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実践編と今年度の表明
人との接し方
実践編
今回は実践編です。
自己流ですが、ぜひ参考になればと思います。
・下への接し方編
まず最も大切なのは話しかけやすい状況を作り出すことです。また、報告や相談を受けたいのであれば相手に取って益となりうる解答を行うことです。ただし、あなたが相手と対話をしたい状況でない場合は相談を義務化し、自分の考えを存分に話しましょう。人心が離れていく分、信頼を失い、話をしてくれなくなるため、大きな距離感を作成出来ます。嫌われても良い覚悟があるのならこうしてみるのも正解です。ただし、今回は私自身の接し方を話しているため、一旦私が試みている方法の紹介を行います。
また、人は何より損失を一番嫌う生き物です。まず、相談をしに来るということ自体が労力の損失であることをまず知っておきましょう。
心理的なものですが、コインを投げて表なら2000円、裏なら0円、と、1000円がもらえるのとでは1000円がもらえる方が人気があります。
反対に借金が2000円ある状態で上記のことをやると、コイン投げにチャレンジする人が多くなるそうです。これは借金を全額無くすために他なりません。
また、人間は不完全性を好むと言われており、完全無欠の人間よりもしっかりした人間が何か失敗をしている姿が好まれるとも言われます。
こうした心理は人間関係でも活用出来ます。
相手を尊重せずに相談してもらおうとは思わないことが大切です。報告を義務化しても良いのですが、その報告や相談が義務化されていればいるほど価値の低いものになり得ます。義務化すればそれは自発的な相談や質問では無く、そうした環境での適当な相談は時間の無駄になり得ます。
自発的に報告や相談をもらえる環境を作るにはまず自分自身が結果を出し、なんにでも完璧を求めないことが大切です。自身の考えを伝えるのも結構ですが、相手を尊重し、相手の状況や立場を知った上でのアドバイスが最適でしょう。また、本に乗っていないような解答をすることもまたひとつの手段です。労力を消費して相談してきた相手に対して誰でも考えつくような解答をしているようではまだまだ二流だと考えています。私自身も驚くような解答を工夫・模索していますが、どこまで出来ているのかは受け手によるとしか言い様がありません。
この工夫・模索も人付き合いの中で楽しい分野のひとつかもしれませんね。
上下関係は生きていく上で避けられないものですが、決して辛いものにして欲しいと思いません。それは生徒様にとっても同じです。個別指導と言っても私の考え方や指導方法をお話出来ますが、何よりも生徒様自らが考え、創意工夫し、自分の力で成績を上げられたぞ!の一言を聞きたい。そう願っています。
また4月を迎え、新たな生徒様との出会いがあるでしょう。2019年度も生徒様の満足や成功を祈っております。
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