≫教室の詳細はこちら
アップ学習会|園田教室|第2回「珍しい名字」
こんにちは!
日々暑くなって参りましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今回はアップ学習会や園田教室についてではなく、ちょっと雑学的なお話をさせて頂きます。
たまに懇談会や個別相談会の中で小学生の保護者様から「うちの子は漢字が嫌いなんです。」という相談を受けます。
しかし、漢字は学生の間だけでなく、日本人である以上、一生付き合わなければなりません。
大人になったときに、社会に出て漢字が書けなければとても恥ずかしい目に遭うこともあります。
そう考えると、そういった苦手意識や嫌悪感を早い段階で取り除いてあげなければなりません。
その時に私はよく小学生に珍しい名字の話をします。
例えば、「一」「九」「十」などです。
皆様はこの名字を読むことができますか?
まず、「一」です。
これで「はじめ」と読む名字の方もいらっしゃいますが、他に珍しい読み方として、「にのまえ」という読み方があります。
これは数字で言うと、1は2の前にあるからという理由だそうです。
次に、「九」です。
これは「きゅう」ではありません。
これで「いちじく」と読みます。
なぜなら、一文字で「九」なので、一字で「九」、一字「九」・・・「いちじく」となるわけですね。
最後に「十」です。
これは数字の数え方にヒントがあります。
何か物を数えるときに、「ひとつ、ふたつ、みっつ・・・」と数えると思います。
そして、「・・・やっつ、ここのつ、とお」となると思いますが、「十」のときだけ少し数え方が違いませんか?
そうです。「とお」のときだけ「つ」が付かないのです。
そこから、「十」は「つなし」と呼ばれるようになりました。
このように、名字には色んな読み方があり、それぞれに意味があります。
このような話を小学生くらいの生徒に言ってあげると、すごく興味を持ってくれます。
そこからすぐに漢字を好きになったり、苦手意識が無くなったりする訳ではないのですが、少しでも漢字に興味を持つことが大切なのです。
このように私の教室では生徒の好奇心や興味をくすぐる話を心がけています。
他にも色んな話がありますので、ぜひ一度お越しください。
≫教室の詳細はこちら