空の色ってなんで変わるの? アップ学習会 関目教室 | 大阪の個別指導の学習塾ならアップ学習会

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09月 24, 2020

空の色ってなんで変わるの? アップ学習会 関目教室

皆さんこんにちは。

シルバーウィークも終わり、中学校では体育祭の準備が本格化してきました。

 

菫中学校では修学旅行も終わり、今年度も折り返しにさしかかっていますね。

 

さて、最近日が暮れるのが早くなりましたね。

教室で授業をしていても、「もう夕方や~」という声が聞こえてきました。

 

連休最終日、たまたま空を見たら・・・

 

 

すごい赤い空が✨

青空もいいですが、夕焼けも好きなんです。

 

ところで、なぜ夕焼けが赤いのか。みなさん知っていますか?

 

 

実は”光の波長”がポイントです。

 

詳しくは、高校の物理で勉強をしますが、ポイントだけ解説しましょう。

 

 

太陽の光って、限りなく白に近いですよね。

プリズムという器具を使い、太陽の光を分解すると虹の色(赤色橙色黄色緑色青色藍色紫色)に分かれます。

レンズなどを通すと、光が虹色に分かれます

 

この光は、色によってそれぞれ波長が異なります。(光は波の成分があるんです)

 

 

赤色は、波長が長く、青色は波長が短くなっています。(虹を見たとき、波長が長い赤色は外側に。波長が短い青色は内側に位置していますね)

人間の目に見える光のことを”可視光”といいます。

 

この可視光の範囲より外にある色のことを”紫外線”と呼んだり”赤外線”と呼んだりします。

 

 

この波長の違う光が、太陽から地球に向けて降り注いでいるんですね。

 

そして、太陽から地球に到着するまでに、大気の層を通ってきます。

宇宙空間、大気圏にはいろんなチリ(ゴミ)や水蒸気が含まれます。

このチリに光がぶつかってしまうと、反射してしまいうまく地球には届きません。

 

 

昼間は太陽の位置が、観測者(見る人)から近いため、地球と太陽の距離が近くなっています。

観測者までの距離が近い分、どの光も届くので、青く見えるんです。

 

夕方の太陽の位置は、日が傾いているため、観測者(見る人)から遠くなっています。

地球(観測者)までの距離が遠くなればなるほど、波長の短い青い光は分散され届きにくくなってしまいます。

その結果、波長の長い赤い光が多く届くようになります。

このため、夕方の空は赤く見えるんですね。

 

 

日常に隠れた現象も、実は理科の知識で解説出来るんですね。

理科っておもしろい!!

 

 

日常のふとしたことに興味を持って調べてみる。

それも立派な”学び”です。

ちょっとした気付きや学びを大切にしていきましょう。

 

 

 

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