芦屋市打出教室ブログ


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02月 12, 2018

新しい学習計画の立て方

こんにちは。

受験真っただ中ですね。高校受験は2月10日に私学受験が始まり、15日には推薦入試が始まります。

受験でない学年の方々は学年末テストがやってきます。今、小学6年生の人はもうすぐ中学生、という時期ですね。

さて、今回は私がお勧めする学習計画をご紹介します。ただし、私の教育方針は押し付けの教育ではありません。すべて真似するのでなく、これは使えそうだ、と思ったところを参考にしていただければ幸いです。

 

1.学習計画とは

1発目から書きますが、私は計画立てた勉強そのものに問題があると思っています。計画ははっきり言うと全く勉強と関係ないため、自分がどんな問題でミスをするのかわかりようがなく、例えば1時間で2ページと区切ればわからなくても先に進めなければならなくなります。正直、そんな細かい計画を立てる時間があるならその時間を勉強に回してほしいです。ただし、学習計画はうまく利用すればやる気を引き出せる引き金にもなります。うまい計画の立て方を考えてみましょう。

 

2.精神面から考える計画

・時間刻みで作る。

・これだけやれば満足だろう、というもの

・土日偏重な計画で、日ごとに科目を決めているもの

以上3点は個人的に問題がある計画だと思います。まず勉強は自主的にやらないと効果が劇的に低くなります。主体性がある勉強はかなり効果が高まります。最も大切なのは日ごろから20分や30分でもいいので勉強しておくことですが、どうしてもテスト前まで出来ていなかった場合は週刻みで計画を作ることをお勧めします。

2週間前の土日に課題と副教科、直前の土日にわからないところの直し。この1行で十分計画が出来ています。僕は大学入試の時なんて気分によってやりたい科目のマーク試験、2次試験を解いて納得いくまで直しをして終わる、なんて勉強方法をとっていましたが、高1高2で考えれば1日に1時間ほどで偏差値が10以上伸びました。主体性があるからです。やる気が出た科目をやる。それ以上効率的な勉強方法はないと考えています。極端な話、科目が偏るようならあせってくるのでおのずと偏りは無くなってくるはずです。この日までにこれを終わらそう、くらいにしてみてはいかがでしょうか。

あとは副教科のコツは勉強を楽しむこと。副教科は楽しめてなんぼです。笑えるような自作のノートを作ってみてもいいでしょう。苦しんでやっても効果は薄いです。5教科を楽しむよりもはるかに楽でしょう。

また、テスト勉強に満足は最も危険です。100点以外は課題があるにも関わらず、単語カードを作って終わり、教科書を熟読して終わり、といった勉強を聞いています。熟読しきった、単語カードを作った、これらはすべて満足感が得られますが、使わないと効果が薄いのです。英語も同じで単語を覚えただけでテストに臨んでも大した効果はありません。結局のところ、勉強はわからなかったところをわかったに書き換えていくゲームなのです。それよりも自分からあれがいいのでは、これがいいのでは、と創意工夫するだけで勉強に主体性が生まれ、はるかに効率的に学べます。何度も言いますが、勉強は受動的にやっているといつまでたっても覚えられません。自分から知識を取りに行かなければなりません。

あともう一つは土日偏重型。土日に6時間7時間しっかり勉強できる人なら何も言いませんが、平日に全くやらない人が土日になっていきなりやりだすなんてことはめったにありません。テスト前の平日くらい、部活もないのだから、頑張りましょうよ。と僕は言いたいです。

楽な勉強の仕方、それは主体性を持った勉強というものです。私は塾で勉強を教えますが、伸びる生徒はしっかりと勉強して、質問がたくさんあります。付箋を大量に貼って持ってきてこれ全部・・・と持ってきた生徒もいました。その大量の付箋はたくさん努力した証です。自分が努力して、考えてわからなかった問題をわかるようになることは本当に価値が高いです。それがわかるに変わる時間が結果的に最も楽でよく伸びる勉強方法なのです。

 

試験、試験ですが、今できることをしっかり頑張っていきましょうね!

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