【中学校受験のメリット・デメリットについて教えます。】貝塚教室
こんにちは!
最近梅雨に入り、毎日じめじめして憂鬱になります。
こんなときだからこそ、効率よく物事を進めていきたいと考える今日この頃です。
梅雨が明ければ、夏休みになります。
夏休みは、中学校受験の勉強を始められる生徒が多くなる時期です。
今回は、夏前に中学校受験のメリット・デメリットについて書きます。
そもそも中学受験のメリットなのですが、
1;学校ごとに【建学の精神】と【教育理念】があります。
学校ごとに【建学の精神】と【教育理念】が、あるため事前に学校見学や説明会に行くこ
とにより、その生徒の目標・性格に合わせて学校を選ぶことが出来る。
2:効率の良い中高一貫カリキュラム
私立高校は、公立高校のように文科省の制約を受けません。
したがって、効率の良い中高一貫カリキュラムを組むことができます。
多くの私立校では中高6年間で学ぶ内容を5年間で先取り学習をし、残りの1年間は大学
入試問題の演習などに専念することができるカリキュラムになっています。
3:私立難関校の入学が有利です。
私立は、そもそも大学とのパイプを多く持っている学校が多いです。
学校推薦の枠も公立より広く多く持っていることが多く、公立に比べ私立難関校の入学が
有利です。
以上の点がメリットで上げられます。
デメリットは、どのような点かというと
1:学校とはまったく違うレベルの難しい問題を解く必要があります。
難関の私立中学受験では、小学校で勉強している内容とはまったく別と言っていいくらい
難しい内容が出されます。
学校のテストは習った内容を身につけているかを「確認」するためのものですが、私立中学
入試問題は「選抜」するための問題です。
学校の指導要領を大幅に逸脱する内容が入試で問われるのは、中高大の入試の中で中学受
験だけです。
学校のテストで満点を取り続ける子供でも、中学受験模試では0点近いということもありま
す。
2:勉強が嫌いになったり、勉強が出来ないと思い込んだりすることもあります。
中学受験の内容はレベルが高く、たとえば理科と社会は中学校よりも「広く、深い」内容にな
ります。
子供によっては「自分は勉強ができない」と思いこんだり、親からの「勉強しなさい」という
言葉が勉強アレルギーを引き起こしたりすることもあります。
また、中学受験終了と同時に燃え尽きてしまうのもよくあることです。
3:難関私立入試は、狭き門です。3人に1人しか第1志望に合格できないこともあります。
私立中学の受験倍率は多くの学校が3倍以上で、10倍を超える学校も珍しくありません。
新4年生の1学期、つまり小学3年生の2月からほぼ毎日塾に通って総額200万円以上の学
費を払って受験に臨んでも、「3人にひとりしか第1志望校に入れない」と言われています。
中学受験は年齢的なものからくる精神的な脆さから「まさか」の不合格も多く、不確定要素
も大きいのです。
私立中学受験は特殊な受験です。
お子さんの適性を考えて、慎重に判断してください。