代表日記｜個別指導のアップ学習会

先日、堺市産業振興センターにて　スポーツや教育に関する講演会

が行われ、私も少しお時間を頂いてアップ学習会での取り組みに関し

て皆様にお話する機会があった。

メイン講演は早稲田大学の教授の講演だが、他にも「堺市の教育政

策」について堺市教育委員会がお話され、非常に興味深いものでし

た。

私の出番は最後の時間で、「教育とスポーツ：子ども達にとって本

当に必要なこととは」というタイトルで話をしました。

どういう想いで、今の学習塾を立ち上げたか、また今の子どもたち

にとって、何が足らないか、私が常日ごろ考えていることを伝えた。

とくにアップ学習会で行っている、様々な体験イベントを通して子

ども達が変わり、成長している事例を伝えた。イベントがきっかけで

将来の夢を持ち、学習意欲をあげた生徒も多数いることなど。

こういった機会に少しでも多くの共感者を増やし、子どもたちにと

って必要なことは、私たちアップ学習会だけの取り組みではなく、

地域社会としての取り組みにつながってくれたらと願います。

子どもたちに勉強を教える私がいうのもなんですが、

あまり教えすぎてもいけない。

「先生に教えてもらっている時はわかるんだけど、

テストになるとできない・・・。」

よく他の個別指導の塾をやめてアップに来られる保護者が言われる

セリフである。

単に成績をあげるだけでなく、本当の意味で成果を出すためには

こども本人の力をどれだけ引き出すかが重要だと思います。

アップに通ってすごく成績があがったと喜んでくれる保護者もいま

す。でも実際のところ、私たちは子どもたちにきっかけをつくったに

すぎず、子ども自身が頑張ったから成績が上がったのです。

子どもたちが自分でできるようになる「きっかけ」は様々です。

ただ、勉強を教える時以外のほうが多いように感じます。

子どもの将来の夢の相談にのっている時。

講師自身の体験や、夢を語っている時。

悩みや愚痴を聞いてあげている時。

講師自身の充実した日常を話している時。　　などなど。

こんな私たちの言葉が子どもの「きっかけ」になることもある。

ある大学の先生の言葉です。

「言葉は時には魔法の呪文にもなり、時には悪魔の呪いにもなる。」

一人でも多くの子どもに魔法の呪文を使いたいです。

私が育ったまちでもある堺市では区ごとに「まちづくり委員」が中

心になってビジョン作成したり具体的な課題を話し合っています。

私もその「まちづくり委員」に選任されまして、今後のずっと住み

たくなる良いまちづくりに少しでも貢献できればと思っています。

そもそも私は学習塾というのは方針や指導方法が各塾により異なる

とはいえ、やはり公教育にできないことをやるから存在意味があると

思っています。学校と同じ教科書を使って、同じ内容を教えていたと

しても、わざわざ塾に通う価値をなにかしら提供しないといけない。

今、教育というのはけっして学校だけで行うものではなく、地域と

一体となって行うもので、実際、各校区で様々な取り組みがなされて

います。（まちづくり会議では各校区での自治会の取り組みが報告さ

れ学校との関係が良くわかりました。）

ですから、わたしたち塾も単に学校だけでなく、地域がどのように

教育・子どもへ取り組んでいるかもしっかりと考えなければならない

と思います。

学校にもできない、また、地域でもできない。

そんなことをやれる塾になりたい！

学校にも必要とされる、また、地域にも必要とされる。

そんな塾になりたい！

アップ学習会は少しづつ近づいています。

中学入試の結果が入試当日からどんどんでてきてます。

アップ学習会は中学入試専門の塾ではありませんが、

希望される方に専用のコースを設け、受験対策を行っています。

今年は大躍進です。

確実に合格した生徒はもちろんですが、いわゆる難関中学でちょっ

と厳しいかなというレベルをチャレンジした生徒まで合格の報告が入

っており喜ばしい限りです。

というのも実は、今年から本格的にアップ学習会の本部に中学入

試専門チームをつくり、地域で一番の実績を出せる個別指導を目指し

て徹底した生徒指導を行っています。

まだ、公立中高一貫校など入試は続きますが、結果は楽しみです。

今年の新卒採用が本格的に動き出しました！

ありがたいことに毎年、弊社では大学生アルバイトから正社員希望

者がいるので新卒として入社していただいているのですが、

昨年初めて新卒採用ＷＥＢサイトに掲載して広く募集しました。

初めての経験でしたので手探りで試行錯誤しながら何とか進めた感

じでした。大々的に梅田のハービスエントを会場にした会社説明会で

は参加者数が読めずに、予想以上に学生が参加してくれて

あたふたしたり、教室長体感ゲームとして力作？と思っ

ていたグループワークは、未経験者には難しすぎたり、と改善点が

多々見つかった新卒採用初年度でした。

でも私はそういった点も包み隠さず説明会で大学生に伝え、新しい

ことにどんどんチャレンジする社風、新人でも自分で考えていろんな

ことに取り組める会社、それらが最大の魅力であると話しています。

それらがきちんと伝わったのかたくさんの応募者の中から非常に意

識の高い学生の応募があり、4月入社ということで予定どうりの人数を

採用することができました。

おそらく今年も学習塾業務以外にも子供たち・保護者・講師、また

会社・社員にとって必要なことならば、様々なことに取り組む予定で

す！そんな私たちに共感してくれる大学生にめぐり合えたらと楽しみ

にしています。