親の誕生日を迎えてふと思うこと。/パーソナル学習会/打出教室/芦屋市
こんにちは。この前、自分の父親が誕生日を迎えて、少し色々と思うことがあったのでそれをお話しようと思います。
生徒さんに親がうっとうしい、という話を本当によく聞くんですね。特に中3くらいの生徒さんに。昔から割と生徒と仲良くするタイプだったのでそういうグチは何年も何年も聞いてきました。私も中3くらいの時は間違いなくそう思っていました。
大好きだったゲームは成績が取れないとダメだと制限され、何かにつけてはあれもダメ、これもダメ、と言われ、中2の時に成績をごまかしていて嘘がバレた時は本当に大丈夫かと思うくらい怒られました。怒られ過ぎて自宅から助けてくれと叫んだくらい。
何という迷惑な子供やねん、と今更ながらに思うんです。今になると本当にありがたみ、というのが分かる気がします。振り返って見ると、何不自由無く兄弟共々育ててもらい、大学へ行くのにしっかり勉強させてもらい、新卒で働かずにやりたいこと見つけたい、と言った時も味方であって。一度職についてすぐにしんどくなって転職する時も何一つ怒ることなく味方だった。そして教育でやり直したくなって今の職についた時も喜んでくれた。大人になってからも、いつまで経っても親は親、子は子なんだなと感じます。
ただ、私もそうした優等生な子供じゃなかったから子供の気持ちも分かるんです。反抗期の時はそれこそ親に向かってたくさん暴言を吐いてきましたから。
私はそうした家庭の相談を受けた時、その場では共感をしてあげています。ただし、「今はそうかもしれないけど、5年10年したら感謝する日が来るよ。」とどちらの味方になるような意見を添えるようにしています。子供の気持ち、大人の気持ち、どちらも大切で、自分にそうした経験があって、個を尊重してもらえたからこそ、かけられる言葉がある。
今年で20代も終わり、ついに来年に30を迎えます。まだ、大人としてや人生の経験者としては未熟。されど、学生にとってはまだ人生の先輩のはずだから、伝えられることはたくさんある。
これからももっと教育者として、勉強以外のところもしっかりサポート出来る人になりたい、と強く思う今日この頃でした。
武田勝頼という人物/パーソナル学習会/打出教室/芦屋市
武田勝頼という人物をご存知でしょうか?
武田勝頼といえば、長篠の戦いの敗北や織田信長に負けてしまったというあまりいい印象を持たれていない武将のように思います。ここでは武田勝頼という人物について少し触れてみたいと思います。
あの有名な武田信玄の息子です。彼は1546年、武田信玄の四男として生まれました。母親は信玄が滅ぼしてしまった諏訪家の人物であり、当時信玄は勝頼を諏訪家の養子に出して一門衆として活躍させようと目論んでいました。
武田家の当主は信昌→信縄→信虎→晴信(武田信玄のことです!)と代々信の字がついています。信玄の長男は義信という名前なので信玄は義信を跡継ぎに考えていたと考えられます。
しかし、義信は30歳で信玄より先に世を去ります。廃嫡されており、一説には義信が信玄を追放しようとしたから、という説もありますが、次男、三男と盲目であったり幼い頃に亡くなっていたりと後を継げなかったため、急遽勝頼は武田家の世継ぎとなりました。
1573年、信玄が亡くなり、勝頼が後を継ぐのですが、問題は勝頼の立場です。勝頼は武田勝頼ではなく少し前までは諏訪四郎勝頼でした。武田家の重臣達は皆武田家に付き従っていたのであり、諏訪家の勝頼はあまり歓迎されなかったのではないかと思います。
その後、勝頼は怒涛の勢いで勢力を拡大します。軍事的な才能は素晴らしく、後世には強すぎる大将と言われるほどの人物でした。
しかし、相手は織田信長。勝頼は無位無官のままにされてしまい、長篠の戦いで重臣を失います。長篠の戦いの後、北条家と婚姻同盟を結んでおり、上杉家の跡継ぎ争い(御館の乱)に際して勝頼は北条氏政の弟に味方します。しかし御館の乱で勝頼は突如として同盟相手の弟を裏切り、長尾顕景の味方をします。私はこれは大きな失策だったのではないかも考えています。歴史にもし、はありませんがもし北条、上杉、武田の三国同盟が出来ていたらどうなっていただろうと考えてしまいます。
武田勝頼の息子の名前は信勝、自身は信勝が当主となるまでの間の陣代としての立場になっていました。勝頼は自身の力を示すために勢力を広げましたが最後は一門にまで裏切りに合い、滅んでしまいます。
もし、~が~なら。これを考えるのも日本史の楽しい魅力の1つですね。
少し早い合格の季節
こんにちは。
季節の変わり目ですね。体調管理を徹底し、ご自愛くださいませ。
さて、当打出教室でも指定校取れました!の報告を数件いただきました。毎年この時期はこうした報告を頂いくことが多く、教室長としても報われる思いです。高3の生徒にとっては指定校だけでなく公募推薦の時期にあたったり、一般入試に向けてセンター試験が近づいてくるなど、忙しさが増してきたように感じます。
ひとえに生徒様の3年間の努力が認められ、合格の2文字を手にしたのだな、と感無量です。
さて、今回は高2の生徒様に向けたお話をさせていただきます。高2の生徒様は今ちょうど部活に精を出されていますか?それとも受験のことで悩んでいますか?
受験生の多くは高2の時点で志望校や人によっては志望の学部を決められていない人がいます。だから焦らなくても大丈夫…、ではありません。志望校は真っ先に決めて欲しいです。受験に必要な科目を洗い出しておかないとどの科目を勉強したらいいのか分からなかったり、さらには目標が無いことに関するやる気の減衰が見られます。志望が無いことに対しての焦りも出てしまうでしょう。
勉強に時間を費やすのは正解ですが、もしあなたがまだ志望校を決めていない、というのであればインターネットを使って自分の興味のある学校を調べてみましょう。『ここだ!』を見つけたら配点を見てそれから勉強をするのです。
どうしても志望校を見つけるのに時間がかかるのならば…。英語を勉強しましょう。理系、文系を加味しても英語の無い受験はかなり限られます。また、万が一使わなかったにしても将来的に日常生活やTOEICなどで使うことがあり、とても受けの広い科目に位置しているのです。勉強しながら志望校を見つけるのならば英語が最も効率的でしょう。