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07月 06, 2015
どうやってもやる気の上がらなかったお子様のやる気の上げ方|東岸和田教室
「アップ学習会ってどんなところ?」という方には興味を持ってもらえるように、
通塾いただいている方には一層興味を持ってもらえるように、
お子様の学習に役立つ情報を
自分の学生時代の経験や、これまでの指導経験を活かしてバシバシと発信していきます!!
■今回のテーマは
「どうやってもやる気の上がらなかったお子様のやる気の上げ方」です。
前回はやる気を決める3つの要因
(やる気=【努力】×【結果の出しやすさ】×【報酬の大きさ】)
について書きましたが、今回はやる気を出すための仕組みについて書きます。
■まずは目標設定をしよう
前回は目標の立て方について書きましたので、まだ読まれてない方は、そちらを読んでください。(クリックで移動できます)
目標がなければ、具体的な行動計画は立てられません。
また、どんな生徒にもやる気の波があります。
「気が乗らない時に諦めてしまうか」、「めげずに目標達成へ向けて行動し続けられるか」
は目標があるかないかでも大きく変わります。
前回の内容にもあるように、無理に高い目標を掲げる必要はありません。
まずは手の届きそうな目標からスタートしましょう。
■そもそも目標を立てることができない生徒は
目標は人に決められても効果は薄いです。
しかし、どうしても目標が立てられない場合、はじめは保護者様も力を貸してあげてください。
なるべく目標の誘導はせずに、挫折しそうなときにだけ手を差し伸べるようにしましょう。
■報酬で釣るのはOK?
ただし、報酬で釣ることは長期的に見るとマイナスです。
報酬で他人からやる気を上げてもらうことを「外発的モチベーション」といい、
この外発的モチベーションは限界があります。
たとえば、A君がお父さんから「次のテストで○○点を取ったら1,000円をあげる」と言われたとします。
おそらく、A君のやる気は一時的に上昇しますが、今後A君は1,000円をもらえないとやる気が出なくなってしまいます。
しぶしぶお父さんは「じゃあ今回も1,000円あげる」と要望を呑むでしょう。
この状態が続くと、A君は点数を上げるとお小遣いがもらえる状態に当たり前になり、
お小遣いがなければやる気が出なくなってしまいます。
■目標をクリアすることの大事さに気づかせよう。
小遣いとは反対に、
「目標のクリア」や「解けなかった問題ができるようになること」を
「内発的モチベーション」といいます。
内発的モチベーションは自分の中から生まれるものなので、一度波に乗るとしばらく持続します。
しかし、やる気がゼロの状態では生まれません。
重要なのは「外発的モチベーション」からはじめ、
徐々に「内発的モチベーション」へうまく誘導することです。
■まとめ
やる気がゼロの子のやる気は
・まずはできそうな目標を設定。自力で設定できない場合はお小遣いもアリ。
・しかし、お小遣いは長続きしない。
・「内発的モチベーション」へ向かせる。
■次回は「夏休みの宿題をただ”やった”で終わらせない」をテーマに夏休みの使い方をお伝えします。
次待てない!という方は直接お伝えさせていただくこともできます。
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