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空の色ってなんで変わるの? アップ学習会 関目教室
皆さんこんにちは。
シルバーウィークも終わり、中学校では体育祭の準備が本格化してきました。
菫中学校では修学旅行も終わり、今年度も折り返しにさしかかっていますね。
さて、最近日が暮れるのが早くなりましたね。
教室で授業をしていても、「もう夕方や~」という声が聞こえてきました。
連休最終日、たまたま空を見たら・・・
すごい赤い空が✨
青空もいいですが、夕焼けも好きなんです。
ところで、なぜ夕焼けが赤いのか。みなさん知っていますか?
実は”光の波長”がポイントです。
詳しくは、高校の物理で勉強をしますが、ポイントだけ解説しましょう。
太陽の光って、限りなく白に近いですよね。
プリズムという器具を使い、太陽の光を分解すると虹の色(赤色、橙色、黄色、緑色、青色、藍色、紫色)に分かれます。
この光は、色によってそれぞれ波長が異なります。(光は波の成分があるんです)
赤色は、波長が長く、青色は波長が短くなっています。(虹を見たとき、波長が長い赤色は外側に。波長が短い青色は内側に位置していますね)
人間の目に見える光のことを”可視光”といいます。
この可視光の範囲より外にある色のことを”紫外線”と呼んだり”赤外線”と呼んだりします。
この波長の違う光が、太陽から地球に向けて降り注いでいるんですね。
そして、太陽から地球に到着するまでに、大気の層を通ってきます。
宇宙空間、大気圏にはいろんなチリ(ゴミ)や水蒸気が含まれます。
このチリに光がぶつかってしまうと、反射してしまいうまく地球には届きません。
昼間は太陽の位置が、観測者(見る人)から近いため、地球と太陽の距離が近くなっています。
観測者までの距離が近い分、どの光も届くので、青く見えるんです。
夕方の太陽の位置は、日が傾いているため、観測者(見る人)から遠くなっています。
地球(観測者)までの距離が遠くなればなるほど、波長の短い青い光は分散され届きにくくなってしまいます。
その結果、波長の長い赤い光が多く届くようになります。
このため、夕方の空は赤く見えるんですね。
日常に隠れた現象も、実は理科の知識で解説出来るんですね。
理科っておもしろい!!
日常のふとしたことに興味を持って調べてみる。
それも立派な”学び”です。
ちょっとした気付きや学びを大切にしていきましょう。
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