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ある女の子との話(白さぎ教室)
先日、塾を見学にいらした高校生の女の子との話です。
その子はまだ進学するか就職するかの進路を考えておらず、
ただ漠然と成績が下がってきたことに焦りを感じて教室に足を運んでくれました。
(何事も自分で危機感を感じて行動に移せることは素晴らしいことです。)
そんな彼女の考えのヒントになればと思って、こんな話をしました。
10年、20年後の自分と社会を想像したことがありますか?
きっと今よりロボット技術や人工知能が発達します。
そうなるとコスト削減のためにも、今よりもっと多くの仕事が
ロボットに取って代わられるでしょう。
もちろん消える仕事もあれば、新しく生まれる仕事もあります。
しかし、その新しい仕事は絶対に単純作業ではありません。
特殊な知識や技術が必要とされるものです。
たとえば、遺伝カウンセラーや水中溶接工など・・・
名前を聞くだけでも、難しそうな感じですよね。
私たちはついつい今までと同じ日常が明日もあさっても、
10年後も50年後も続くように感じます。でも世の中の進歩は
加速度的に進んでいて、知らぬ間に色んなものが生まれては消えていきます。
そんな社会で自分には何をしなければならないのか、何ができるのか、そして何がしたいのか。
それを明確にしていくことが必要ではないのでしょうか?
そして、その答えを出すためには知識や思考力が必要ですよね。
それを今まさに鍛える時期なんですよ。
この話が、どこまで彼女のお手伝いになったかは分かりませんが、
彼女の欲していた答えへのヒントになっていれば、本当にこれより
嬉しい事はありません。
すっきりして帰っていった彼女の顔が私にも元気をくれました。
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