工学部出身で大学院への進学を考えていたのですが、講師のアルバイトから社員になりました。以前にも家庭教師のアルバイトなども経験していたので、教育や塾に無関心というわけではなかったのですが、なにより、この会社の将来性、自分自身を試せるという可能性を感じて就職を決めました。
入社当時に比べると教室数も増え、エリアマネージャーの仕事、本部全般の仕事、プロジェクトチームでは「マーケティング」や「講師育成」など幅広い仕事にたずさわっています。私の仕事は会社としての目標を具体化すること。それは数字だけでなく、子どもたちに何ができるのかということも含めてのことです。
新入社員には、教育でも事業でもなんでもいいのですが、何らかの志し、熱いものを持っていてほしいと思います。それが実現できる可能性のある会社だと思いますから。

人と接することが好きなので、営業の仕事に興味がありました。大きな数字を動かすであろう不動産関係の営業を考えたのですが、就職活動をしているうちに、営業だとモノを売ってしまえば基本的にその仕事は終わり。人とのふれあいは薄いのではないか、営業という職種で本当にいいのかと考えはじめました。
その点、この会社での仕事というのは生徒と保護者と深くつきあえるものです。会社として目標とする数字はあっても、目に見える商品を売るのでもありませんから、いわゆる営業としては難しい仕事かもしれません。しかし、私の思っていた営業の楽しさは間違いなくあると思います。
別の業界、別の職種への就職を考えている人も、塾という固定概念にとらわれず、人のため、地域のための仕事として検討してみてください。新しい可能性が見えてくるのではないかと思います。