奈良市富雄教室ブログ


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10月 12, 2020

奈良県高校入試の内申点その2|アップ学習会|富雄教室

最近涼しくなってきました。今年度は早めにインフルエンザの予防接種を受けておきましょう。

さて、今回は以前の教室長が書いた内容の一部誤解のないように加筆修正した内容になります。

今回はタイトルにあるように高校入試に必要な内申点についてお話しようと思います。

①内申点って?

②内申点の計算方法

③内申点の取り方

以上の3点でお話しします。

 

 内申点って?

まず内申点とは、成績表の点数のことです!(厳密には通知表の点数を参考にしています)

毎学期の終わりに返却されている通知表の5段階評価です。

奈良県では9教科(英語・数学・国語・理科・社会・音楽・技術家庭・体育・美術)必要です。

点数は各教科5段階評価×39教科合計135点満点です。

 ②内申点の計算方法

135点満点の内訳は以下の通りです。

2年生の1年間(3学期の平均)の(45)3年生の2学期まで(1学期、2学期の平均)の(45)×2135

※各教科5点×9教科=45

 

例えば通知表がすべて3だった場合、

3×9教科=27 ⇒ (27×1→2年生)+(27×2→3年生)=81

つまり持ち点である内申点は81点になります。

 

 

テストの点数が良くても内申点が低ければ学校の先生が受験校の変更を指定してくる場合があります。

内申点が多いと選べる高校が増えるのです。

 

③内申点の取り方

内申点を多く持っておきたい!とは言うものの

通知表の評価は何が基準で決められているか知っていますか?

何を頑張れば評価が上がるのでしょうか?

 以下大きく訂正しています。

まずは、点数に影響を与えている観点別評価(A,B,Cの4または5観点)に注目し、自分が伸ばせる部分を探してみましょう。

どの教科も必ず一番上にあるのが関心・意欲をみる観点です。ここがCは非常にまずいです。この後の授業意欲、提出物参考に。

テストの点数が大きく関わるのは上から2、4番目の項目です。知識や思考の部分はテストが大きな判断材料になります。この後のテストの点参考に。

 

◇授業意欲

→授業中、興味を持って取組んでいるか、積極的な発言たけでなく、班での話し合いやペア学習も含まれます。

授業内に提出のものがあればそれも含まれます。(出さないから減点ではなく出さないと加点されないイメージ)

◇テストの点数

→定期テスト(中間・期末):例えば、知識理解の評価は暗記系の解答の正答率が8割以上ならA、3割未満はCなど明確に決めている先生がほとんどです。

※学力(実力)テストは内申点に関係ありませんが、勉強せず受けるメリットがありませんのでしっかり準備して受けましょう。

→なぜ関係ないか知りたい方は教室長まで。

◇提出物

→テスト前の課題、宿題、授業中のプリントやノート提出

 

学校内では教科間に差がでないように評定と評価を一致させています。例えば『AAAA』がつくと5など。

評価ではテストの点数は大きなウエイトを占めていますが、授業の中でみる項目もたくさんあります。1時間の授業で少なくとも1、2個の評価の基準点が設定されていますので、授業中も気を抜かないようにしましょう。

なお、授業を真面目に受けていない、提出物を出さないというのは上にも書いていますが加点がないだけで減点にはなりません。

 

さて、いかがだったでしょう。まだまだ内申点を上げる方法はたくさんありますが、今回はここまでにします。

興味のある方は教室長にご相談ください。

なお、評価については国立教育政策研究所の評価規準を参考に解釈し、記載したものです。

主観も含まれますので ご自身の学校がどのようになっているか必ず確認してください。

 

1、2年生の皆さんは新しい学習内容も増えてきます。小学生の皆さんも高学年の児童の皆さんは意識し始めてもいいと思います。

 

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