芦屋市打出教室ブログ


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04月 16, 2018

黒本と使い方

今回は高校生に向けて、大学受験内容について御説明致します。

黒本をご存知でしょうか??時々、ものすごく伸びる問題集を教えてください、という質問をいただきます。問題集の善し悪しは勉強効率を左右するものなのでとても大切です。今回は数ある問題集の中でもおすすめの黒本を紹介します。

黒本は模試の過去問を数回分(8回のものが多い)載せた問題集です。黒本のいい所はその場で採点が出来、その場で直しが出来るところです。黒本の解説はかなり丁寧に出来ており、自分のわからなかった問題を解き直すのに適しています。それでいて問題はごちゃ混ぜなのでいわゆる「ここは仮定法の単元やから仮定法のどれかやな。」という単元別の弱点が出ません。問題の難易度も割と高めなので退屈をさせません。基本的には成績を伸ばすのにかなり適した問題集、のはずなのです。

なら黒本だけを解けばいいのかというと、そうではありません。黒本は模試の過去問である以上、それなりの難易度を要します。単語力や熟語力が欠如した状態で受けて直しの時間が無駄に長くかかるかもしれませんし、割と解説は丁寧ですが、あまりに基礎的なことは飛ばして書いているため、単元の基礎から伸ばしていくには向いていません。

おすすめは市販の問題集、英語ならば熟語帳や単語帳をある程度マスターしてから、数学ならチャートを1通り解いてから、挑戦すること。たくさんの発見がありますよ!今年の受験も頑張りましょう。応援しています。

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