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おでんの由来 アップ学習会 喜連瓜破教室
こんにちは!
アップ学習会喜連瓜破教室です。
11月に入り、半袖の子供たちももうほとんど見なくなりました。すっかり寒く、こんな時期には温かいものが食べたいですね。
コンビニのレジ横に置かれている、今では当たり前となったおでん。
おでんの美味しい季節がやってきました。
今回はそんなおでんにまつわる話をします!
おでんの祖先は室町時代に生まれ、当時は豆腐に味噌を塗って焼く「豆腐田楽」のことでした。
近世(江戸時代くらいから)になると、こんにゃくや野菜、魚焼きの田楽「魚田(ぎょでん)」も生まれました。(主に魚の田楽だから略して魚田らしいです。)
この当時も味噌を塗って焼く「焼き田楽」が主流ではありました。
現在のおでんのように具材を煮込む形の料理になったのは、同じく近世頃の江戸、今で言う東京でした。
「焼き田楽」の他に、具材を茹でて作る「煮込み田楽」なるものがありました。串刺しのこんにゃくを煮た事から始まり、その中に大根やはんぺんなどを入れるようになった、ということです。
もともとは味噌を塗って焼く「焼き田楽」と煮て作る「煮込み田楽」、両方とも“田楽”と名前が付いていました。
しかし江戸時代に“田楽”は焼いているもの、この田楽に“お”をつけて丁寧に言った“おでん”が煮ているものを指すように変わっていきました。
ちなみに関西ではおでんのことを「関東炊き」とも呼ぶのをご存知でしょうか。
これは関西で「おでん」は「焼き田楽」を指していたため、区別するために付けられた呼び名である。
関西と関東で呼び名が違うとは面白いですね。
普段何気なく食べているものの語源や元になったものを調べてみるのも学習のひとつです。
騙されたと思ってすぐやってみてください^^
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