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風鈴から学ぶ、条件反射|アップ学習会|土師ノ里教室
こんにちは!
市ノ山古墳が見える場所にある、アップ学習会土師ノ里教室です★
昨日、小学生イベントで「風鈴作り」をしました!
風鈴の音を聞くと、なんだか涼しく感じたりしませんか?
夏がきた~という感じがします。
今回は風鈴の支柱に紙粘土をつけて、オリジナルの風鈴をつくりました。
紙粘土をこねて、ペタペタはりつけて・・・
形を作って・・・
色を塗って完成です!!
某国民的アニメの主人公を作ってくれました♬
めちゃくちゃ上手でびっくりしました!
今回、風鈴作りをするにあたってお話したのはタイトルにもある「条件反射」です。
みなさん「パブロフの犬の実験」をご存じでしょうか?
ロシアのパブロフ博士が行った実験です。
犬は餌が出てくるとよだれをたらします。
ベルが鳴ってもよだれは垂らしません。
ただし、ベルを鳴らしてから餌を与えることを繰り返し行っていると、
犬は餌が出てこなくてもベルが鳴るだけでよだれを垂らすようになります。
これは本来関係のないものでも「ベルが鳴ったら餌がもらえる」という認識ができることが原因です。
紐づくと特定の条件に対して、特定の反応が反射的に起こるので「条件反射」と呼ばれています。
この「条件反射」は人間でも起こります。
レモンや梅干を想像してみてください。
うわー酸っぱい。。。
口の中がよだれいっぱいになりませんでしたか?
これが「条件反射」です。
訓練や経験によって学習したことにより起こる行動のことを指します。
このような学習は「古典的条件付け」と呼ばれています。
心理学では「自然に起こる無条件反応を、ある特定の刺激に反応するよう生成すること」を意味します。
パブロフの犬の実験で例えればこうなります。
無条件反応→餌を与えられると唾液が出る
特定の刺激→ベルがなる
反応を生成→餌を与える前にベルを鳴らす
実はこの「古典的条件付け」は人間の感情でも成り立つと考えられています。
(※アルバート坊やの実験というものもあります。正直かわいそうだなと感じますが。)
話が大きく戻りますが・・・
今回の小学生イベントで作った風鈴。
風鈴は風が吹くことにより音が鳴ります。
暑い夏は風が吹くことで涼しいと感じていることが多いはず。
風鈴の音を聞くと同時に涼しいと感じているため
「風鈴の音=涼しい」
という「条件反射」が起こっているのです。
他にも身近なところにあるかもしれない「条件反射」を探してみるのも楽しいかもしれませんね!
次回の更新もお楽しみに!
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