どうして人は忘れてしまうのでしょうか?テストに向けた日々の勉強・・・
こんにちは。暖かいを通り越して暑くなってきましたね。夏が近づいてきました。
それに伴い、勉強も本格化してきましたね。
5月といえばそろそろ新年度の環境に慣れてきた頃でしょうか?
中学生・高校生にとっては、テストが近づいてくる頃でもあります。
新中学1年生になった人は、初めての定期テストですね。
緊張してきますね。
直前でバタバタと課題に追われないように、今のうちからできるところを片付けていきたいですね!
さて、その課題ですが、なぜ出されるのだと思いますか?
ほとんどの学校や塾では、課題(宿題)が出ます。
(もちろん、当塾も宿題を出しています!)
授業に部活に遊び… 沢山予定があるなか、課題を出されるのは嫌かもしれません。
その気持ちはとてもわかります。
いまの大人も、必ず子どもの時期がありましたから、みんな同じ経験をしてきました。
ただ、意地悪で出しているわけではありません。
なぜ課題を出すのかというと、
「忘れないでほしいから」なのです。
昨日の夕ご飯は何を食べたか、覚えていますか?
では一昨日はどうでしょう。
先一昨日、その前は…?
人の記憶とは儚いもので、放っておくと、どんどん忘れていきます。
一週間前の夕ご飯でさえ、思い出せる人は少なく、思い出せたとしても、とても時間がかかります。
二週間、三週間前に勉強した内容なんて、放っておけばどんどん忘れていくのです。
実はこれは、科学的にも証明されています。
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エビングハウスの忘却曲線
ドイツのエビングハウスという人が、「人間がどれだけ記憶を忘れてしまうか」という実験をした結果です。
20分後 42%を忘れる
1時間後 56%を忘れる
1日後 74%を忘れる
1週間後 77%を忘れる
1ケ月後 79%を忘れる
どうでしょう。
ちょっとびっくりしませんか?
頑張って覚えたことも、単純に詰め込んだだけでは、20分たてば4割以上忘れてしまうみたいです。
もちろん、授業中にしっかり理解して、ほとんど完璧にクリアできていれば、もっと覚えていられると思います。
しかし、その記憶も放っておけばどんどん薄くなっていきます。
だから、課題を出すのです。
勉強したことをもう一度やり直せば、また記憶は戻ってきます。
せっかく覚えたことを、忘れてしまわないように、残していられるように…
そのために、課題は必要です。
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ということは…
課題は、コツコツしてこそ意味があるということです!
テスト前になって課題をしようと思っても、忘れていることも沢山あるかもしれません。
前の記事に書いたような、「間違えた問題のやり直し」をする時間もありません。
毎日忙しい!という人もたくさんいるとは思いますが、あとから自分の首を絞めないように、少しでも時間をみつけて、課題はコツコツ進めておきましょう!
アップ学習会では、「宿題サポート」というプランもあります。
日々の課題をしていてわからないところも授業でサポートできます。
わからないところが多い、応用問題が中々とけない… などなど
お悩みをお持ちの方も、ぜひご相談ください。