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スーパーボールのつくりかた|アップ学習会|天王寺教室
こんにちは。
JR天王寺駅から徒歩3分
操車場が目の前にあるカレー屋さんの2階、アップ学習会 天王寺教室です★
前回の記事では、今年の夏期講習期間に行われる小学生イベントの紹介をしました。
今回は「スーパーボール作り」について掘り下げます!
先日、教室長たちによる実験の勉強会が行われました(^^)
作ったスーパーボールはこちら!
不器用さんふたりで作ったので形は上手くいかず・・・💦
左側がかなりいびつです(笑)
このスーパーボール、右側と左側で作り方が違います!
今回は右側を説明します。
PVA(ポリビニルアルコール)という水溶性のプラスチックを使っています。
洗濯のりに含まれている成分です。
このポリビニルアルコールが水の分子にくっついているため、洗濯のりはドロッとした液体のような状態です。
※水溶性:水に溶ける性質
このPVAに食塩を混ぜると反応します。
PVAは水よりも塩の方がくっつきやすい性質を持っているので、水が離れます。
(食塩を構成しているイオンが水と反応してPVAだけ残ります。)
※食塩=塩化ナトリウム(ナトリウムイオンと塩化物イオン)
PVAから水が離れると、ポリビニルアルコールと塩だけになります。
これがスーパーボールになります★
なぜこのスーパーボールが跳ねるかというと・・・
PVAはプラスチックに近い物質で水に溶けますが、溶けきれない分は固体になります。
固体のPVAは弾性が高いです。
※弾性:外からの力で変形しても、力がなくなると元に戻ろうとする性質
そのためPVAを使って作ったスーパーボールは跳ねるのです。
床に投げると、投げた力と同じだけバネになり大きくはずみます!
夏期講習受講者はイベント参加できるので、実際に作って体験してみてください♪
次回の更新もお楽しみに!
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