西宮市阪神西宮教室ブログ

01月 29, 2018

圧力のイメージ

今回は状態変化の中で大切な圧力についてイメージをお話します。

圧力が例えば1気圧よりも高い場所だと物質は固体や液体になりやすくなります。僕は圧力が高くなると物質を構成している原子や分子の距離がより圧縮されて固体や液体になるというイメージを持っています。

反面、圧力が下がると気体になりやすくなります。富士山の頂上では気圧が低いためお湯を沸かすと早くに沸騰してしまい、お湯が十分な温度に達さないというのは聞いたことがあるでしょうか。100度で沸騰するはずの水が沸点の低下によって早くからより低い温度で沸騰するため、100度のお湯にならないのです。

何かしらこうした身近なものにイメージを合わせてみると見えなかったものが見えてきます。ぜひご活用ください!

01月 13, 2018

南中高度と理科

こんにちは。今回は影の向きと南中高度とを考えていきます。中学受験、中学理科向きの内容です。

 

南中という言葉をご存知でしょうか。正午、お昼間に太陽は最も高く登ります。その時の太陽のことを南中といいます。

さて、日本は北緯35度の位置に存在します。日本は夏場であっても太陽は南側で最も高く登ります。春分や秋分の南中高度は90-35=55度の南中高度で南中し、そこに季節の影響である地軸の傾き23.4度を足すと夏至の南中高度が出ます。日本の場合、55+23.4=78.4度が夏至の南中高度になります。反対に冬至は23.4度を引きましょう。31.6度になりますね。

南中という言葉がある通り、南に太陽が登るので影の向きは当然北向きです。東から登って西に沈むため、影は西から東へ動きます。

理科は何かしら理論がある場合があります。丸暗記よりも自分なりに法則を考えて感動すれば印象も深まりますね。ぜひ試してみてください。

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