≫教室の詳細はこちら
にんべんとぎょうにんべんの違い【漢字豆知識】アップ学習会堺ザビエル公園前教室
こんにちは!
タイトルを読んで「ん?」と思われた方が多いのではないでしょうか。
最近はスマートフォンやパソコンの普及で紙に字を書くということが少なくなってきました。
それに合わせて、子供だけでなく大人の漢字力が低下しています。
実際に教室に来られた保護者の方が
「子供は漢字が苦手で、実は私も苦手なんです。」
という方も少なくありません。
さて、タイトルの豆知識ですが、
「にんべん」と「ぎょうにんべん」は形も名前も似ていますが、
全く別の意味をもつ部首です。
「にんべん」はその名前の通り、【人が立っている姿】からできていて
人の性質や状態、動作に関する漢字につく部首です。
「ぎょうにんべん」は十字路を表す「行(ぎょうがまえ)」の左半分が独立したもので
進むことや道に関する意味をもつ部首です。
たとえば
「待」と「侍」という漢字の左側(つくり)の「寺」には
【じっととどまる】という意味があります。
これに「にんべん」がつくと
「えらい人のそばにじっと控えていること」を示す「侍」となり
これに「ぎょうにんべん」がつくと
「行かずにとどまる」つまり「待つ」という漢字になります。
このように部首の意味を理解すると一度覚えた漢字を忘れやすくするだけでなく
なんだか楽しくなってきませんか。
こんな漢字の豆知識もちょっと漢字を勉強してみようかなというきっかけになってくれたらいいなと思います。
また今後ともこのような豆知識を紹介していきます。
≫教室の詳細はこちら