インプットとアウトプット | 松原教室
こんにちは!松原教室です!
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
今日はインプットとアウトプットについてお話します。
勉強は、大きく分けてインプットとアウトプットの2つに分けることが出来ます。このインプットとアウトプットのどちらが欠けても成績が良くなることはありません。しかし、それなりに勉強量は取っているのにも関わらず、なかなか成績の上がらない子を見ていると、インプットかアウトプットのどちらかばかりを頑張っているというような事も多いです。
①インプットとは?
インプットとは、新しい知識を理解したり覚えたりすることを指します。教科書を読んだり、授業で先生の説明を聞いたりすることがインプットに当たります。単語や漢字を覚えることもインプットですね。
勉強の一番の基礎になるのは、このインプットです。知識が無い状態で、問題やテストを解いても解ける訳がありませんので、まずは知識を頭に入れる(=インプット)することからスタートです。
②アウトプットとは?
アウトプットは、理解したり覚えたりした知識を実際に問題を解いて活用することを指します。問題集を解いたり、テストを受けたりすることがアウトプットに当たります。
いくら知識や解き方を覚えても、実際に問題を解く際に自分で使えるとは限りません。問題を解いて、知識を問題に応じて正しく活用できるかを練習することがアウトプットです。
③インプットの方法
まずは、学校の授業をしっかりと聞きましょう。学校の授業は、塾や家で勉強する時間よりも圧倒的に長い時間になります。そして、先生が説明をしてくれる貴重な機会です。学校の授業をおろそかにた状態で塾や家で勉強を頑張ってもなかなか成績は上がりません。
次に、教科書を読んでみましょう。学校の授業で先生が説明していたことも思い出しながら、教科書を読みこんでください。教科書はしっかりと読むと、解き方や語句の意味などが詳しく説明されています。何となく読むのではなく、一つ一つ順番に丁寧に読んでみましょう。
そして、分からない箇所は質問をしましょう。学校の授業を聞き、教科書もよく読んだけれど、意味がよく分からない…という箇所も少なからず出てくると思います。そこは、学校や塾の先生に質問をして教えてもらいましょう。
④アウトプットの方法
まずは、問題をとにかく解きましょう。定期テストであれば、提出課題のワークをまずは解いていきましょう。ここで、ワークを1周解いておしまい、というのはアウトプットの量が少ないです。1周だけでは間違えた問題はそのままになってしまいますし、解けた問題も解き方が定着しているかは分かりません。2周、3周と解いてまずはアウトプットの量をしっかりと増やしましょう。
問題を解く際には、ただ何となく問題を解くのではなく、インプットした知識をどう使えば問題が解けるのかをしっかりと考えながら解きましょう。特に理科や社会などの一問一答形式の問題などで、自分で考えずに教科書から答えを探してきて埋めるだけの解き方をしている人も多いですが、それではアウトプットにはなっていません。
単語や漢字などの暗記物は、テスト形式でアウトプットをしてみましょう。単語テストや漢字テストを自分で作って、覚えているかを確認しましょう。自分の力で思い出そうとすることでいいアウトプットになります。
⑤インプットとアウトプットは、どっちが大切?
インプットとアウトプットは、どちらも大切です。
理解したり覚えたりするインプットだけを行っていても、実際のテストでは問題を解けないことが多くなってしまいます。ひたすら教科書を読んで頑張っている子もよくいますが、ある程度覚えたな、理解できたなと思ったら、問題を解くアウトプットに移りましょう。そして、問題を解いて解けなかった問題は、再び教科書を読んで理解し直すようにしましょう。
逆に、解き方もあまり理解していない状態でアウトプットに取り組んでも、意味はありません。そういう子は、解けなかった問題は赤ペンで模範解答を写してテスト勉強おしまい…という風になってしまっている場合が多いです。まずは、インプットをしっかりと行ってからアウトプットを行いましょう。
インプットとアウトプット、どちらもしっかりと行って成績アップを目指しましょう。
アップ学習会では、定期テスト対策や受験対策、英検対策など幅広く指導を行っています。
塾をお探しの方は、お気軽にお問い合わせください!
問題集の解き方 | 松原教室
こんにちは!松原教室です!
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
今回は問題集を解く時に心掛けてほしいことをお話します。
ただ、がむしゃらに問題集を解いているだけでは、なかなか身には付きません。
今回紹介するポイントを意識して取り組んでみましょう!
①丸付けは、溜めずにこまめに。
問題を解いたら、模範解答と照らし合わせて丸付けをしますが、何回も模範解答の冊子を開くのが面倒だからと何ページも解いてからまとめて丸付けをしてしまっていませんか?
丸付けは、こまめに行うようにしましょう。1ページ解き終わったら丸付けをするペースが良いですね。
丸付けをこまめに行うと、問題を自分がどのように解いたのかを覚えている状態で丸付けをすることが出来ます。しかし、溜め込んで一気に丸付けしてしまうと、どのように解いたかは忘れてしまっている問題も多くなってしまいます。どのように解いて正解できたのか、どのように解いて間違えてしまったのか、これを自分で把握しておくことが勉強する上で重要です。
②解説をしっかりと読み込む。
丸付けをしたらおしまい、では全く勉強にはなっていません。解説をしっかりと読むことが勉強です。間違えた問題は、自分がどのように解いたのかと解説はどのように解いているのかを比較してみましょう。途中までは考え方は合っていた!や考え方は合っていたけど計算ミスをしてしまっていた!など、どこでどんな間違いをしてしまっていたのかが分かります。間違いを把握して、正しい解き方に直すことで初めて勉強したことになります。難しい問題になればなるほど、解説も長く難しくなることがほとんどですが、そこで面倒くさがらずにしっかりと解説を読んで理解するようにしましょう。
③分からないところは質問する。
解説をしっかり読んだが分からない…という所は、先生に質問をしましょう。解説を読んでも分からなかったところをほったらかしにしてしまうと、そこは絶対にテストでは解くことが出来ません。先生に質問して教えてもらうようにしましょう。質問する際にも、「解説のこの部分が分からない」とピンポイントで質問できるとなおいいですね。
④間違えた問題は必ず解き直す。
丸付けをして、解説もしっかり読んで、分からないところも質問して教えてもらった。これで終わりではありません。必ず解き直しを行いましょう。解説を読んだり、教えてもらったりして解き方が分かるようになっても、それだけではテストでは解けません。実際に自分で解き直しをしてみて初めて解けるようになります。分かったで終わらずに、解き直して自分一人で解けるようになるまで問題に向き合いましょう。
問題を解くときには、上の4つのポイントを心掛けて解くようにしていきましょう。
アップ学習会では、勉強の仕方もアドバイスしています。
勉強の仕方にお悩みの方は、ぜひお問い合わせください!
暗記の方法 | 松原教室
こんにちは!松原教室です!
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、英単語や漢字など暗記の方法についてお話したいと思います。
英単語や漢字は、定期テストでは10点ぐらい配点がある場合が多く確実な得点源にしたい分野になります。そして、英文を読んだり書いたりする上でも当然必要になってくるものなので、避けては通れないものですよね。
しかし、なかなか暗記が出来ないという声もよく聞きます。
そんな方は、今回紹介するポイントをぜひ試してみてください!
①覚えているものと覚えていないものを区別する。
英単語や漢字を覚える際に、テスト範囲を全部の単語や漢字を前から順番に覚えようとする。これは効率的ではありません。当たり前ですが、英語なら単語だけ勉強すればいいのではなく文法や読解などの勉強もしなければいけませんし、数学や理科、社会などの他の教科も勉強しないといけません。そのため、暗記をする時には出来るだけ覚える量を少なくしないといけません。テスト範囲の単語を見た時に「既に覚えている!」という単語もあるはずです。覚えている単語も暗記しようとすると時間の無駄になってしまいますよね。効率的に暗記を行うためには、まず初めに覚えている単語と覚えていない単語を区別してあげましょう!そして、覚えていない単語に絞って暗記を行いましょう。
②見るだけでなく、声に出しながら書く。
暗記する時には「見て覚える」という人も多いと思います。しかし、見るだけではなかなか暗記することは出来ません。暗記をする際には、必ず発音や読み方を声に出すという事を行いましょう!見るだけでは目だけしか使っていませんが、声に出すことで口と耳も一緒に使って覚える事が出来るため忘れにくくなります。英単語であれば発音と一緒に覚える事でスペルも忘れにくくなります。テストでは英単語を書かないといけない場面がたくさんありますが、読めない単語はまず書くことも出来ません。まずは発音をしっかり覚える事が大切です。そのためにも、見るだけでなく声に出して、発音もセットで覚えていきましょう!
③テストをして覚えているかチェックする。
覚える作業をするのと同時に必ず覚えたかどうかをチェックするテストを行いましょう。ひたすら新しい単語や漢字を覚えていっても、果たしてしっかりと覚えられているのかは分かりません。ある程度の数を覚えたら、単語の意味をすぐに言えるか、何も見ずに単語や漢字を書けるか、簡単なテストでいいので確認をしていきましょう。テストをすることで覚えた単語や漢字を思い出すという作業が頭で行われますが、この思い出すという作業をすることによって覚えた単語がより頭に定着していきます。さらに、テストで思い出せなかったものはまだ覚えていない単語や漢字となるので、①に戻ってその単語や漢字に絞って覚え直せば効率的に暗記を進められます。
④こまめに復習する。
一度覚えた単語でも、時間が経つと忘れていってしまいます。そのため、一度覚えた単語もこまめに復習をする必要があります。とはいえ、覚えた単語も一から全部覚え直していると覚える量が膨大になって進みませんし、嫌になってしまいます。前回の記事でお話したように、一度覚えたものをもう一度覚える際には記憶するまでの時間は短くて済みます。短期間で覚え直せば特に短くなります。そのため、覚えた単語や漢字をもう一度全部書かなくても、見返す程度でもこまめに行えば十分覚え直すことが出来ます。一度覚えたものもこまめに見返して忘れないようにしていきましょう!
以上の4つのポイントを意識して単語や漢字の暗記を取り組んでみましょう。
アップ学習会では、単語や漢字の覚え方に関しても指導しています。
暗記で悩んでいる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
復習はこまめに行いましょう。 | 松原教室
こんにちは!松原教室です!
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
突然ですが、みなさんは「エビングハウスの忘却曲線」というものをご存知でしょうか?
非常に有名なものなので、見たことがあるという方も多いのではないでしょうか?
「エビングハウスの忘却曲線」というのは、ドイツの心理学者であるエビングハウスが行った実験の結果になります。
アルファベットの羅列した意味のない単語を記憶し、その記憶した単語を再び記憶する時に1回目に記憶した時と比べてどれくらい記憶できるまでの時間が短くなるのかを実験しました。短くなった時間を節約率として表しており、節約率が高いほど覚えなおすのにかかった時間が短かったという事を示しています。
その実験結果によると、
20分後→節約率が58パーセント
1時間後→節約率が44パーセント
1日後→節約率が34パーセント
2日後→節約率が27パーセント
6日後→節約率が25パーセント
となっており、節約率は記憶してすぐに急激に下がって、その後は緩やかに下がっていきます。
つまり、人間は記憶したことは覚えた瞬間からすぐに忘れ始めて、その後はゆっくりと忘れていきます。
覚えた!となったものも20分も経てば結構な量を忘れてしまっていますし、1日も経てば大半を忘れてしまっているということが分かります。
もちろんエビングハウスが行った実験は無意味な単語なので急激に忘れやすいということも考えられ、ストーリー性や繋がりのある実際の学習内容であれば、無意味な単語よりは忘れにくいと考えられられます。しかし、いずれにしても記憶したことをすぐに忘れてしまうということには変わりありません。
では、せっかく記憶したことを忘れないように記憶していくにはどうすればいいでしょうか?
その答えは、復習をこまめに行うことです。
一度覚えたことはどんどん忘れていってしまうため、もう一度覚えなおすこと(復習)を行わないといけません。
この復習を行う際には、こまめに行うことが重要です。エビングハウスの実験から分かるように、時間が経過するごとに節約率は低下していきます。そのため、早いうちに復習を行えば短い時間で覚えなおすことが出来ます。覚えてから1ヶ月以上経ってから復習を行っても忘れてしまっていることが多くなってしまいます。早めに復習の機会を取って、効率的に覚えていくことが重要ですね。
例えば、英単語を覚えようとなったら、一度覚えたら満足!ではなく繰り返し覚え直すようにしましょう。1時間後に見返す、次の日にもう一度見返す…のようにこまめに復習を繰り返していけば、どんどん忘れにくくなっていきます。
せっかく覚えたことも、どんどん忘れていってしまっては非常にもったいないですよね。こまめな復習を心がけて、どんどん自分の知識を増やしていけるようにしていきましょう!
アップ学習会では、授業だけでなく、勉強の仕方が分からないという生徒さんには勉強の仕方からアドバイスいたします!
勉強の仕方に悩んでいる方は、ぜひお問い合わせください!
模試の活用法 | 松原教室
こんにちは!松原教室です!
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
先日、教室では中学校3年生向けの模試が実施されました。
初めて模試を受けるという生徒も多く、緊張している子も多くみられました。
緊張感ある雰囲気の中、長時間の模試受験お疲れ様でした。
さて、今回は模試の活用法についてご説明します。
受けないといけないのは分かるけど、結局模試を受けてどんな意味があるの?そんな風に思っている方も、受験生の中にはいらっしゃると思います。模試を受ける意味やその活用法を知って、今後の模試に臨んでみましょう。
【模試を受ける意味と活用法】
・テストに慣れる!
テストで問題を解くのは、普段の学校や塾の授業、家で勉強をしているときに問題を解くのとは、違います。独特の緊張感があります。特に入試本番となると尚更です。
この緊張感にのまれて、普段は解ける問題が解けなかったり、しっかり暗記した自信のあった語句が思い出せなかったり、とミスをしてしまうことがあります。それでは、せっかく頑張って勉強してきたことが無駄になってしまいますよね。
そうならないために、テストの雰囲気に慣れ、本番のテストでも平常心で臨むことができるようにしておかなければなりませんね。そのために受けるのが模試です。
また、テストでの時間配分や問題を解く順番など、テストでは戦略も大事になってきます。その戦略を考えて試すことができるのも模試です。国語なら確実に正解できる漢字から先に解こうや、数学は計算問題を確実に正解するために必ず最後の5分は計算の見直しに時間を使おうなど戦略を立てて、それを実際に試すことが重要です。テストはがむしゃらに解いているだけでは高成績は取れません。模試を通じて、高得点をとるための戦略を立てましょう。
・自分の実力が分かる!
高校入試は、同じ学校の生徒だけでなく別の学校の生徒たちとも競わなければなりません。別の学校の生徒と実力を比べようにも、学校のテストは学校ごとに違うので難しさも違って比べることができません。一方で、模試は大勢の受験生たちが同じ問題を受けます。そのため、別の学校の生徒たちも含めて自分の実力、どれくらいの立ち位置にいるのかを知ることができます。偏差値という数値で、自分の実力がはっきり表れるのが模試なのです。志望校に対して、どれくらい足りていないのかなども模試を受けることによって知ることができます。それにより、入試本番までの勉強をどのくらいしないといけないのかなども考えることができます。
・自分の得意・苦手が分かる!
模試を受けると点数だけでなく、分野ごとの正答率などのデータも詳しく分かります。自分では苦手だと思っていなかった単元が実は苦手ということが分かることもあり、勉強の計画を立てるために重要です。また、問題ごとの正答率も表示されるため、多くの受験生が解けているのに自分は間違えてしまった問題など復習を行うべき問題や単元などを知ることができます。模試は受けて終わり、ではなく成績表をじっくりと分析し、今後の勉強へと繋げることが重要です。
以上、模試の受ける意味と活用法でした!
今後も定期的に模試が開催されます。一回一回の模試を大切にし、次の勉強へと繋げていきましょう!
- »Next