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本の紹介 島耕作、主任編
私が最近読んだ本で考えさせられたものを紹介します。
ヤング島耕作 主任編 1巻
島耕作シリーズをご存知でしょうか。昭和時代のサラリーマンの一生を描く漫画です。島耕作は優秀でモテモテですが、そこは置いておいて、生きていく中でとても重要なことや気づきがたくさん散りばめられている本でもあるのです。
島耕作が主任になって最初についた部下の性格がとにかく日本風ではない。
態度が偉そう、自分の仕事が終わればすぐ帰る、日本の礼儀をわかろうとしない。
この部下の意見も一理あります。態度や礼儀や一銭の価値にもならないことは考えていない。会社と自身は与えられた仕事内容の報酬として賃金をもらう契約で繋がっているのだから、他人の仕事はしないし、自身のスキル向上を第1に考えている。
私はこうした考えは素晴らしいと考えます。
ただ、島耕作はその部下にこのように叱責します。
日本風の考え方や組織があるから個人の小さなミスも補うことが出来る。組織を大切にしなさい。郷に入っては郷に従え。
と。
結論、この部下は失敗をして自分の責任は自分で取るというのですが組織の人が協力してくれて失敗を乗り越え、そしてその部下は失敗の現場で考えを改めます。
考えが全て変わったわけではなかったのですが、それはそれでとても考えさせられる話でした。
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