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第11回「人間の記憶のヒミツ」|アップ学習会|園田教室|
こんにちは!
もうすぐゴールデンウィークですね!
ご家族で旅行に行かれる方も多いのではないでしょうか。
そんな楽しみなゴールデンウィークの前に皆様に知っておいて頂きたいことがあります。
特にゴールデンウィーク中は学校も塾もお休みになることが多いので、ぜひ覚えておいてください!
中学校によって5月に中間テストを実施するところと実施しないところがあるかと思います。
中間テストを実施する学校は、5月。
中間テストを飛ばして、期末テストから始まるところは、6月です。
6月と聞いて「まだ先だな」と思った人もいるかもしれませんが、中間テストがないということは4月~6月の分が、全て範囲になります。
その分、課題もどっさりです。
直前でバタバタと課題に追われないように、今のうちからできるところを片付けていきたいですね!
さて、その課題ですが、なぜ出されるのだと思いますか?
ほとんどの学校や塾では、課題(宿題)が出ます。
(もちろん、当塾も宿題を出しています!)
授業に部活に遊び…
沢山予定があるなか、課題を出されるのは嫌かもしれません。
その気持ちはとてもわかります。
今は大人になった方々も、必ず子どもの時期がありましたから、みんな同じ経験をしてきました。
ただ、課題や宿題は意地悪で出しているわけではありません。
なぜ課題を出すのかというと、
「忘れないで欲しいから」なのです。
昨日の夕ご飯は何を食べたか、覚えていますか?
では一昨日はどうでしょう。
先一昨日、その前は…?
人の記憶とは儚いもので、放っておくと、どんどん忘れてきます。
一週間前の夕ご飯でさえ、思い出せる人は少なく、思い出せたとしても、とても時間がかかります。
二週間、三週間前に勉強した内容なんて、放っておけばどんどん忘れていくのです。
実はこれは、科学的にも証明されています。
【エビングハウスの忘却曲線】
ドイツのエビングハウスという人が、「人間がどれだけ記憶を忘れてしまうか」という実験をした結果です。
20分後 42%を忘れる
1時間後 56%を忘れる
1日後 74%を忘れる
1週間後 77%を忘れる
1ケ月後 79%を忘れる
どうでしょう。
ちょっとびっくりしませんか?
頑張って覚えたことも、単純に詰め込んだだけでは、20分たてば4割以上忘れてしまうみたいです。
もちろん、授業中にしっかり理解して、ほとんど完璧にクリアできていれば、もっと覚えていられると思います。
しかし、その記憶も放っておけばどんどん薄くなっていきます。
だから、課題を出すのです。
勉強したことをもう一度やり直せば、また記憶は戻ってきます。
せっかく覚えたことを、忘れてしまわないように、残していられるように…
そのために、課題は必要です。
ということは…
課題は、コツコツしてこそ意味があるということです!
テスト前になって課題をしようと思っても、忘れていることも沢山あるかもしれません。
「間違えた問題のやり直し」をする時間もありません。
毎日忙しい!という人もたくさんいるとは思いますが、あとから自分の首を絞めないように、少しでも時間をみつけて、課題はコツコツ進めておきましょう!
アップ学習会では、「宿題サポート」というプランもあります。
日々の課題をしていてわからないところも授業でサポートできます。
わからないところが多い、応用問題が中々とけない…などなど、お悩みをお持ちの方も、ぜひ一度ご相談ください!
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