大阪市千鳥橋教室ブログ


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05月 04, 2016

エビングハウスの忘却曲線

こんにちは!

千鳥橋教室ブログの更新です。

 

5月、そろそろ新年度の環境に慣れてきた頃でしょうか?

中学生・高校生にとっては、テストが近づいてくる頃でもあります。

新中学1年生になった人は、初めての定期テストですね。

ちょっとどきどきです。

 

学校によっては、中間テストがあるところとないところもあります。

中間テストを実施する学校は、5月。

中間テストを飛ばして、期末テストから始まるところは、6月です。

 

6月と聞いて「まだ先だな」と思った人もいるかもしれませんが、

中間テストがないということは4月~6月の分が、全て範囲になります。

その分、課題もどっさりです。

直前でバタバタと課題に追われないように、今のうちからできるところを片付けていきたいですね!

 

 

さて、その課題ですが、なぜ出されるのだと思いますか?

 

ほとんどの学校や塾では、課題(宿題)が出ます。

(もちろん、当塾も宿題を出しています!)

授業に部活に遊び… 沢山予定があるなか、課題を出されるのは嫌かもしれません。

その気持ちはとてもわかります。

いまの大人も、必ず子どもの時期がありましたから、みんな同じ経験をしてきました。

ただ、意地悪で出しているわけではありません。

 

なぜ課題を出すのかというと、

「忘れないでほしいから」なのです。

 

 

昨日の夕ご飯は何を食べたか、覚えていますか?

では一昨日はどうでしょう。

先一昨日、その前は…?

 

人の記憶とは儚いもので、放っておくと、どんどん忘れてきます。

一週間前の夕ご飯でさえ、思い出せる人は少なく、思い出せたとしても、とても時間がかかります。

二週間、三週間前に勉強した内容なんて、放っておけばどんどん忘れていくのです。

 

実はこれは、科学的にも証明されています。

エビングハウスの忘却曲線

 

無題

 

ドイツのエビングハウスという人が、「人間がどれだけ記憶を忘れてしまうか」という実験をした結果です。

 

20分後  42%を忘れる

1時間後  56%を忘れる

1日後   74%を忘れる

1週間後  77%を忘れる

1ケ月後  79%を忘れる

 

どうでしょう。

ちょっとびっくりしませんか?

頑張って覚えたことも、単純に詰め込んだだけでは、20分たてば4割以上忘れてしまうみたいです。

もちろん、授業中にしっかり理解して、ほとんど完璧にクリアできていれば、もっと覚えていられると思います。

しかし、その記憶も放っておけばどんどん薄くなっていきます。

 

 

だから、課題を出すのです。

 

勉強したことをもう一度やり直せば、また記憶は戻ってきます。

せっかく覚えたことを、忘れてしまわないように、残していられるように…

そのために、課題は必要です。

ということは…

課題は、コツコツしてこそ意味があるということです!

テスト前になって課題をしようと思っても、忘れていることも沢山あるかもしれません。

前の記事に書いたような、「間違えた問題のやり直し」をする時間もありません。

毎日忙しい!という人もたくさんいるとは思いますが、あとから自分の首を絞めないように、少しでも時間をみつけて、課題はコツコツ進めておきましょう!

 

 

アップ学習会では、「宿題サポート」というプランもあります。

日々の課題をしていてわからないところも授業でサポートできます。

わからないところが多い、応用問題が中々とけない… などなど

お悩みをお持ちの方も、ぜひご相談ください!

TEL 06-4790-8202

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