大阪府公立高校 入試制度と内申点の計算方法

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中学生の皆様へ

長期休暇に入る前に終業式があり、必ず通知表が渡されていると思います。
 「前より5が増えた!」
 「2が3になった!」
 「まだ1がある…」
など、一喜一憂していると思います。

この通知表の数字は、その学期の成績です。
入試においては、【内申点】となるものです。
単に、一喜一憂して終わるのではなく、その成績が入試にどうつながるのかも知ったうえで、次につなげることが重要です。

大阪府の入試制度は年々変化しています。
最新の情報を確認しておきましょう。

平成29年度からの入試制度について

<調査書評定(通知表の成績)の府内統一ルールと入試での活用方法>

※現中学3年生のルール

今年度実施の「府内中3チャレンジテスト」の平均点をもとに、各中学校等の「評定平均の範囲」を決定し、3年生全員の全教科の評定平均が範囲に収まるように、個人の評定を決定する。

学年 入試 チャレンジテスト 入試での対象学年
現中3 29年度 中2生時受験分と今年度中3実施分 2年(1):3年(3)
現中2 30年度 中1生時受験分と来年度実施分 1年(1):2年(1):3年(3)
現中1 31年度 来年1月実施分から 1年(1):2年(1):3年(3)

入学者選抜の方法

 <総合点>

 一般選抜:900点満点 ⇒
学力検査の成績450点満点 ※5教科(国社数理英)各90点 / 調査書の評定450点満点 

※2学年の評定2.5倍 3学年の評定7.5倍

 特別選抜:450点満点 ⇒
学力検査の成績225点満点 ※5教科(国社数理英)各45点 / 調査書の評定225点満点 

※2学年の評定1.25倍 3学年の評定3.75倍


<倍率タイプ>

タイプ ①学力検査成績にかける倍率 ②調査書評定にかける倍率 ①と②の比率
1.4倍 0.6倍 7:3
1.2倍 0.8倍 6:4
1.0倍 1.0倍 5:5
0.8倍 1.2倍 4:6
0.6倍 1.4倍 3:7

自己申告書の提出

大阪府の公立高校には自己申告書の提出が必要です。

作文を書く習慣がない生徒や自分のことをうまく表現できない生徒は多いと思いますので、「自己申告書の内容」や「書く際のコツ」は簡単に抑えておきましょう。

こちらのブログを参考にしてみてください。

  ⇒ 自己申告書の書き方は3つのポイントで乗り切ろう!!

合否の出し方について

 <一般選抜>

 1.受験者を総合点の高い順に並べ、上から順に募集人数の110%に相当する人を選抜する。

 2.総合点の高い人から募集人員の90%に相当する人を合格とする。

 3.合格が決まっていない人(ボーダーゾーン)の中から、自己申告書や調査書の内容が各校のアドミッションポリシーに合う人を総合点の順位に関わらず優先的に合格とする。

 4.募集人数に達していなければ、残った者のうち総合点の高い人から順に、募集人員を満たすまで合格とする。


 <特別選抜>

 1.学力検査の成績が一定以上だった受験生のうち、各校のアドミッションポリシーに合う人から順に、募集人員の50%を合格とする。

 2.合格が決まっていない人の中で、総合点の高い人から順に、募集人員を満たすまで合格とする。


入試制度は非常に複雑なところがあります。
私たちは個別指導のプロとして、それぞれの状況を正確に判断し、最善の道をご提案しています。
ぜひ、一度ご相談ください。



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