武田勝頼という人物/パーソナル学習会/打出教室/芦屋市
武田勝頼という人物をご存知でしょうか?
武田勝頼といえば、長篠の戦いの敗北や織田信長に負けてしまったというあまりいい印象を持たれていない武将のように思います。ここでは武田勝頼という人物について少し触れてみたいと思います。
あの有名な武田信玄の息子です。彼は1546年、武田信玄の四男として生まれました。母親は信玄が滅ぼしてしまった諏訪家の人物であり、当時信玄は勝頼を諏訪家の養子に出して一門衆として活躍させようと目論んでいました。
武田家の当主は信昌→信縄→信虎→晴信(武田信玄のことです!)と代々信の字がついています。信玄の長男は義信という名前なので信玄は義信を跡継ぎに考えていたと考えられます。
しかし、義信は30歳で信玄より先に世を去ります。廃嫡されており、一説には義信が信玄を追放しようとしたから、という説もありますが、次男、三男と盲目であったり幼い頃に亡くなっていたりと後を継げなかったため、急遽勝頼は武田家の世継ぎとなりました。
1573年、信玄が亡くなり、勝頼が後を継ぐのですが、問題は勝頼の立場です。勝頼は武田勝頼ではなく少し前までは諏訪四郎勝頼でした。武田家の重臣達は皆武田家に付き従っていたのであり、諏訪家の勝頼はあまり歓迎されなかったのではないかと思います。
その後、勝頼は怒涛の勢いで勢力を拡大します。軍事的な才能は素晴らしく、後世には強すぎる大将と言われるほどの人物でした。
しかし、相手は織田信長。勝頼は無位無官のままにされてしまい、長篠の戦いで重臣を失います。長篠の戦いの後、北条家と婚姻同盟を結んでおり、上杉家の跡継ぎ争い(御館の乱)に際して勝頼は北条氏政の弟に味方します。しかし御館の乱で勝頼は突如として同盟相手の弟を裏切り、長尾顕景の味方をします。私はこれは大きな失策だったのではないかも考えています。歴史にもし、はありませんがもし北条、上杉、武田の三国同盟が出来ていたらどうなっていただろうと考えてしまいます。
武田勝頼の息子の名前は信勝、自身は信勝が当主となるまでの間の陣代としての立場になっていました。勝頼は自身の力を示すために勢力を広げましたが最後は一門にまで裏切りに合い、滅んでしまいます。
もし、~が~なら。これを考えるのも日本史の楽しい魅力の1つですね。
少し早い合格の季節
こんにちは。
季節の変わり目ですね。体調管理を徹底し、ご自愛くださいませ。
さて、当打出教室でも指定校取れました!の報告を数件いただきました。毎年この時期はこうした報告を頂いくことが多く、教室長としても報われる思いです。高3の生徒にとっては指定校だけでなく公募推薦の時期にあたったり、一般入試に向けてセンター試験が近づいてくるなど、忙しさが増してきたように感じます。
ひとえに生徒様の3年間の努力が認められ、合格の2文字を手にしたのだな、と感無量です。
さて、今回は高2の生徒様に向けたお話をさせていただきます。高2の生徒様は今ちょうど部活に精を出されていますか?それとも受験のことで悩んでいますか?
受験生の多くは高2の時点で志望校や人によっては志望の学部を決められていない人がいます。だから焦らなくても大丈夫…、ではありません。志望校は真っ先に決めて欲しいです。受験に必要な科目を洗い出しておかないとどの科目を勉強したらいいのか分からなかったり、さらには目標が無いことに関するやる気の減衰が見られます。志望が無いことに対しての焦りも出てしまうでしょう。
勉強に時間を費やすのは正解ですが、もしあなたがまだ志望校を決めていない、というのであればインターネットを使って自分の興味のある学校を調べてみましょう。『ここだ!』を見つけたら配点を見てそれから勉強をするのです。
どうしても志望校を見つけるのに時間がかかるのならば…。英語を勉強しましょう。理系、文系を加味しても英語の無い受験はかなり限られます。また、万が一使わなかったにしても将来的に日常生活やTOEICなどで使うことがあり、とても受けの広い科目に位置しているのです。勉強しながら志望校を見つけるのならば英語が最も効率的でしょう。
美味しいの基準/パーソナル学習会/打出教室/芦屋市
こんにちは。今回は美味しいの基準をお話致します。
あなたは食事に行く時に何を基準に美味しいと評価しますか?
私は味と食感と、清潔感です。ある程度汚いな、と感じる店には入りたいと思いません。
さて、本題に入ります。私は味、食感、綺麗さに対して言及しましたが、接客に対して言及していません。私はそこまで質の高い接客を要求せず、よほど不愉快になるほどで無ければ何でもいいと感じます。ただ、中には高級ホテル並の接客を要求する人もいれば、接客の良さが味に繋がる、と考える人もいるでしょう。私はこうした考え方を間違いだと思いませんし、反対に私の考えも間違いだと思いません。
人は基本的には自分の主観でしか物事を判断できません。私も自分の主観に基づいて物事を判断します。ある方法をしたら失敗した経験があるから、と思っていてもそれが他人の最善手だったりすることも本当にたくさんあるものです。
本当に大切なのは自分の主観を相手に押し付けず、相手の主観を聞き過ぎないこと。多数の人からのアドバイスを全て鵜呑みにすると多数の人の主観を受けることになり、結局何をしたいのか分からなくなってしまいます。食べ物もそうですね。美味しいものをおすすめする人、コスパの良いものをおすすめする人、高くておしゃれな店をおすすめする人…本当に様々です。自分という「我」をしっかり持って欲しい、それが私のひとつの考えです。
塾の選び方教えます。
こんにちは。
今回は経験を元にした塾の選び方を御紹介しようと思います。
私自身、元々宝塚の他塾で長年講師として働いており、その時の生徒から他の塾がどうだっかを聞けることがありました。 そうした中で向き不向きはあるものだと感じることが多々あります。
主観ではありますが参考にして頂ければと思います。
1、最も最重要するべきもの
結論から書くと生徒がやる気を出せるかどうかです。集団でも個別でもどれだけ指導の質が良くても生徒がやらないと成績は伸びません。
その塾が自分の子供のやる気をあげてくれそうか、褒めたらやる気になるのか、いっぱい課題があればやる気になるのか、そこに重点を置くべきだと考えます。
2、何を第一に置くか
続いて塾を選ぶ際に最も重要視するのはこちらです。距離、料金、カリキュラム、合格実績…。様々な条件があると思いますが、そもそも集団塾と個別指導と違いがあるはずです。
集団塾の利点はとにかく勉強時間を確保してくれることにあります。時間を縛りさえすれば勉強するタイプの生徒さんもいますし、また否が応でも勉強せざるを得なく、かつ周りが同じ学年なので競争になることもあります。反面、自分のペースを持っている人やには向きませんし、生徒が疲れてしまってサボったという話もよく聞く話です。
個別指導の場合は勉強時間が集団に比べて短くなるケースが見られます。反面、自分にあった指導が選べるところも利点です。集団ではまず出来ない私学の課題フォローや大学入試で自分が解いた問題集のフォローなど、昔では考えられない指導が出来ることが大きな利点です。受験で通うなら自習に行くなどして十分な時間を確保しましょう。
また、講師の力量で左右される場合もあります。集団はほぼプロですが個別指導は学生講師の場合が多く当たり外れがあるのは否めません。当たりを引いた時のバリューはすさまじいものがあり、集団のプロですら凌駕する時もあります。
怒られる人の心理
こんにちは。
林修先生の初耳学で仕事、学校や職場の中で怒る・怒られるが発生するのはどういう時かの解説をしていました。
忙しい人同士はそうしたトラブルが少なく、また忙しくない人同士もトラブルが少なく、忙しい人と忙しくない人がトラブルになりやすい、と解説されていました。忙しくない人は忙しい人に対する攻撃時間がたっぷりあるので相手にするだけ無駄だ、というものです。
どちらかに非があるなら怒る、怒られるは必ず発生すると思いますし、きちんとしつけをして怒るのが仕事である親は例外として考えればとても共感できる考え方だと思います。激しく怒った後、本当は怒りたくないやら、あなたのために怒っているというセリフは怒ったらアドレナリンが出てストレス解消に繋がることを考えると基本的に嘘だということはわかると思います。
が、私も仕事で立場上、怒らなくてはならない時が存在します。怒り方は千差万別あると思いますがそこ私が気をつけていることを紹介します。
・なぜ怒っているかを端的に伝える
相手が非を理解していない時は短く端的に何が非なのかを伝えます。結論を後回しにして長々と説教しても一切効果は無く、早く終わらないかなと思われるだけです。
怒り方の基本は端的に短くが基本と考えています。その方が早く大きく反省してもらえると考えています。
・追い詰めない
相手が非を理解している場合はこちらが心配した旨と次しっかり気をつけるようにと伝えることに留めています。
2通りの捉えられ方があり、「大したことが無かった」と捉えられるケースと「より深く反省する」ケースです。私の場合は後者でしたが大したことが無かったと捉えられそうであればそれによって発生した被害を短く伝えます。この場合もとにかく端的に。怒られる、というのは相手の精神状況も良くありません。そこで、端的に結論を伝えることできちんと話を覚えてもらえる効果も期待できます。長々と話しすぎた結果、人間関係が悪化してなんのためにミスを減らすのかを理解されず当人の成長の妨げになるのは避けたいところです。
また、追い詰めると人間関係は間違いなく悪化するため次回以降、まともな報告相談が来なくなります。
・目的は伝えない。
「何のために仕事をしていますか?また、さたいですか?」
お金のため、やりがいのため、休日のため、将来のため、自分のスキルアップのため、好きな先輩のため…
答えは様々あるようにある物事に対してその物事をする目的というものは様々あるはずです。それを共有することは本当に難しい。自分の考えと相手の考えは合わない場合が多々あります。相手の考えは尊重したほうがベストでしょう。ただし、相手の非により与えた被害は十分に理解してもらうべきです。相手が聞いてくれる体制ならどうすれば良かったか、自分ならこうするかな、というのを端的に伝えるのがいいと考えます。