教室長と東北大震災 | アップ学習会 | 五位堂教室
このブログには当時の建物の写真が含まれています。
前回はいつもと違って新1000円札の北里柴三郎と教室長との意外な関係をブログに書きました。
実は北里大学には岩手に拠点をもった学部があったことをご存知でしょうか?
私は卒業していましたが、2年後の3月に震災が起き、大学の仲間と6月に復興支援に現地に行きました。
当時の様子は一生忘れることはありません。あれからはや10年が経ちます。
卒業式を行った公民館も再建されているのをマップ検索でみることができ少し穏やかな気持ちになりました。
現在マップ検索でみれる公民館 2011年6月に教室長撮影の公民館
日本はどこにいても地震の被害から逃れることはできません。
現地で見聞きした経験は風化させることなく、次起こる南海トラフ地震に受け継がねばと思っております。
新1000円札 北里柴三郎 アップ学習会 五位堂教室
皆さん北里柴三郎がどのような方かご存知でしょうか?
お恥ずかしいことながら、私は大学生になるまで名前すら知らなかったです。
今回は、教室長の私の母校、北里大学の学祖北里柴三郎について少し興味を持っていただきたいです。
2024年から使用される新紙幣の1000円札の肖像に選ばれました。
1874年に東京医学校に入学し、卒業後、1886年にドイツに留学、1889年に、世界で初めて破傷風菌の純粋培養に成功、さらに1890年には破傷風菌毒素に対する血清療法を確立しました。
帰国後、福澤諭吉先生のご援助で私立伝染病研究所を設立、北里柴三郎の門下生には、黄熱病や梅毒の研究で知られている野口英世がいるなど新旧のお札の肖像にもとても縁の深い人物です。
また、
2019年より、新型コロナウィルス感染症の世界的な感染拡大が続く中、北里研究所でも治療薬を早期に見出すためのプロジェクトが進んでいるようです。
病院現場や研究所共に最前線で働いている皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
※北里研究所のHPより一部抜粋して作成しています。