たった2つのキーワードで子供のやる気を逆転させる方法!!
■子供が子供のやる気を引き上げる声掛けとは?
今週で、多くの生徒は夏休みが終わってしまいますが、お子様は夏休みは満喫できましたでしょうか?
そしてお子様は「夏休みの宿題を終えてますでしょうか?」
多くの保護者さまは宿題が終わったかの声かけにはなかなか躊躇するものです。
今回は、宿題が終わったかの声掛けについての書きました。
例えば、こんな会話はよくあるのではないでしょうか?
【NGパターン】
お母さん:〇〇、学校の宿題はもう終わった?
〇〇くん:もう少しで終わるよ!
お母さん:本当?そんなこと言って、またいつもどおりギリギリになんじゃないの?
〇〇くん:だ!か!ら!もう少しって言ってるやん!
お母さん:こんなペースだと間に合わないでしょ?なんでもっと前からやらなかったの!
〇〇くん:うるさい!今からやればいいんでしょ!
■こういった会話はよくありますが、こうなってしまうとお子様は宿題を捗らせるどころか、全くやらなくなるかもしれません。
【GOODパターン】
お母さん:〇〇、学校の宿題は終わった?
〇〇くん:もう少しで終わるよ!
お母さん:すごいね!計画的にできたのね!
〇〇くん:え?別に普通だよ。
お母さん:どのくらい出来ているか、見てもいい?
〇〇くん:ダメ!大丈夫だから心配しないで。
お母さん:わかった。じゃあ終わらせたら教えてね。
■この会話のポイント
1.「計画的に」というキーワード
お子様も年齢とともに、「本当は宿題は早くしたほうがいい」と感じるようになってきます。
一方で、それとは逆の「宿題は嫌だなぁ」という気持ちが葛藤しているのです。
その葛藤を外から指摘されてしまうと、痛いところを突かれたようにNGパターンのような反応になってしまいます。
GOODパターンのように「計画的に」というキーワードでお子様の理性を刺激してあげることで、理性的なコミュニケーションに繋がります。
2.「見てもいい?」というジャブ→あまり食い下がらない
お子様も思春期に入ると、保護者様の管理から逃れようとします。
これは成長の過程で必要なものであり、正常な反応です。
ただし、見られていないとまだまだ自己コントロールまではできない子が多いのも事実。。。
なので「見てもいい?」というジャブはお子様に「自分でコントロールできてるかどうか」を客観的に気づかせるキーワードです。
大事なのは「私がコントロールしようか?」と押し付けるのではなく、「自分でコントロールできているか気づかせる」ことです。
■宿題をやるかどうか、いつやるかは、お子様自身の問題
NGパターンのように、親が子どもを責めても宿題が捗るとは限りません。
親が宿題をやったかどうかという結果だけに注目すると、良い結果は絶対に生まれません。
(大人もそうですよね?「もう洗濯は終わった?」「なんでまだ掃除してないんだ!」「もっと仕事を頑張れ!」と言われるより「大丈夫?手伝おうか?」と言われる方がスッキリするはずです。)
関心を示すことで、「前向きに向かえているか」「トラブルは起こっていないか」を確認してあげることが大事です。
との際にいちばん重要なのは必ず、「結果でなく過程」へ目を向けてあげることです。
子供の行動や結果を見ていると、つい言いたくなってしまう気持ちは理解できますが、
子供の精神的な成長のためにも、前向きな気持で残りの夏休みを過ごし、プラスの気持ちで2学期を向かえられるようにしていきましょう。