講師ブログ 卒業論文Y先生 | アップ学習会 | 富雄教室
中3生はいよいよ特色選抜の発表ですね。
一般選抜の受験日も近付いてきていますので受験も大詰めになります。
さて、先生も卒業の時期になってきました。
今回は卒業論文について紹介してもらいました。難しい内容もありますが、興味がある方は読んでみてください。
僕は先日卒業論文を書き終えました。
本日は僕の卒業論文についての概要を共有しようと思うので、大学生活の参考になれば幸いです。
テーマは『高齢ドライバーについて』です。
昨今ニュース番組などで、高齢ドライバーの事故に関する報道が加熱していることがテーマ決めのきっかけとなりました。
具体的な流れとしては、まず、年齢層別の自動車事故の統計を調べました。その結果、高齢者(特に後期高齢者※1)は実際に交通社会において、比較的危険な年齢層であるとデータから判明しました。 次に、高齢者の実際の事故事例を分析しました。これにより、事故を起こしやすくなってしまうのは認知機能と身体能力の低下が要因であると判明しました。
これを踏まえ、①自動運転②テレマティクス※2の活用③免許センターへの看護師の配置④ライドシェア※3の在り方⑤ドライバー自身とその家族の行動、という5つの観点から、安全性と交通制約者の移動のしやすさを兼ね備えた交通社会を実現するための事例と提言を執筆しました。
大学では理系・文系問わず、文章を書くことが日常的に課されます。
中学国語の文法はその際の基礎となりますので、勉強しておくと今後も役に立つと思われます。
※1.75歳以上の高齢者 ※2.「テレコミュニケーション」と「インフォマティクス」を組み合わせた造語で、カーナビやGPS等の車載器と移動体通信システムを利用して、様々な情報やサービスを提供する仕組み ※3.自動車の相乗り