堺市萩原天神教室ブログ


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02月 07, 2017

新中1の勉強方法 「定期テストの成績を上げるテクニック」【萩原天神教室】:堺市東区

 

今回は小学校6年生の保護者の皆さまに、中学入学後、お子さまの成績を上げるための秘訣をお教えします。

 

保護者の方がよく言うのは、

  『うちの子は、小学校ではよくできたのに・・・

という言葉です。

小学校で、そこまで勉強しなくても、テストが普通に点数とれるのは、

学習してから、すぐ小テストをしているからです。

 

中学校では定期テストは学期に2、3回しかしません。

学習後1ヶ月半後位にテストがありますから、

復習したり、覚え学習をしていないと忘れている内容が多くなります。

 

人間が学習したことを、たった一日で74%忘れてしまうことは、

ドイツの心理学者の研究で実証された「エビングハウスの忘却曲線」でご存知だと思います。

(詳しくお知りになりたい方は、インターネットで「エビングハウスの忘却曲線」で検索して下さい。

何種類か詳しく記事が見れます。このブログには付けていません。)

 

人間は忘れる動物であることは事実で、中学1年生でも1カ月経つと、その大半を忘れてしまう事は事実なのです。

 

忘れるから覚えても無駄や』と言う、わがまま生徒もいますが、

諦めず定期的に復習をすれば、その記憶は確実に定着していくことをしっかり理解しておくことが大切であるという事です。

 

また、記憶のしかた、忘れにくい方法、効率の良い覚え学習のしかたを指導し、

身につけさせてくれる指導のできる先生にあたることも大切です。

 

中学生になると周囲の環境だけではなく、次のような5点で勉強の内容もぐっとレベルアップします。

  ①授業のスピードが早くなる

  ②範囲がより広くなる

  ③深い知識を必要とする

  ④高度な応用を求められる

  ⑤小学校で未修の新しい単元が出現する

これらの違いに遅れることなく、ついていくためには今までの勉強のしかたでは太刀打ち出来ません。

 

先ほどの忘却曲線の説明をしますと、

20分後に42%、1時間後に56%、1日後に74%、1週間後に77%、1ヶ月後に79%を忘れてしまうという結果が出ています。

小学校では、宿題がありましたから、ほとんどの小学生は宿題で繰り返し復習ができていました。

1週間後の小テストには、悪くても60点は取れていたのです。

 

中学校では4月に入学して、1回目の定期テストは5月20日前後です。

だから小学校並みの家庭学習していると、エビングハウスのデーターから、

また、私の知っている中学1年の生徒たちの成績状況からみても60点以下になっています。

 

また、中学では毎授業後に宿題出す先生は殆どいません。

だから、生徒は全く宿題しなくなります。

その習慣が身について、中学生になってから、私の教室に入塾した生徒でも、塾の宿題も忘れて来る生徒が多いです。

だから、忘却量が多くなり、テストの結果に反映されます。

 

逆に、入塾後、復習の大切さを指導後、宿題だけでも、きちんとした生徒は、

5教科合計200点~250点で入塾した生徒でも、一年間で五科合計350点、400点を超えていきます。

 

中1英語の話になりますが、1学期中間テストでは英語平均点が80~90点の学校がほとんどです。

それで安心して、宿題していない生徒は1学期末テスト(7月始め)では、

中間テストから1ヶ月半経ちますから、60~80点の英語の成績が半分以下か20点前後になる生徒が多くいます。

 

その原因は、

家で教科書を読まない」「単語練習しない」「教科書は教室に置きっぱなし」だからです。

他の教科書も同様です。

置き勉の効果はよくわかります。

 

保護者の皆様は、この現実をご存知ですか。

夏期講習で、教科書を持参させ、読ませたところ、英語の教科書の本文が読めない・・・

驚いたのは、国語の教科書が読めない。意味がわからない。

社会、理科も読ませたら、ひどい場合は1ページに5~10個読めない、意味のわからない漢字があるなどの生徒が多くおり、指導しました。

数学では、プリントで授業している教師が多く、

教科書を使った時に、長い問題文を『読めない、何言っているのか?意味わからない。』と、投げ出す生徒もいます。

 

まず、教科書を家で読む習慣の大切さを理解して、時々ご家庭で学習に使うように指導することで、成績は向上します。

一度やってみて下さい。

数学の教科書を使っていない先生の作った定期テストに、教科書の巻末問題が多く出されていたこともありました。

英語は、チャレンジテストが実施されてから、多くの学校で教科書の本文がそのままテストに使われるようになっています。

国語も同じです。

 

拙い長文を読んでいただき、ありがとうございました。

次のブログでは、中学1年生の成績上げる教科ごとの学習方法、

塾でやって成績上げた方法なども掲載します。

 

 

付録として萩原天神教室で小学6年生から学習した生徒の、

中学1年1学期中間テストの英語の成績紹介します。

小学6年生は、春期講習で英語学習し、1学期中間テスト前にテスト対策授業を受けて頑張った生徒は、

  英語:100点、98,96、95、94点

これらの成績の生徒達は今は大学生になっている生徒も含みます。

93点以下の成績が記入してないのは、過去当塾で春期講習とテスト対策受けた生徒で93点以下の記録はありませんので。

 

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