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「一」「九」「十」この名字の読み方は?|パーソナル学習会|阪神西宮教室|
こんにちは!
日々暑くなって参りましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今回はちょっと雑学的なお話をさせて頂きます。
たまに懇談会や個別相談会の中で小学生の保護者様から「うちの子は漢字が嫌いなんです。」という相談を受けます。
しかし、漢字とは学生の間だけでなく、日本人である以上、一生付き合わなければなりません。
大人になったときに、社会に出て漢字が書けなければとても恥ずかしい目に遭うこともあります。
そう考えると、そういった苦手意識や嫌悪感を早い段階で取り除いてあげなければなりません。
その時に私はよく小学生に珍しい名字の話をします。
例えば、「一」「九」「十」などです。
皆様はこの名字を読むことができますか?
まず、「一」です。
これで「はじめ」と読む名字の方もいらっしゃいますが、実はこの一字で「にのまえ」とも読むことができるのです。
これは数字で言うと、1は2の前にあるからという理由だそうです。
それなのに、「二」と書いて「さんのまえ」は無いみたいです。
不思議ですね…。
次に、「九」です。
これは「きゅう」ではありません。
これで「いちじく」と読みます。
なぜなら、一文字で「九」なので、一字で「九」、一字「九」・・・「いちじく」となるわけですね。
続いて「十」です。
これは数字の数え方にヒントがあります。
何か物を数えるときに、「ひとつ、ふたつ、みっつ・・・」と数えると思います。
そして、「・・・やっつ、ここのつ、とお」となると思いますが、「十」のときだけ少し数え方が違いませんか?
そうです。「とお」のときだけ「つ」が付かないのです。
そこから、「十」は「つなし」と呼ばれるようになりました。
このように、名字には色んな読み方があり、それぞれに意味があります。
このような話を小学生くらいの生徒に言ってあげると、すごく興味を持ってくれます。
そこからすぐに漢字を好きになったり、苦手意識が無くなったりする訳ではないのですが、少しでも漢字に興味を持つことが大切なのです。
最後にとっておきをご紹介します!
「八月一日」と書いて何と読むでしょうか?
これはなぞなぞではなく、全国に80人ほど実際にいらっしゃるのです!
ちょっと難しいでしょうか…?
実はこれで「ほづみ」と読みます!
さすがにこれは読めないですよね。
でも、これにもしっかりと理由があるのです!
大昔、旧暦でいう8月1日は稲刈り(お米を収穫する作業)の時期だったのですが、そこから「稲穂を摘む」→「穂を摘む」→「穂摘む」→「ほづみ」となったようです。
漢字は大昔の風習や文化に関係して付けられたものが多いみたいですね!
ただ単に漢字を覚えるよりも、名字の背景や理由を考えながら覚えたほうが楽しくないですか?
このように私の教室では生徒の好奇心や興味をくすぐる話を心がけています。
他にも色んな話がありますので、ぜひ一度お越しください。
パーソナル学習会
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