や
いただいた年賀状にお返しをする場合は
元旦は書かない方がいいでしょう。
また、「一月一日 元旦」という言葉も変ですね。
元旦に一月一日の意味が含まれているのですから
「頭が頭痛」と同じような状態になってしまいます。
こういうことは学校ではなかなか知る機会がないかもしれません。
でも年賀状も日本のいい文化なので
ぜひ知っておいてもらいたいです。
去年出さないかった人も、
今年は友達やお世話になった人に
年賀状を書いてみるのはいかがでしょうか?