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よき宿題
こんにちは。久しぶりの記事となります。
今回は塾の先生や、あるいは保護者様に向けて宿題のあり方や立ち位置をご紹介しようと思います。ご参考になれば幸いでございます。
最も大切なことは必要な量をきちんとこなすことです。例えば10をやらなければならないのに5しか出さない。そういうことでは全く意味がありません。宿題は生徒の力でこなせる適量を考える必要があります。出し方は様々ありますが今回はポイントを出す時に考えるポイントを3点ご紹介します。
1、達成感があり、作業にならないもの。
家庭学習に当たる宿題はこちらのアドバイスが出せません。応用が過ぎると全く解けずに達成感の無いものになったり、答えを写したりしてしまう元になります。反対に基礎が過ぎると退屈で作業になり、それこそ適当にやられて終わり。となってしまいます。基本は応用を出すのですが解けそうなものを選びましょう。
2、多めに出す。
関係性を築けるかなりの良策です。もし6ページの宿題を出したいなら私は10ページを提案します。生徒は多いと言うでしょう。そこで相手に削って6ページあたりを狙います。
こうすると宿題を出したのが生徒になります。決めてもらったことで責任感が増えることでしょう。
3、変化をつける
宿題をやって褒められもせず、当然だと言われ何も無い。では人は動きません。宿題を労働と一緒にしたくはないのですが自分の中学生の時を思い出せば宿題は労働のように感じていたものです。労働には対価が必要です。また、部活などがあまりに忙しい、そういうのをある程度考慮してあげて宿題の量に変化を付けると少ない時に喜びを感じてもらえます。
対価ですが、20分だけ学校の宿題をこっそり許可する、雑談をしていっぱいほめる、お菓子を渡すなど対価の支払いはたくさんありますが、この対価が次のやる気と学習に繋がります。こっそり宿題なんて…と思われるかもしれませんが、後のやる気を買える意味のある20分です。また、秘密の共有という信頼関係を築く上で大切な要素も含まれます。
対価なしに宿題を出すのは給料無しで働かせるものだと感じているほどです。もちろん生徒のために宿題を出すのですが生徒からしたらたまったものではありません。生徒の立場、子供の気持ちを考えてみると、意外なやり方が潜んでいるのかもしれませんね!
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