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内申点、兵庫の高校入試制度のおはなし
こんにちは。
先日は七夕でしたね。
皆さんはどんなお願いをしたのでしょうか?
さて、今回は、中3生に向けた「内申点」の話をしたいと思います。
もう1年もない高校受験…
それに関わるのが、「内申点」です。
実は、普段の学校生活の中で、皆さんの態度や成績が先生にチェックされていて、
点数化されているのです!
内申点がどれほどみられるか、知っていますか?
兵庫県の入試制度は、基本的に
実際の入試の点数:内申点 の割合が、 1:1 です!
入試は500点満点ですから、
その内の250点ずつが、それぞれに振り分けられているのです。
これだけでも、内申点がどれだけ大切かがわかりますね。
詳しい配点は、評定(通知表の数字)からある程度算出することができます。
※正式なものは、教育委員会が把握していますので、問い合わせると教えてくれます。
5教科【英・数・国・理・社】の評定 × 4倍
4教科【音・美・体/保・技/家】の評定 × 7.5倍
の合計点が、内申の点数です!
オール5だった場合は、250点満点になるよう計算されています。
逆に、入試の点数は、
5教科 × 100点 × 0.5倍
で計算できます。
つまり、例えば入試で配点が10点の文章題があるとすると、これを解くことができたら、10点手にはいる! …のではなく、0.5倍の5点が手に入るわけです。
これは当日の入試でどこまで解けるかによりますね。
しかし、もし5教科の評定が1上がれば(3→4になった!etc.)、
それだけで4点もらえます。
さらに、副教科であれば1上がるごとに7.5点です!
ある程度内申点で点を稼げていれば、当日多少不調だったとしても、
かなりの助けになるのです。
さあ、どんどん内申点が欲しくなってきたのではないでしょうか?
その内申点を上げるには、具体的にどうしたらいいのか?
何で評価されるのか?
それは主に、
授業態度
提出物
定期テスト/実力テストの点数
の3点です!
定期テストの点数が低くても、提出物をしっかりしていれば1にはなりませんし、
いくらテストの点数が取れていても、授業態度が悪ければ5は取れません。
ここまで読んで、「あっ…」と思ったあなた!
まだ間に合います。
夏休みの提出物はとても大事ですし、その後も定期テストや実力テストはいくつもあります。
勿論授業態度も随時みられます。
最後の夏休み、心を入れ替えてしっかり勉強すれば、挽回のチャンスはあります!
逆にいえば、じっくり勉強できる夏休みをだらだら過ごしてしまえば、
終わってからではもう間に合いません。
宿題も間に合わず、夏明けのテストもボロボロ… では、
入試はかなり厳しい戦いとなるでしょう。
勉強は大変かもしれませんが、やればやるだけレベルアップして、
難しいボスキャラのような問題も、必ず解けるようになります!
この夏が勝負です。
後悔先に立たず… やってよかった! と言える未来のために、頑張りましょう!
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