漢字の成り立ちゲームから得る習慣
初芝教室には小学生から高校生まで幅広い年齢の学生が通って下さっています。
先日の小学生の授業のとき、6年生の女の子が学校で習った漢字のゲームを年下の子に教えて、4年生や5年生用に問題を作って出題していました。今、小学校6年生の国語の時間では漢字の成り立ちや意味、部首などを辞書で調べて発表したり、調べたことにもとづいて問題を作ったりしているようです。
年下の生徒たちにとっては来年・再来年、自分たちが学校で何を習うのかを知ることができ、今の勉強が繋がっていることを実感する事ができたようです。そのゲームの後の漢字の勉強での集中が普段と違い、大変驚きました。
また、6年生のその生徒にとっても今回のゲームは得ることがあったようです。
問題を出題するということは答えがなぜその答えになるのかを考えて作成するため、より問題の特徴を知ることができます。そういった経験は出題者の意図を考える習慣をつける良いきっかけになると思います。算数にしても国語にしても、この問題が何を問うているのかを正確に把握する事が重要です。そのためには多くの問題を解き、経験をつむことも必要です。しかし、時間はかかるかもしれませんが、今回のように自分で問題を作ってみるということも良い方法でしょう。
教室でも、こういった方法を取り組んでいければと思います。