≫教室の詳細はこちら
大学受験と指定校推薦【アップ学習会 沢ノ町教室】
こんにちは。
前回の更新から少し時間が経ってしまいましたが、
今回は大学受験に関わる
“評定”と“指定校推薦”
の話をさせていただきます。
■評定とは?
評定は簡単に言うと、通知表の平均点です。
中学で言う内申点に近いですね。
単純に平均を出すので、高校3年間オール4の生徒なら
評定は「4」となりますね。
この評定がなぜ重要かは後ほどお話します。
■大学入試の仕組み
では、指定校推薦のお話をする前に
まずは大学入試の仕組みについて簡単に触れておきます。
大学入試は「国公立大学」か「私立大学」によって
受験の仕組みが大きく変わります。
ここで知っておいてほしいのが
受験の種類もいくつかあるということです。
大きく「一般入試」「推薦入試」「AO入試」「センター利用」
の4つに分かれます。
「推薦入試」の中でもさらに
「公募推薦」「指定校推薦」「自己推薦」などに分かれます。
今日はその「指定校推薦」の話を主にしていきます。
■指定校推薦とは?
まずA高校があったとします。
B大学、C大学、D大学などさまざまな大学が
「A高校の生徒さんに来てほしい!」と募集をかけます。
例えばB大学が「A高校の生徒が3人欲しい!」と言った場合
B大学の指定校推薦の枠は3人となります。
B大学を志望する生徒が3人以下だった場合、
その生徒はいくつかの条件をクリアすると
B大学に学力試験なしで合格できます。
(学力試験があるところもあります)
条件は学校によって違いますが
・指定の評定より超えているか
・面接
の2つを条件にしているところが多いです。
小論文などを課すところもありますね。
ただし面接、小論文の条件はそれほど厳しくない場合が多いので
普段の勉強や学校の定期テストをがんばっていれば
自分の実力では難しい大学に入ることも夢ではありません!
実際に数年前の生徒で、
指定校推薦を利用して教育センター付属高校から
同志社大学に合格した生徒がいます。
普段の勉強をしっかり頑張っていたからこそですね。
■定員数がオーバーしたら?
ここで気になるのが、もし枠以上の生徒がB大学を志望したら。
例えば5人の生徒がB大学を志望した場合
枠は3しかないので2人は違う方法で
B大学の受験をしなければなりません。
ではその3人はどうやって決めるのでしょうか?
これもまた評定が大切になってきます。
まず、志望している5人を評定順に並べます。
そして上から3人が推薦の資格を手に入れることができます。
実力は関係ありません。
すべては評定、つまり普段の頑張りで決まるのです。
■指定校推薦のメリット
大きなメリットは学力テストがないことです。
受験は当日一回きりという性質上、
体調が優れないなど自分の実力が発揮できない可能性があります。
しかし評定は1年から3年1学期の7回の結果で決まることが多いため
一度の失敗も次のテストで取り返すことができます。
また、指定校推薦は一般入試の生徒より早く受験が終わります。
そのため、卒業までの空いた期間で
免許を取ったり、卒業旅行をしたり、大学準備の勉強をしたり
様々なやりたいことができます。
あとはバイトでたくさんお金を稼いで
大学ではたくさん遊びたい!と思う子も多いですね。
志望校にもよりますが、大学入試は高校入試よりも
難易度が高いことがほとんどです。
その中で指定校推薦は一番手軽に大学を目指せる手段だと思っています。
みなさんが考えている以上に指定校推薦を利用する子は多いです。
大学に入りたいと思っている子はもちろんですが、
自分の実力では大学なんて…と思っている子も
ぜひ普段の定期テストを頑張って指定校推薦を狙ってみましょう!
≫教室の詳細はこちら