大阪市堀江教室ブログ

05月 01, 2016

どうして人は忘れてしまうのでしょうか?テストに向けた日々の勉強・・・

こんにちは。暖かいを通り越して暑くなってきましたね。夏が近づいてきました。

それに伴い、勉強も本格化してきましたね。

 

5月といえばそろそろ新年度の環境に慣れてきた頃でしょうか?

中学生・高校生にとっては、テストが近づいてくる頃でもあります。

新中学1年生になった人は、初めての定期テストですね。

緊張してきますね。

 

直前でバタバタと課題に追われないように、今のうちからできるところを片付けていきたいですね!

 

 

さて、その課題ですが、なぜ出されるのだと思いますか?

 

ほとんどの学校や塾では、課題(宿題)が出ます。

(もちろん、当塾も宿題を出しています!)

授業に部活に遊び… 沢山予定があるなか、課題を出されるのは嫌かもしれません。

その気持ちはとてもわかります。

いまの大人も、必ず子どもの時期がありましたから、みんな同じ経験をしてきました。

ただ、意地悪で出しているわけではありません。

 

なぜ課題を出すのかというと、

「忘れないでほしいから」なのです。

 

 

昨日の夕ご飯は何を食べたか、覚えていますか?

では一昨日はどうでしょう。

先一昨日、その前は…?

 

人の記憶とは儚いもので、放っておくと、どんどん忘れていきます。

一週間前の夕ご飯でさえ、思い出せる人は少なく、思い出せたとしても、とても時間がかかります。

二週間、三週間前に勉強した内容なんて、放っておけばどんどん忘れていくのです。

 

実はこれは、科学的にも証明されています。

無題

エビングハウスの忘却曲線

 

ドイツのエビングハウスという人が、「人間がどれだけ記憶を忘れてしまうか」という実験をした結果です。

 

20分後  42%を忘れる

1時間後  56%を忘れる

1日後   74%を忘れる

1週間後  77%を忘れる

1ケ月後  79%を忘れる

 

どうでしょう。

ちょっとびっくりしませんか?

頑張って覚えたことも、単純に詰め込んだだけでは、20分たてば4割以上忘れてしまうみたいです。

もちろん、授業中にしっかり理解して、ほとんど完璧にクリアできていれば、もっと覚えていられると思います。

しかし、その記憶も放っておけばどんどん薄くなっていきます。

 

 

だから、課題を出すのです。

 

勉強したことをもう一度やり直せば、また記憶は戻ってきます。

せっかく覚えたことを、忘れてしまわないように、残していられるように…

そのために、課題は必要です。

ということは…

課題は、コツコツしてこそ意味があるということです!

テスト前になって課題をしようと思っても、忘れていることも沢山あるかもしれません。

前の記事に書いたような、「間違えた問題のやり直し」をする時間もありません。

毎日忙しい!という人もたくさんいるとは思いますが、あとから自分の首を絞めないように、少しでも時間をみつけて、課題はコツコツ進めておきましょう!

 

 

アップ学習会では、「宿題サポート」というプランもあります。

日々の課題をしていてわからないところも授業でサポートできます。

わからないところが多い、応用問題が中々とけない… などなど

お悩みをお持ちの方も、ぜひご相談ください。

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