芦屋市打出教室ブログ


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05月 05, 2018

兵庫県公立高校の入試制度とその対策

こんにちは。パーソナル学習会、打出教室の教室長、和泉です。

さて今回は兵庫県の入試制度について触れていきます。

まずは下の記事をご覧ください。

兵庫県公立試験の概要と内申点について

私が2年前に書いた文章です。概要を詳しく知りたい方は上の記事をご覧下さい。
今回はこちらを元によく頂く質問と、その対策について思うところを触れていきます。今回の記事は個人の主観によるものなので参考程度にお願い致します。

1、内申点について思うところ
兵庫県は3年生の成績を元に内申点を出すとされており、3年生の成績がかなり重要な立ち位置を占めます。内申点は入試結果にも大きく響く上、まず土俵に立つための学校の三者面談の結果にも大きく影響します。
兵庫県の場合は内申点が大きい公立高校や、反対に内申点の少ない公立高校を選べない以上、バランス良く成績を取る必要が出てきます。内申点が極端に低いと三者面談でかなり不利です。受けたい高校があるなら1年生のうちから内申点をきちんと取っておくに越したことはないでしょう。3年生だけを見られるからと言って、3年生からいきなり高評価になるかというとそうなかなかうまくは行きません。
内申点を取るならまずはまず第1の平常点を取り、そして提出物を守ることが大切です。また、平常点は今後の実力テストの点数にも繋がります。

2、偏差値の見方がわからない
偏差値は50を平均とした時の自分の立ち位置を表しています。私の感覚上、兵庫県の入試の偏差値を読むならば、偏差値×7点を中間や期末テスト(5教科)で、偏差値×5.5~6を実力テストで取っておいて欲しいと考えています。
個人的には内申点のことや地域性も加味する必要があるので偏差値、偏差値、というのはあまり好きではありませんし、私自身の進路相談でもあまり偏差値という言葉は使いません。こちらは参考程度に留めておいてください。

3.推薦について
普通科にも推薦があるので志望校の推薦は受けることに意味があると考えています。普通科の推薦は学校によって違いますが5教科と面接を課してくる場合が多く出てきます。また、5教科以外で出てくるもので多いものは小論文です。小論文がある所は必ず過去問を調べておきましょう。また、推薦入試の利点は他の学区からも受験出来るということです。普通科を推薦で他の学区から受けるということも可能で、例えば阪神西宮駅や香櫨園駅の近くに住む人が学区の違う芦屋駅の近くの県立芦屋を受けることも可能です。
普通科以外の推薦に関しては適性検査の内容や配点をしっかりと調べておきましょう。

4.公立高校について
私自身は兵庫の総合選抜で入学した世代でした。というのも勉強の一段落は大学合格だったんじゃないかな、と思います。私は公立高校で受験勉強をしっかりやらなかったため、大学入試で苦労しました。それが初めての大きな入試だったからです。
高校入試も大きな入試ですが、その先に控えている大学入試も大切です。今、高校入試のために勉強していることは大学入試の勉強のためにもなっている、と思います。入試は本当に大変ですがやる後悔とやらない後悔はまた別です。
このブログを読んでくださった方の受験の成功をお祈りしております。

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